今年の読書(60)『藝人春秋』水道橋博士(文春文庫)
5月
15日
本書には、芸能界を生き抜く(ライブドアの<堀江貴文>もいます)大御所と呼ばれる人たちを著者の目線から切り崩し、彼らの実態を浮かび上がらせています。
<そのまんま東(東国原英夫)>から始まり、<石倉三郎>・<古舘伊知郎>・<テリー伊藤>・<北野武>・故<ポール牧>たちとのあからさまな日常が描かれ、著者との交友録として面白く読み終えれました。
最後の「あとがき」で、芸能界一の読書家と言われた故<児玉清>さんが登場、奇しくも明日5月16日(2011年)が命日だと知り、これまた不思議な縁に驚いています。