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- 今年の読書(60)『藝人春秋』水道橋博士(文春文庫)
単行本の刊行は、2012年12月ですので、若干昔のエピソードになりますが、それはそれでその後の芸能生活の流れがよく理解でき、楽しめました。
本書には、芸能界を生き抜く(ライブドアの<堀江貴文>もいます)大御所と呼ばれる人たちを著者の目線から切り崩し、彼らの実態を浮かび上がらせています。
<そのまんま東(東国原英夫)>から始まり、<石倉三郎>・<古舘伊知郎>・<テリー伊藤>・<北野武>・故<ポール牧>たちとのあからさまな日常が描かれ、著者との交友録として面白く読み終えれました。
最後の「あとがき」で、芸能界一の読書家と言われた故<児玉清>さんが登場、奇しくも明日5月16日(2011年)が命日だと知り、これまた不思議な縁に驚いています。
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