ファルコン植物記(2133)@【シロツメクサ】(2)
5月
31日
原産地はヨーロッパで、日本では、北海道から九州までの各地に帰化して自生しています。平地から丘陵地の日当たりのよい野原や道端、畑の縁などでふつうに見られますが、都会の中では遭遇するのが難しい部類になってきているようで、10年ぶりのご対面になりました。
花期は春から初夏にかけて咲き、葉の付け根から長さ10~30cmの長い花柄を出した先に頭状花序がつき、10個から80個の小さな蝶形花が集まって直径約1 cmの球形です。花色はふつう白色ですが、わずかに薄紅色を帯びるものもあるようです。
そういえば、「アカツメクサ」や「コメツブツメクサ」も見かけなくなりました。