ファルコン植物記(1803)黄色の花【アイスランドポピー】
1月
13日
ケシ科ケシ属の宿根草ですが、日本の高温多湿の気候には弱く、秋蒔きの一年草扱いで、園芸的に単に「ポピー」といえば、本種を指しています。
和名では「シベリアヒナゲシ(西利比利亜雛罌粟)」ですが、1759年に北極探検隊に加わっていたロシアの植物学者がシベリアで発見したのが、名称の由来です。
花茎の頭部に薄手の和紙のような花弁の花をつけ、野生種では黄色と白色ですが、園芸品種では橙色をはじめ、桃入り、淡い黄白色などがあり、またこれらの各色の絞り模様など多彩です。