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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(931)【クロモンウスチャヒメシャク】

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ファルコン昆虫記(931)【ク...
シャクガ科ヒメシャク亜科の【クロモンウスチャヒメシャク】は、「コベニスジヒメシャク」「キオビベニヒメシャク」などの仲間です。

幼虫が「シャクトリムシ」として知られるシャクガ科は、日本では約880種が分類されています。

開帳約30ミリほどの小さな「蛾」です。翅は赤味を帯びた茶褐色で、後翅の表側に白点の黒い紋が1対、明瞭な茶色の小斑点が二列あり、腹部は珍しい桃色で同じく茶斑点があるという分かりやすい特徴が見て取れます。

成虫は、6月~7月と11月~1月に見られ、本州では比較的珍しい種とされ、記録は少ないようでファルコン昆虫記に記録できたことは嬉しい限りです。幼虫が何を食べているか、わかっていません。触覚が糸状ですのでメスの個体です。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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60年ぶりに確認「キイロネクイハムシ」

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発見された「キイロネクイハムシ... 発見された「キイロネクイハムシ」(画像:京都大学の曽田貞滋教授提供)
日本では絶滅したとみられていた水生昆虫「キイロネクイハムシ」を滋賀県の琵琶湖で見つけたと、京都大学の<加藤真教授>(生態学)らが発表しています。国内での確認は約60年ぶりとなるそうです。

「キイロネクイハムシ」は一生を水中だけで過ごすのが特徴で体長約4ミリ程度。酸素濃度が高く水質の良い池などに生息します。

<加藤真教授>が別の虫の研究で琵琶湖から水生の植物を持ち帰って調べたところ、「キイロネクイハムシ」の雄1匹を今年2月に発見。その後、琵琶湖の同じ場所から採取した別の植物からも雄と雌計2匹を見つけています。

「キイロネクイハムシ」は世界で初めて神奈川県で見つかり、1885年に新種として発表されていました。
#ハムシ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(930)【ヒメウラナミジャノメ】(12)

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ファルコン昆虫記(930)【ヒ...
翅に金環紋を持つチョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の【ヒメウラナミジャノメ】です。

この金環蛇の目紋の数は、後翅裏に5つありますが、まれに6つから8つほど持つ個体もあり、遭遇する機会の楽しみですが、「蝶」の撮影好機は逃しがちになりますので吸い蜜行為状態以外は、すぐに飛び去りますので、蝶の向きなどの構図を気にする余裕はなく、まずは撮影というのが失敗を重ねてきた経験則です。

斜めからの構図ですが、表翅の蛇の目紋はなんとか撮影できていますが、鱗粉が剥がれた感じで痛々しい姿です。

タテハチョウ科の蝶は前脚が退化して短くなっています。そのため見た目には脚が4本で止まっているように見えますが、頭部と前の脚(中脚)の間に小さく折り畳まれた前脚があります。この前脚は歩行や掴まるためには役立ちませんが、先端に生えた感覚毛で味を感じることができ、感覚器官としての働きに特化しています。食事や産卵の直前には餌や幼虫の食草・食樹の表面に前脚を伸ばし触れる動作を行ないます。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(930)【モンシロチョウ】(21)

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ファルコン昆虫記(930)【モ...
プランターの周辺を偵察中の【モンシロチョウ】と遭遇しました。飛び方を見ていますと、どうも止まってくれそうにもなく、ダメもとで、飛翔中の姿を狙ってみました。

飛び去る前の1回だけの撮影チャンスでしたが、運よく両翅を広げている姿を捉えることができました。

コンパクトデジカメでの撮影ですが、飛翔の姿がよくわかり、葉の上などの休息状態とはまた違った生態の記録となりました。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(929)同定できない〈迷宮の蛾〉(19)

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ファルコン昆虫記(929)同定...
目新しい昆虫との出会いは心が踊りますが、その反面に種の同定作業に困難を極める場合が多いのも現実です。

今回のチョウ目(鱗翅目)の「ガ」も時間をかけて調べましたが、同定できませんでした。

左右の上翅に1カ所、金色的な環状紋が見られ、翅の端部に白いステッチ状の模様がある特徴で、見分けられると考えていましたが、わかりませんでした。

チョウ目(鱗翅目)には約16万種が分類されており、その9割ほどが「ガ」です。その中でも、全体の特徴から「カギバガ科」の一種ではないかなとみています。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(928)【クロヤマアリ】の羽アリ(オス)

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ファルコン昆虫記(928)【ク...
ハチ目(膜翅目) アリ科 ヤマアリ属 の【クロヤマアリ】の交尾の季節が到来しているようです。有翅蟻(羽アリ)を見かける機会が多くなりました。

「蟻」といえば一生懸命働き食料を運搬しているイメージがありますが、外に出て働いている働きアリは、基本的には「メス」しかいません。

「蟻」は性別の産み分けができるので、「働きアリ」を増やす場合には「メス」の蟻を生むのです。ただ、「メス」とはいっても、「働きアリ」は子供を産むことはできません。「働きアリ」は「メス」ばかりですが、「女王アリ」はもちろん「オス」の蟻も産み出します。

春になり、新しい女王を誕生させ、新しい群れを作るときにだけ、その女王と結婚させるために既存の女王アリがオスを産み出すのです。そして、この時期に生まれるのが、いわゆる「羽アリ」と呼ばれる種類のものであり、その羽アリは巣から出て飛び立ち、他の巣のアリと結婚して、新しい群れを作ることになります。

羽のついた「蟻」を見かけましたら、それは将来の「女王アリ」候補か、それと結婚するために生み出されたオスアリです。

ただ、メスの羽アリはそれから女王アリになるという宿命を背負っていますが、オスの羽アリはその時期の交尾が終われば用済みになってしまうため、オスの羽アリは1年足らずで亡くなってしまいます。
#アリ科 #ハチ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(927)【ウスバカゲロウ】

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ファルコン昆虫記(927)【ウ...
網戸に止まっていたのは、アミメカゲロウ目(脈翅目)ウスバカゲロウ科 の【ウスバカゲロウ】です。いわゆる「アリジゴク」の成虫の名として有名ですが、本科全ての種の幼虫が「アリジゴク」を経ているわけではありません。

「アリジゴク」は成虫になるまでにかなりの期間を要する昆虫で、通常でも1年ほどの期間が必要とされていますが、罠にかかる昆虫が少ない環境下では成虫になるまでに2年程かかることもあるそうです。

外見は「トンボ」によく似ていて、細長い体、丸い頭と細長い翅を持っています。ただし、止まるときは翅を背中に伏せてたたみますので、真上から観察しますとずいぶんと細長い形状に見えます。翅は透明でかなり幅が広くて長さがあり、腹部を遥かに超えています。翅に静脈が多くてやわらかい事も特徴のひとつです。

体の色は黒褐色で、脚は淡黄色をしています。頭は小さくて複眼がさほど巨大ではないこと、触角が短いながらも太いなどの特徴を持っています。
#アメカゲロウ目 #ブログ #昆虫 #脈翅目

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ファルコン昆虫記(926)【キハダカノコガ】

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ファルコン昆虫記(926)【キ...
葉裏に留まる習性があるようですが、スイトピーのツル先に、さかさまに止まっているチョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科カノコガ亜科に属する【キハダカノコガ】です。

翅の模様に特徴のある【キハダカノコガ】ですので、反対からでも同定できました。特色ある黄色い胴に黒帯模様の表側も撮影しようとしたのですが、危険を感じたのか逃げられてしまいました。

黒地に白い紋が散りばめられた細めの翅を持つ「ガ」です。白紋の部分は半透明になっています。昼間に活動し、いろいろな花で吸蜜します。幼虫は、マメ科の「シロツメクサ」、タデ科の「ギシギシ」、キク科の「タンポポ」など、原っぱによく生えている野草を食草としています。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(925)【キリウジガガンボ】(2)

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ファルコン昆虫記(925)【キ...
網戸に止まっていましたハエ目(双翅目)・糸角亜目・ガガンボ科の【キリウジガガンボ(切蛆蚊姥)】です。網戸が邪魔ですが、体長が15ミリ(10コマ)と網目の数を数えますとわかる定規代わりになりますので便利な面もあります。

体長は14ミリ~18ミリ、翅長は2ミリ~22ミリになります。翅の前縁は、褐色をしています。胸部は灰褐色で、中胸背面は不明瞭に黒褐色の縦条があります。胸部は黄色ですが、背板の側方には黒褐色の広い縦線があります。触覚の基部3節は黄褐色で、4節以降は暗色になります。平均棍は淡褐色です。

幼虫はイネの根を食害するので、「キリウジ(切蛆)」と呼ばれ、イネの大害虫としても知られている種類です。

#ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(925)【ヤマトシジミ】(35)

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ファルコン昆虫記(925)【ヤ...
昆虫記の中でも特に登場回数が多いチョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】ですが、野草の「カタバミ」を食草としていますので、都会でも見かける機会が多いと思います。

野草として黄色の小さな花をつけます「オニタビラコ」にさかさまに止まり吸い蜜のお食事のようでした。風が強い中しっかりとしがみついていましたので、撮影機会がいただけたようです。

今回も残念ながら、絶滅危惧種の【シルビアシジミ】ではありませんでした。

#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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