久しぶりに、おでんの「玉子」(130円)と「スジ」(150円)を注文です。
立ち飲み【鈴ぎん:福寿】として「おでん」は 看板メニュー のひとつですが、やはり夏場の暑いときには注文が少なくなります。
昨年までは、夏場に「おでん二品」を頼みますと、サービス品として「枝豆」が付いてきましたが、今年は取り止めになりました。
ささやかな庶民の楽しみも、昨今の不景気な飲食業界の状況では、無理からぬことのようです。
高速神戸駅改札口内にある【嵯峨御流】の<生け花>のショーケースには、他駅のように生けられている先生の名札は、なぜか置かれていません。
何作品か拝見させていただいておりますが、同じ流派でも個性が出るようで、なんとなく三人の先生が交代で生けられているのではないかと推測しています。
今回の<生け花>、葉に切れ込みの入るサトイモ科の「モンステラ」、黄色の「ヒマワリ」、花穂状の花序の花茎(名称はわかりません)という構成でした。
ほぼ真正面からの写真ですが、「モンステラ」の裏側に隠れた「ヒマワリ」もあり、三方ガラス張りのショーケースとして、斜めからの目線も考慮されているのかなと、拝花しておりました。
夕方からの営業でしたが、ようやくランチタイムの営業をされているのを見つけました。
好きな「麻婆豆腐」の文字に惹かれて、「日替わり定食」(700円)です。
副材は、「玉子焼き・唐揚げ・キャベツ」と「ザーサイ」と「スープ」です。
わたし的には「麻婆豆腐」の辛さは控えめでしたが、挽き肉も多く、しっかりとした味付けで、ご飯がすすみました。
羽化したばかりでしょうか、きれいな姿の【キエダシャク】と遭遇しました。
シャクガ科エダシャク亜科の「蛾」で、開帳巾40ミリ程度の大きさです。
黄色地に赤褐色の線が一本横に走り、前翅の先端は尖り、端部には赤褐色のぼかしが入っています。
幼虫はノイバラを食草とし、平地から低山間部の林縁周辺で見られ、梅雨の6~7月ごろに出現します。
偶然とはいえ、同じ日に白色と赤色の【クジャクサボテン(孔雀仙手掌)】を見つけますと、なんだかいい気分でした。
サボテン科クジャクサボテン属に分類されており、花色はこのほかに黄色があります。
【クジャクサボテン】はノパルホキア属をもとに、近縁のサボテン科の植物数属と交配させて改良された品種で、原生地では岩や木の上などに着生して育っています。
植物本体は平たい板のような形状ですが、これは茎が変形したもので<茎節>もしくは<葉状茎>と呼ばれています。
交配によって育成された【クジャクサボテン】のほとんどは昼間に開花しますが、夜に咲く妖艶な姿と強い香りが特徴的な「ゲッカビジン(月下美人)」も人気があり、クジャクサボテン属の仲間になります。
今宵は 「ところてん」 でビールを楽しみましたが、<えっちゃん>から【鶯ボール】のおすそ分けをいただきました。
1930(昭和5)年に発売された【鶯ボール】は、関西人なら誰でも知っているロングヒット商品ですが、本社は神戸市長田区にあり、創業は1907(明治40)年3月と歴史を重ねてきています。
戦前は時代背景もあり「爆弾ボール」や「肉弾ボール」と呼ばれていましたが、戦後になり形がうめの花に似ていることから「梅に鶯」をもじり【鶯ボール】と名称を変えました。
この3月4日(水)、JR新大阪駅の「エキマルシェ新大阪」に【鶯ボール】専門店をオープン、6月15日(月)からは夏期限定のフレーバー『瀬戸内のレモン』が発売されます。
昨年から1年ぶりになる 「ところてん」 (250円)を、ビールの肴にしました。
和辛子と二杯酢で、あっさりとした口当たりです。
「ところてん」は全体の98~99%が水分で、あとは多糖類(ガラクタン)です。
一時期(今も?)、「ところてんダイエット」が流行りました。
「ところてん」だけですと一人前3~4キロカロリーしかなく、二杯酢や辛子を付け足しても30キロカロリー程度しかありませんので、確かにダイエットには効果的だと思います。
「ところてん」は中国から遣唐使が日本に持ち帰ったとされていますが、材料に海藻の「テングサ」を用いていますので、当時は「凝海藻(こるもは)」と呼んでいたのが俗に「こころふ」となり漢字では「心太」と表示、「こころてい」から「こころてん」、そして江戸時代に「ところてん」へと落ち着きました。
山すその木の幹に、<ツタ(蔦)>が絡み付いていました。
<ツタ>はブドウ科ツタ属のつる性落葉性本木で、ツタ属の植物を総称して用いられることが多いようです。
葉は掌状に浅く裂けるか完全に分かれて複葉になり、<まきひげ>の先端が吸盤状になっていて対象物に絡み付いて成長していきます。
<ツタ>といえば、旧阪神甲子園球場の外壁を覆う姿が印象的でしたが、球場の完成当時(1924年)の外壁がコンクリートのままで、見た目を向上させるために植えられました。
また、<ペギー葉山>のヒット曲『学生時代』の歌詞に「つたの絡まるチャペル」とありますが、これは青山学院の「チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂」のことです。
枝先まで絡み付いた<ツタ>ですが、この先絡み付く対象がない場合、どのように成長していくのかと、気になるところです。
午前中で仕事は一段落、ちょっと喉を潤しがてら、お昼ご飯は【五郎】に顔出しです。
いつもより遅めの顔出しとなり、お客さんで一杯かなと心配しながら扉を開けましたが、運よく座ることができました。
本日のメイン料理は<蒸し豚の梅しそ和え>で、<インゲンの胡麻和え・厚揚げ煮>の小鉢物です。「豚肉」と一緒に蒸されたたっぷりの「もやし」が、いい味わいでした。
女将さんと「今日の献立にある「大葉」か「しそ」か、「インゲン」か「三度豆」かとの言い方で年齢がわかりますよねと、隣客を巻き込んで、たわいもない会話を楽しんでおりました。
表面に「アーモンド」が飾られた、【POMPADOUR(ポンパドウル)】の「くるみパン」(194円)です。
モチッとしたパン生地にたくさんの「クルミ」が練り込まれていて、香ばしい「アーモンド」の味とよく合っていました。
「クルミ(胡桃)」はクルミ科クルミ属の落葉高木の総称として使われますが、またそれらの木々から採集できる種子(仁)を加工したナッツを指しています。
「クルミ」の成分はなかなかの優れもので、悪玉コレステロール値を下げ、滋養強壮、抗酸化作用、神経沈静作用などの効用があり、パンひとつで手ごろな量の「クルミ」が摂取できた感じです。
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