『カミノフデ 怪獣たちのいる島』@<村瀬継蔵>監督
7月
20日
「ゴジラ」シリーズなどで怪獣造形の礎をつくった美術造形家<村瀬継蔵>が、88歳にして初総監督を務め、自身が1970年代に香港の映画会社ショウ・ブラザーズからの依頼で制作したプロットを基に映画化した特撮ファンタジー『カミノフデ 怪獣たちのいる島』が、2024年7月26日より公開されます。
特殊美術造形家の「時宮健三」が他界しました。孫の「朱莉」は「時宮」の仕事に良い思い出がなく、複雑な心境でファン向けのお別れ会に参列します。そこには特撮ファンである同級生「卓也」も来ていました。「朱莉」と「卓也」は、「時宮」が作ろうとしていた映画『神の筆』に出演予定だったという男「穂」積との出会いをきっかけに、その映画の世界に入り込んでしまいます。そこでは、映画には登場しないはずの怪獣ヤマタノオロチがすべてを破壊しようとしていました。
NHK大河ドラマ『八重の桜』の<鈴木梨央>が「朱莉」、音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして活躍した<楢原嵩琉>が「卓也」を演じ、<釈由美子>、<斎藤工>、<佐野史郎>、<樋口真嗣>が共演しています。
「仮面ライダー」シリーズなどのデザイナーとして知られる<高橋章>がオリジナルコンセプトデザインを担当したほか、「ゴジラ」シリーズの怪獣デザインを手がけた<西川伸司>、「雲の神様」と呼ばれる背景絵師<島倉二千六>ら日本を代表する特撮クリエイターが参加しています。