いつの間にか部屋内に全長15~6ミリの小さな<蜂>が舞い込んでしまい、逆光での撮影になりましたが、口と脚で獲物を捕まえている様子は見て撮れると思います。
<蜂>は大きく分けて、花の蜜や花粉を採集する「ハナバチ(花蜂)」と、狩りをして餌を集める「カリバチ(狩り蜂)」とに分けられ、また「カリバチ」は 「スズメバチ」 や 「アシナガバチ」 のように大きな巣で社会性を持った<蜂>と、単独で巣作りをする<蜂>とに大別できます。
「カリバチ」は、母蜂が子育てのためにたの昆虫や蜘蛛を刺して毒で麻痺させ、巣に持ち帰ってそれに産卵、孵化した幼虫は餌として食べて成長します。
腹部の4本線を頼りに「ドロバチ」系か「ツチバチ」系かなと予測しながら図鑑とにらめっこしておりましたが、逆光では細部の確認ができず、同定するまでには至りませんでした。
<ボタン>はボタン科ボタン属の落葉小低木の総称として用いられ、原産地は中国、原種は5種ばかりあり樹高は3メートルですが、接ぎ木で育成される園芸品種では1~1.5メートルです。
写真は【聖代(せいだい)】ろいう品種ですが、和名の由来は分かりませんでした。
濃い桃色の千重咲きの大輪で花径15センチばかり、株の勢いが強い品種で、花弁の先端部分が半透明になり、ぼかしめいた雰囲気が妖艶です。
<ボタン>は8世紀頃の奈良時代に、中国より薬用植物として渡来していますが、前後に編纂されている日本で現存する最古の和歌集『万葉集』には、<ボタン(牡丹)>は登場していません。
平安時代には観賞用に植えられているようで、<清少納言>の『枕草子』(143段)には、<台の前に植ゑられたりける牡丹などのをかしきこと>などと登場しています。
また<藤原道綱母>の『蜻蛉日記』(天禄2年6月)には、<何とも知らぬ草どもしげき中に牡丹草どもいと情けなげにて、花散りはてるを見るにも>とあり、観賞用として親しまれていたのが読み取れます。
今宵は「魚介類」に縁がある日のようで、ビールの肴として選びました 「タコの天ぷら」 に始まり、 「鱧ちり」 をいただき、お土産として<えっちゃん>から 「辛党のファルコンさんに」ということで、福岡市にあります<セキワ物産>の「明太屋の鮭ハラス」をいただきました。
鮭はチリ産の<トラウトサーモン>の「ハラス」を使用、<白ワイン・柚子こしょう>を隠し味として明太子のタレに漬けこんだ商品です。
「ハラス」ですので、脂がよく乗った部位で焼くだけでおいしいのですが、明太子のたれとの相性もどのような味を醸し出しているのか、興味津々です。
今宵は 「タコの天ぷら」 を肴として呑んでいましたが、<えっちゃん>から【鱧ちり】のおすそ分けをいただきました。
ウナギ目ハモ科ハモ属に分類され、鋭い歯を持ち人に向かってくるので「食む(はむ)」、「咬む(はむ)」に由来しています。
瀬戸内海や紀伊水道が名産地で、どちらかというと関西の庶民の味として親しまれ、産卵期は4月~9月、産卵期前から産卵期が旬となります。
小骨の多い魚で、一寸に24の「骨切り」をしなければ素材とはなっりません。
「骨切り」したものを湯に落とし、冷水にとって仕上げたモノを、大阪では<ちり>、京都では<落とし>と呼ばれ、梅肉酢をつけて食べる味は、関西の夏の風物詩です。
いつも通りカウンターに並べられている小鉢物を眺め、今宵の肴は「タコの天ぷら」にしました。
天ぷら類としては 「イカの天ぷら」 や 「海老のかき揚げ」 はありましたが、「タコの天ぷら」は初めての登場です。
ウスターソースで食べるのもおいしいのですが、関西の立ち呑み流としては、「おでん出汁」をかけて、「一味(七味)」を振りかけ食べるのが、一般的です。
「おでん出汁」を吸い込み柔らかくなった衣がいい感じで、おいしくいただきました。
神戸開港150年記念事業の一環として、リニュアルされるメリケンパーク内に2017年4月開店をめざし「スターバックス 神戸メリケンパーク店」が出店します。
店舗面積360平方メートル、店内80席、テラス席50席と、西日本最大の規模で、公園内の施設としても初の店舗になります。
2階建で、四季折々の公園が楽しめ、2階のテラス席からは、神戸の街並みをはじめ、神戸港までパノラマ景色が見渡せます。
イベントも多いメリケンパークですので、多くの人で賑わうかなと、気になるところです。
今の時期らしい花材として 「アヤメ」 が凛とした姿で生けられている<佐々木房甫>先生の作品でした。
桃色の「カーネーション」、そして橙色の 「ベニバナ(紅花)」 が彩りを添え、まだ蕾のままが多くあり、これからの開花する色合いが楽しみです。
右下に伸びる葉物は、覆輪の入る 「ギボウシ(ホスタ)」 の葉が用いられていました。
花器の重量感も良く、全体的に落ち着いた構成だと、拝花させていただきました。
「松屋」のお店の跡に、系列店として3月に開店した【松のや】では、「味噌ロースかつ定食」 (600円)や 「ロースかつ丼」 (490円)を食べてきていますが、どれも値段に比べてお得感のあるメニューでした。
今回出向きますと、5月12日(目)から5月19日(木)まで、「ワンコインフェアー」と銘打ち、3種類のメニューがあり、「チーズトマトささみかつ」(500円)を選びました。
大好きな千切りキャベツも山盛りに添えられ、「ささみかつ」のソースは、「エビチリソース」の味に似たピリ辛味の味わいで、おいしくいただきました。
もう少し早めに「ワンコインフェアー」を知っていれば、3種類とも食べれたのが残念です。
【ツバメ】は翼が大きく飛行に適した細長い体形をしていますが、脚は短く歩行向きではなく、巣作りの泥を集めるとき以外はあまり地面に降り立つことはありません。
巣は泥と枯草を唾液で固めて造られ、民家の軒先など人が住む環境と同じ場所で繁殖する傾向がありますが、これは天敵である「カラス」が近寄りがたい場所だと考えられています。
産卵期は4月~7月頃、主にメスが抱卵して13日~17日間で雛が誕生、その後巣の中で20日~24日間、親から餌をもらいながら成長して巣立っていきます。
「ツバメの巣」は昔から人の出入りの多い家や商家などの目印とされ、商売繁盛の象徴として扱われ大事にされてきました。月見山駅南側にある <つきみやま商店会> は「ツバメの巣」が多く、【ツバメ】を商店会のキャラクターとして活用しています。
前回は「ハクモクレン」の葉の間にとまっていた後ろ姿の 「プライアシリアゲ」 でしたが、運よくアルミサッシの溝で発見、翅の模様がきれいに撮れました。
シリアゲ目(長翅目)シリゲ科に分類され、前翅長18ミリ程度の大きさ、細長い体に細長い触角と細長い脚を持ち、膜状の翅です。
体色は黒色で、脚と腹部接合膜、前胸背前方は黄褐色をしています。翅の模様は個体変異が多く、北日本では模様がありません。
完全変態の昆虫として、古生代最後のペルム紀(約2億9900万年~約2億5100万年前)の化石が見つかっていますので、まさに「生きた化石」と呼ぶことができます。
「トンボ」や「ゴキブリ」の化石も古生代から発見されていますが、これらはいずれも<蛹>にならない「不完全変態」の昆虫たちです。
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