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- ファルコン昆虫記(1006)【ヤマトシジミ】(36)
ヒラヒラと元気に飛んでいましたチョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科ヒメシジミ族の【ヤマトシジミ】です。昆虫記の中でも(36)回目と数多く登場しています。開帳3センチほどの小さな蝶ですが、都市部においても、公園や民家に普通に生息していて、人間社会の中に上手く入り込んでいる蝶です。幼虫は路傍などに咲いています野草の「カタバミ」を食草としています。平地では普通に見られますが、山地ではあまり見られません。
北海道には生息しませんが、東北地方から沖縄まで広く分布しています。成虫は年に5~6回程度発生し、4月から11月頃と長い期間成虫が観察できます。
日本には、【オガサワラシジミ】のように絶滅したであろう種などを含めて80種類を超える「シジミチョウ」が分類されていますが、普段の生活の中でよく見る「シジミチョウ」はそれほど多くなく、本州での身近な「シジミチョウ」としては、写真の【ヤマトシジミ】、【ツバメシジミ】、【ルリシジミ】、【ベニシジミ】、【ウラナミシジミ】、【ウラギンシジミ】などがいます。
小さな蝶だけに飛翔状態だけでは見分けられず、おのずと近づいての観察が増えることになり、裏翅の黒点模様に注目となる楽しみがあるだけに、見つければできうる限り撮影に力を注いでいますので、登場回数も多くなります。
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