ファルコン昆虫記(789)【ウリハムシ】(2)
5月
17日
コウチュウ目(鞘翅目)ハムシ科ウリハムシ属に分類され、非常に活発に動き回り、あまりじっとしていません。
頭部はやや幅が狭く、胸部はそれよりもやや幅広く、前身が黄橙色、腹部は黒色です。
成虫で浅い土の中で越冬、春に「胡瓜」や「カボチャ」・「スイカ」などのウリ科の苗に寄りつき、周囲の土の表面や浅い土中に産卵します。
孵化した幼虫は周りの根を食べ、蛹化は土の中で行われ、新成虫は7月頃に羽化します。
成虫はマメ科やアブラナ科・キク科などの葉も、円形に切り抜くように食べて害を及ぼします。