『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』@<小林啓一>監督
8月
4日
アイドルグループ「櫻坂46」の<藤吉夏鈴>(22)が映画初主演を務め、高校の新聞部を舞台に、社会の隅から大人たちの闇を暴いていく高校生たちの姿を描いた『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』が、2024年8月9日より公開されます。
文学オタクな高校1年生の「所結衣」は、あこがれの若手作家「緑町このは」が在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学しますが、肝心の「このは」が正体不明の存在だということを知ります。入部を希望していた文芸部の部長から、入部の条件として「このは」の正体を突き止めてほしいと頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することになります。
個性的な部員たちに振り回されながらも新聞部の新米記者として活動するうちに、新聞や記者の仕事の魅力にひかれていく「結衣」でした。やがて学園に隠された闇が次第に見えてきたことで、「結衣」は決断を迫られます。
主人公の〈トロッ子〉こと「所結衣」を<藤吉夏鈴>が演じ、<髙石あかり>、<久間田琳加>、<中井友望>が新聞部の文芸部の部員役で共演。日本大学藝術学部映画学科に在籍していた原案者の<宮川彰太郎>が、高校生のときに考えたアイデアを、大学の授業の課題であったオリジナル映画の企画書にして提出し、それが同学部の非常勤講師を務めていた『アルプススタンドのはしの方』などの企画プロデューサーとして知られる<直井卓俊>の目に留まり、映画化実現に至った作品です。