昨年末公開の主演作『成れの果て』(監督:宮岡太郎)で好演の<萩原みのり>(24)が主演を務める考察型恐怖体験ホラー映画『N号棟』が、2022年のG.W.に全国で公開されることが決定しています。
<萩原みのり>が本作で演じるのは、「死恐怖症(タナトフォビア)」を抱える大学生の「史織」です。元カレが卒業制作に撮影するホラー映画のロケハンに同行しますが、そこはかつて心霊現象で話題になった廃団地でした。そんな廃団地に住む不可思議な住民らは死者の霊魂の存在を信じ、共生していました。
興味本位でロケハンに訪れた一行は気味悪がり、早く団地をあとにしようと「史織」に持ちかけますが、死への恐怖と闘いながらも、その側面を覗くことによって得られる生の刺激に抗えない「史織」は、同行した元カレと友人を巻き込みながら、廃団地に隠された謎を追っていきます。
共演には、子役時代から数々の作品に出演する<山谷花純>。『夏、至るころ』(2020年・監督:池田エライザ)『衝動』(2021年・監督:土井笑生)と主演作が続く<倉悠貴>、国内外問わず多くの賞を受賞している<筒井真理子>、さらに<諏訪太朗>、<赤間麻里子>、<岡部たかし>らが名を連ねています。
監督は、『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』(2020年)の<後藤庸介>が務め、本作では何度も観て確かめたくなる【考察型恐怖体験ホラー】という新ジャンルに挑んでいます。
著者<伊東順子>には、『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『もう日本を気にしなくなった韓国人』(洋泉社新書)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)などの著書があり、2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だちー韓くに手帖』」(皓星社)を創刊しています。
本書では、近年話題となった映画、ドラマ、小説などを通じて韓国のリアルな姿を論じています。韓国人にとっての「パワーワード」である「ヒョン(兄)」の意味、一般富裕層とは違う財閥の役割、挨拶代わりの「ごはんを食べましたか?」という問いかけなど、さまざまな文化を掘り下げています。
登場する作品は、映画化もされた小説『82年生まれ、キム・ジヨン』や、映画『南部軍~愛と幻想のパルチザン~』・『ミナリ』・『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』・『パラサイト 半地下の家族』、ドラマ『サイコだけど大丈夫』・『愛の不時着』・『梨泰院クラス』・『Mine』・『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』・『賢い医師生活』、小説『もう死んでいる十二人の女たちと』・『こびとが打ち上げた小さなボール』・『野蛮なアリスさん』などが取り上げられています。
「キム・ジヨンはなぜ秋夕の日に憑依したか?」・「性的マイノリティと梨泰院」・「『ミナリ』は『パラサイト』とは真逆の映画かもしれない」といったテーマを、解説しています。
思想家の<内田樹>は「映画やドラマを見て、そこそこ隣国のことをわかった気持ちになっていたけれど、この本は韓国のほんとうにわかりにくいところ、『字幕にできない』ことをていねいに教えてくれる」と帯に推薦分を寄せています。
本日は<オードリー・ヘプバーン>の命日ですが、<ヘレナ・コーン>が監督を務めたドキュメンタリ映画『オードリー・ヘプバーン』が、2022年5月6日に全国で公開されることが発表されています。
『オードリー・ヘプバーン』は『ローマの休日』(1953年・監督:ウィリアム・ワイラー)・『ティファニーで朝食を』(1961年・監督:ブレイク・エドワーズ)などで知られる女優<オードリー・ヘプバーン>(1929年5月4日~1993年1月20日)の素顔に迫るドキュメンタリー映画です。幼少期に父親に裏切られ、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った<オードリー・ヘプバーン>は、過去のトラウマと生涯向き合わねばなりませんでした。
これらの経験はバレエダンサーになるという夢を奪い、私生活にも影を落とすことになります。『ローマの休日』をきっかけにスター女優として活躍する一方で、幾度の離婚を経験し、子供たちに愛情を注いでいました。その後、ユニセフ国際親善大使として活動することで、心穏やかに過ごす方法を見出します。。
映画には『オールウェイズ』(1989年・監督:スティーブン・スピルバーグ)でヘプバーンと共演した<リチャード・ドレイファス>や、1月6日に死去した<ピーター・ボグダノヴィッチ>のほか、息子、孫、家族ぐるみの友人が登場しています。
20日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比305円70銭(1.11%)高の2万7772円93銭で取引を終えています。
前日に800円近く下げたあとで、値ごろ感が出てきたとの見方から幅広い銘柄に買いが入りました。米株価指数先物が日本時間20日の取引で上昇、上海や香港などアジアの株式相場が堅調に推移していることを受け日本株の買い安心感につながっています。日経平均の上げ幅は一時400円を超える場面がありました。
朝方は前日の米株安を受け、リスク回避姿勢を強めた投資家の売りが先行しました。ほどなく上昇に転じたものの、日本時間10時すぎに中国人民銀行が2カ月連続で実質的な政策金利の引き下げを発表すると、日本株は売りで反応しました。中国経済の減速感が意識されたとの見方もあり、下げ幅は一時240円を超えています。
日の出時刻は<7:04>、朝6時の気温は「3.5℃」、昼過ぎに小雪が舞っていましたが、最高気温は「6.5℃」の「大寒」の日の神戸のお天気でした。
本日のお昼ご飯は、「鮭のクリーム煮」+「いかと里芋煮」+「豆サラダ」+「かす汁」で、果物が付いていない木曜日のメニューでした。
「クリーム煮」が、冷たくて暖かければよかったのにと感じながら、いただいてきました。
今夜<18:30(~21:00)>より、「BS日テレ」の『木曜は!特選時代劇』にて2019年5月17日より公開されました『居眠り磐音』の放送があります。
<佐伯泰英>の『居眠り磐音 決定版』シリーズを、『娼年』などの<松坂桃李>の主演で映画化した時代劇です。普段は人情に厚く穏やかな主人公が、「居眠り剣法」でさっそうと悪を斬る。『超高速!参勤交代』シリーズなどの<本木克英>が監督を務めています。
豊後関前藩の「坂崎磐音」(松坂桃李)と「小林琴平」、「河井慎之輔」は、幼なじみでした。「磐音」が琴平の妹「奈緒」との祝言を控えていたある日、事件が起こり、磐音は二人の幼なじみを失うことになります。
「奈緒」を置いて関前を去り、江戸で浪人として生活することになった「磐音」は、昼はうなぎ割き、夜は両替商の用心棒として働き始めます。
出演は、松坂桃李(坂崎磐音)、木村文乃(おこん)、芳根京子(小林奈緒)、柄本佑(小林琴平)、杉野遥亮(河出慎之輔)、佐々木蔵之介(佐々木玲圓)、奥田瑛二(宍戸文六)、谷原章介(吉右衛門)、中村梅雀(金兵衛)、柄本明(有楽斎)が名を連ねています。
本日<13:00(~15:06)>より「NHK BSプレミアム」にて1959年アメリカ製作の『原題:Imitation of Life』が、邦題『悲しみは空の彼方に』として1959年5月26日より公開されました作品の放送があります。
夫を亡くした女優の「ローラ」(ラナ・ターナー)は、コニーアイランドで、白人の夫に捨てられた黒人女性の「アニー」(ファンタム・ムーア)と出会います。同じ年頃の娘を持つ2人は、互いに同情しあい「アニー」を娘「スージー」(サンドラ・ディー)の養育係として雇うことにします。やがて「ローラ」は舞台女優として成功をおさめます。
<ダグラス・サーク>監督が、母と娘の絆、人種差別、女性と社会との関わり人の問題を盛り込みながら、愛と哀しみ、別れをきめ細やかな演出で描く感動の作品です。
ゴスペル界の女王<マヘリア・ジャクソン>の出演・歌声も見逃せません。
19日、第166回芥川・直木賞の選考会が東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に<砂川文次>さんの『ブラックボックス』(群像2021年8月号)が選ばれています。
直木賞は、<今村翔吾>さんの『塞王の楯』と、<米澤穂信>さんの『黒牢城』に決まっています。
<砂川文次>さんは、大阪府生まれの31歳。大学卒業後に自衛官になったあと小説を書き始め、2016年に『市街戦』で文芸誌の新人賞を受賞してデビューしました。現在は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続けて候補3回目での受賞です。作品は、コロナ禍に自転車便のメッセンジャーとして働く28歳男性の物語。将来への不安と鬱憤を抱えながら日々をやり過ごす主人公は、傷害事件を起こして刑務所に入ることで自分の内面と向き合っていきます。
<今村翔吾>さんは、京都府出身の37歳。ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て、2017年に『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューしました。直木賞は2018年に発表した『童の神』、おととしの『じんかん』に続いて、候補3回目で受賞。作品では、戦国時代に城の石垣を造った職人集団「穴太衆(あのうしゅう)」に焦点を当てています。幼い頃に落城で家族を失った石工の「匡介」は「絶対に破られない石垣」で人を守りたいと願います。職人の信念を懸けた戦いをダイナミックに描いています。
<米澤穂信>さんは、岐阜県の出身で43歳。大学生のころからウェブ上に自分の作品を発表し、2001年には「古典部」に入部した高校生が日常に秘められた謎に挑む『氷菓』が角川学園小説大賞の奨励賞を受賞して作家としてデビューしました。その後、2010年に発表した『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞を、2014年に刊行された短編集の『満願』で山本周五郎賞を受賞して人気作家としての地位を確立しました。
直木賞については『満願』と、その翌年に刊行されました『真実の10メートル手前』で候補に選ばれましたが、同じく候補3回目で受賞しています。戦国時代の武将、<荒木村重>が<織田信長>を相手に繰り広げた有岡城籠城戦を題材にしたミステリーです。城内で相次ぐ怪事件に動揺する人心を落ち着けようと真実を探る「村重」に、土牢に幽閉中の織田方の軍師「黒田官兵衛」が示唆を与えます。
日本国内では19日、新たに「4万1487人」の過去最多の感染者の発表があり、感染者の累計は観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含め198万0327人となっています。
北海道、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、新潟県、石川県、長野県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、愛媛県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の26都道府県で過去最多を更新しています。
新たな死者の報告は、広島県で3人、佐賀県で2人、大阪府で2人、奈良県で2人、東京都で2人、兵庫県で1人、北海道で1人、愛知県で1人、神奈川県で1人の計「15人」が確認され、累計死者数は1万8472人になりました。
兵庫県では、新たに「2514人」の感染者を確認、18日の1644人を上回り、過去最多を2日連続で更新、西宮市で取り下げが1件あり、県内の累計感染者数は8万9693人となっています。
新たな死者「1人」の報告があり、県内の累計死者数は1401人となっています。
発表自治体別の新規感染者数は、神戸市「714人」、姫路市「287人」、尼崎市「445人」、西宮市「401人」、明石市「120人」、県所管(36市町)分として「547人」でした。
19日、<ジョンソン>英首相は下院で、「変異株(オミクロン)」の感染ピークが過ぎたとして、ロンドンを含むイングランドで公共交通機関や学校などでのマスク着用義務やワクチン接種証明の提示を、27日から廃止廃止すると表明しています。
英政府は2021年12月、「変異株(オミクロン)」の流行を受けて「プランB」と呼ばれる規制を導入しました。在宅勤務を推奨したほか、公共交通機関や映画館などでマスク着用が義務付けられました。大規模イベントやナイトクラブなどではワクチン接種証明の確認も義務化しています。
今回、これらの規制をほぼ撤廃し、「変異株(オミクロン)」出現前の状態に戻して新型コロナとの共生路線を維持することになります。
<ジョンソン>英首相は「イングランドでの感染水準が低下している」と強調。さらにワクチンの大規模追加接種を実施してきたことも踏まえ、規制撤廃を決定しています。在宅勤務の推奨もなくなります。
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