見た目は「クロワッサン」のように見えますが、バターやマーガリンを多用しておらず、ほんのりと塩味がする、【POMPADOUR(ポンパドウル)】の「塩ロールパン」(129円)です。
使用されている「塩」はフランス西海岸、ブルターニュー地方の「ゲランド塩田」で、昔ながらの製法を守る塩職人(パリュディエ)により生産されたゲランドの塩が使われています。
長さ約16センチばかり、クロワッサンの形からバターの甘みを期待しますと、予想外の味に驚くことになりそうです。
今年も道路脇の植樹帯で、【クチナシ(梔子)】が咲き始めています。
アカネ科クチナシ属の常緑低木で、葉脇から短い柄を出し、一個のずつ白色のはなを咲かせますが、時間と共に花弁は黄色く変化していき、花後には赤黄色の「果実」を実らせます。
この【クチナシ】を見つけますと、つい<渡哲也>の『くちなしの花』を口ずさんでしまいます。
1973(昭和48)年8月にリリースされ、翌年の1974年にシングル売上7位を記録、年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場しています。
1974(昭和49)年と言えばまだまだ演歌が全盛期の時代で、<五木ひろし>の『夜空』、 <殿さまキングス>の『なみだの操』、<森進一>の『襟裳岬』などが流行っていた時代で、不思議と昔の唄だけは忘れないようです。
若年性アルツハイマーの女性「アリス」が記憶を失っていく日々をつづった全米ベストセラー小説『静かなるアリス』(2009年9月・著者: リサジェノヴァ)を映画化した『アリスのままで』が、2015年6月27日より全国で公開されます。
「アリス」役を演じた<ジュリアン・ムーア>が第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。
ニューヨーク、コロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者「アリス」は、講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなるといった事態が続きます。やがて若年性アルツハイマー症と診断され、家族の介護もむなしく、「アリス」の記憶や知識は日々薄れていきます。
そんなある日、「アリス」は記憶が薄れる前に自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとします。
「アリス」の夫を<アレック・ボールドウィン>、2人の娘を<ケイト・ボスワース>、<クリステン・スチュワート>が演じています。監督は、本人自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を抱える<リチャード・グラッツァー>が務めています。
本日の神戸の天気、二三日前の天気予報では夕方から雨、今朝は21:00頃から傘マークでしたが今は消え、西の空に正午月齢<3.5>の月と金星がきれいに並んでいます。
梅雨時の天気予報ですので正確な予報も難しいとは思いますが、今宵は雨が降る前に帰宅しようと赤提灯での一杯を、手早く切り上げた人も多かったのではないでしょうか。
わたしも一周年記念を16日~18日にされていた <立ち呑み「しゅう」> さんの大将と女将さんに、「お疲れ様でした」のご挨拶をして 「マカロニクリーム煮」 で軽く呑んで帰宅しました。
雨が心配で早めに切り上げたのですが、帰宅時に綺麗なお月さんを眺めていますと、4対1でヤクルトに勝った阪神タイガースファンの甲子園帰りの人達と、もう少し楽しい会話で盛り上がれたかなと、ちょっぴり残念な気持ちになりました。
今週は仕事の関係で、あまり飲み歩かずに、家呑みの日が続いています。
<立ち呑み「しゅう」>で 「マカロニクリーム煮」 で軽く呑んであとは、ファルコンシェフのワンプレート料理の登場です。
今宵も冷蔵庫の半端に残った<鶏肉>を使い、<キャベツ・ピーマン・玉ねぎ>とで炒め、残り物の<スモークポーク>、<目玉焼き>を盛り付けて完成です。
軽く一杯帰りの食事としてちょうどいい塩梅の量で、おいしくいただきました。
瓶ビールの肴として、「グラタン」 やこの「マカロニクリーム煮」(200円)は相性がよく、またわたしの好物でもあります。
日本で初めて麺状の「ロングパスタ」が作られたのは1883(明治16)年、フランス人宣教師<マリク・マリ・ド・ロ>神父が長崎県長崎市に工場を建設して製造を始めたのが最初です。
ショートパスタとしての「マカロニ」は1908(明治41)年、新潟県加茂町(現加茂市)で製麺業を営んでいた<石附吉治>氏が、横浜の貿易商から製造を依頼され、独自にマカロニ製造機を発明して国内で初めて製造しています。
加茂市では商工会議所が「加茂のマカロニ」を販売、「マカロニのお漬物」や「マカロニチップス」などのご当地物が作られています。
「北陸の小京都」と言われている加茂市ですが、全国生産量の7割を占める「桐箪笥」が有名で、女優の<樋口可南子>さんの出身地です。
簡単に「そば焼き」(神戸っ子は「焼きそば」とはいいません)にしようかなと作り始めたのですが、玉子で巻いた【オムソバ】の登場がまだだとおもい、予定変更です。
「プレーンオムレツ」を原点に、ファルコンシェフとして玉子で巻いた料理は 「オムライス」 ・ 「オムレツ」 ・ 「オムスパゲッティ」 ・ 「とん平焼き」等 どれも好きなメニューです。
<豚ばら肉>から出る脂で<キャベツ>を炒め、そばは<ウスター・トンカツ>と2種類のソースで味付け、仕上げは玉子の上に辛口の<ドロソース>です。
「そば焼き」の量が多く、玉子で包み込むのに苦労しましたが、おいしくいただきました。
家屋内にて「ハエ」等の小昆虫を捕獲してくれる【チャスジハエトリ】の<メス>と、久しぶりに遭遇です。
クモ目ハエトリグモ科の「蜘蛛」ですが、「蜘蛛」を毛嫌いされる人も多いようですが、益虫として繁殖してほしいのですが、我が家の同居人として遭遇する機会はあまりまりません。
体長は10ミリ程度、黒褐色で背面に1本の白い縦条が入る特徴を持ち、小さな体の割には太い脚で、単眼が発達しています。
性的二形が顕著で、<メス>は腹部の黒褐色の中央よりやや後方に白い斑紋が対で入っており、白い縦条の目立つ <オス> との区別は容易です。
本来のラン科シラン属の「シラン」は名称通り赤紫色の花ですが、白色の 「シロバナシラン」 や、花弁が薄桃色で唇弁(リップ)の先端が紅色になる「口紅シラン」、淡い青紫色の「アオバナシラン」があります。
同属の植物に、淡い桃色花の「アマナラン」もあり、黄花を咲かせる「キバナハッキュウ(黄花白及)」、草丈の低い「キバナショウハッキュウ(黄花小白及)」などがあり、これらは中国南部~台湾に分布、やや耐寒性に劣ります。
某住宅の植木鉢で見つけた写真の品種、「キバナハッキュウ」ということもあるのですが、一応花弁の色合いから無難に【キバナシラ(黄花紫蘭)】としています。
どちらにしてもあまり見かけない花弁の色だけに、嬉しくなりながら撮影をさせていただきました。
以前に読んだ著者の 『ちゃんちゃら』 は、千駄木町の庭師一家を描き、豊富な植物の知識に驚くとともに、これはシリーズにならないかと期待していましたら、本書が(講談社文庫)の3冊目として発行されていました。
本書も植物と関係する大阪天満の青物問屋を舞台に繰り広げられる、江戸時代を背景とする物語です。
主人公<知里>は饅頭屋の娘でしたが、美濃岩村藩の江戸詰め藩士の<三好数馬>と夫婦になりますが、大阪の赴任先で<数馬>は突然の病で亡くなってしまいます。
後家となった<知里>は、手習いの見習いで長屋生活を始めますが、江戸の気風の違う大阪の世界に戸惑うばかりで、ある日泥棒に入られ、夫との思い出の花簪まで盗られてしまいます。
家賃を払うこともできずに途方に暮れているとき、青物問屋「河内屋」の若旦那<清太郎>に声を掛けられ、奥女中として<清太郎>の母<志乃>に仕えることになります。
若旦那の<清太郎>は遊び人で数々のトラブルを起こし、父親から廃嫡を言い渡される立場に追いやられますが、いつしか<知里>は若旦那の行動に惹かれていくのでした。
本書も蔬菜として地場の野菜が数々登場してきますし、小気味よい大阪弁の展開(著者は大阪生まれ)で、大いに楽しめた一冊です。
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