本日<13:00(=15:05)>より「NHK-BSプレミアム」にて、<ジャック・ドレー>が監督を務めた1970年フランス・イタリア合作製作の『原題:Borsalino』が、邦題『ボルサリーノ』として1970年6月13日より公開されました作品の放送があります。2014年、44年ぶりにデジタルリマスター版で再上映されています。
『気狂いピエロ』・『暗くなるまでこの恋を』の故<ジャン=ポール・ベルモンド>と『太陽がいっぱい』(1960年・監督:ルネ・クレマン)の<アラン・ドロン>というフランスを代表する2大スターが初共演し、話題を集めたギャング映画です。
1930年代のマルセイユ、3カ月の刑期を終えて出所した「シフレディ」(アラン・ドロン)は、自分の女である「ローラ」(カトリーヌ・ルーヴェル)をめぐって「カペラ」(ジャン=ポール・ベルモンド)という男と殴り合いになりますが、そのケンカ沙汰をきっかけに2人の間には奇妙な友情が芽生えます。
ギャングとしての野望を達成するため、「シフレディ」と「カペラ」は街の大物ギャングたちを翻弄し、マルセイユを手中に収めていきます。
好きな作品の一つで続編の『ボルサリーノ2』(1995年8月12日・監督:ジャック・トレー)では、映画の最後に〈続く〉とあり、待ち続けていましたが、その後『ボルサリーノ3』は製作されていません。
本日<13:00(~15:27)>より「NHK-BSプレミアム」にて、2001年アメリカ製作の『原題:A.I. Artificial Intelligence』が、邦題『A.I.』として2001年6月30日より公開されました作品の放送があります。
<スタンリー・キューブリック>が生前に温めていた企画を、<スティーブン・スティルバーグ>が監督を務め映画化したSFドラマです。
テクノロジーが天文学的なペースで発達した近未来。人間は〈感情〉以外の面において万能なロボットを召使いとする生活を送っていました。そんなとき、サイバートロニクス社は世界で初めて〈愛する〉ことをインプットしたロボットの少年「デイビッド」を作り上げます。彼は試験的なケースとして息子が病気で冷凍保存されているサイバートロニクスの従業員夫妻の養子となりますが、やがて予期せぬ状況の連続で生活を続けられなくなり、「デイビッド」は家を出ます。
「デイビッド」役は『シックス・センス』でアカデミー賞にノミネートされ、天才子役として一躍名をはせた<ハーレイ・ジョエル・オスメント>が扮し、「ジゴロ・ジョー」に<ジュード・ロウ>、「テディ」に<ジャック・エンジェル>、「モニカ・スウィントン」に<フランセス・オコナー>ほかが出演しています。
本日深夜<1:35>より「テレビ大阪」にて、2018年アメリカ製作の『原題:Galveston』が、邦題『ガルヴェストン』として2019年5月17日より公開されました作品の放送があります。
本作の原作は、傑作ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE』・『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られる<ニック・ピゾラット>のデビュー作にして、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説『逃亡のガルヴェストン』(早川書房刊)で、組織に反旗を翻した殺し屋と、頼る者もなく傷ついた美しい女を主人公としています。
裏社会で生きてきた「ロイ」はある日、末期ガンと診断され、余命宣告を受けます。その夜、いつものようにボスに命じられて向かった仕事先で何者かの襲撃を受け、自分が組織から切り捨てられたことを悟った「ロイ」は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女を連れて逃亡します。少女は「ロッキー」と名乗り、行く当てもなく身体を売って生活していたといいます。ともに深い傷を抱えた2人は、果てしない逃避行に出ます。
繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいヴァイオレンスまでも見事に描ききり、本作もサウス・バイ・サウスウエスト映画祭、トロント国際映画祭の正式上映作品に選出されるなど高い評価を獲得しました。
主演は若い娼婦「ロッキー」役に<エル・ファニング>と、「ロイ」役に<ベン・フォスター>が演じています。
監督は、『イングロリアス・バスターズ』・『グランド・イリュージョン』などでフランスを代表する国際派女優として知られ、近年は『Respire(原題)』でカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されるなど監督としても高い評価を受ける才人<メラニー・ロラン>が務めています。
今夜<19:00>より「BS12」にて、1995年8月12日より公開されました<黒沢清>が監督を務め、<哀川翔>、男闘呼組の<前田耕陽>らが出演しています『勝手にしやがれ!! 脱出計画』の放送があります。
11月1日<19:00>より放送がありました『勝手にしやがれ!! 強奪計画』に続く「勝手にしやがれ!!」シリーズの第2作目になります。
第2作目は暴力団組長の娘2人とその恋人をめぐり、またも大トラブルが起こります。
便利屋「雄次」(哀川翔)と「耕作」(前田耕陽)2人の今日の仕事は、暴力団・神崎組の組長である「神崎」(団巌)の依頼でした。それは溺愛する娘「アスカ」(阿部由美子)が隠れて付き合っている男の素性と2人の交際の進度を調査することでした。
「雄次」が隠し撮りしたビデオで2人のラブシーンを見た「神崎」は、怒り爆発。相手の男・予備校生の「木村」(梶原聡)に200万の報酬金を掛けます。そんなある日、「雄次」は「神崎」の部下に追われる「木村」にバッタリ遭遇します。
今夜<18:54>より「BSテレ東」にて、<テッド・コッチェフ>が監督を務めた1982年アメリカ製作の『原題:First Blood』が、邦題『ランボー』として1982年12月18日より公開されました作品の放送があります。
本作『ランボー』を第1作目として、2:『ランボー/怒りの脱出』(1985年)3: 『ランボー3/怒りのアフガン』(1988年)4:『ランボー/最後の戦場』(2008年)5:『ランボー:ラスト・ブラッド』(2019年)のシリーズとなっています。
アメリカ北西部の小さな町を訪れた元グリーン・ベレーの隊員が、地方警察のいわれの無い仕打ちに絶えかね逆襲に出ます。ベトナムで会得した戦術を駆使して、1対多数の戦闘を見せる展開のアクション物です。周囲から孤立して行く戦場帰りの男の悲哀も程良い味付けになっています。原題の『First Blood(最初の血)』には〈どちらが先にしかけたか〉の意があります。
<ディヴィッド・マレル>の処女出版小説『一人だけの軍隊』の映画化作品であり、社会から孤立したベトナム帰還兵「ランボー」と、たまたま街を訪れた流れ者というだけで「ランボー」を排除しようとした保安官との戦いや、「ランボー」自身の独白を通して、「ベトナム戦争によって負ったアメリカの傷」が描かれています。
本作は単なる娯楽追求のアクション映画と異なり、現実のアメリカのベトナム帰還兵の姿と重ね合わせたストーリーとなっており、非常に重いテーマの作品となっています。
本日<13:00(~15:13)>より「NHK-BSプレミアム」にて、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた2001年アメリカ製作の『原題:I am Sam』が、邦題『I am Sam アイ・アム・サム』として2002年6月8日より公開されました作品の放送があります。
知的障害のために7歳の知能しか持たない父親「サム」は、コーヒーショップのスターバックスで働きながら一人で愛娘「ルーシー」を育てていました。母親は「ルーシー」を生むとすぐに姿を消してしまいましたが、二人は理解ある人々に囲まれ幸せに暮らしています。
しかし、「ルーシー」が7歳になる頃にはその知能は父親を超えようとしていました。そんなある日、「サム」は家庭訪問に来たソーシャルワーカーによって養育能力なしと判断され、「ルーシー」を奪われてしまいます。
どうしても「ルーシー」を取り戻したい「サム」は、敏腕で知られる女性弁護士「リタ」のもとを訪ねますが、「サム」に「リタ」を雇うお金などあるわけもなくあっさり断られてしまいます。
「サム・ドーソン」に<ショーン・ペン>、「ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン」に<ダコタ・ファニング>、「リタ・ハリソン」に<ミシェル・ファイファー>が扮し、主人公「サム」の友人役で実際に知的障害を持つ人々も出演しています。
監督は、『コリーナ、コリーナ』(監督・脚本)、『グッドナイト・ムーン』・『ストーリー・オブ・ラブ』(脚本)と家族愛を描き続ける女流<ジェシー・ネルソン>が務めています。
父親役の<ショーン・ペン>がアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、娘役の<ダコタ・ファニング>は放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞し、映画俳優組合賞の助演女優賞にも最年少でノミネートされています。また、当映画は日本アカデミー賞の外国作品賞にノミネートされた作品です。
今夜<19:00>より「BS12 」の「日曜アニメ劇場」にて、アニメ『DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者』が放送されます。
本作は、『DEATH NOTE リライト 幻視する神』の続編になります。舞台は4年後に移り、「L(エル)」の死後、裏ではキラとして活動を続ける「夜神月」と、「L」の後継者である「ニア&メロ」の対決を中心に、新作カット及びオリジナルシーンが追加され、再構成された完結編となっています。
空から降ってきた1冊のノート〈デスノート〉を手に入れた大学生、「夜神月(ヤガミ ライト)」。彼は救世主「キラ」を名乗り、正義の名の下にノートを使い次々に犯罪者に裁きを下していきます。犯罪者とはいえ、次々に人が死んでいく現状をおかしく思った警察は「L」を招き、連続殺人の犯人「キラ」を追います。「キラ」が「月」だということが判明し、「月」をあと一歩の所まで追い詰めますが、「月」の悪魔的策略により「L」は無念の死を迎えます。世界の警察を動かせる唯一の存在、「L」の死亡を隠すため、「月」は二代目「L」として活動を始めますが、裏では「キラ」として裁きを続けていました。ついには「キラは正義」だと認める国も出始めてきます。
「夜神月」に<宮野真守>、「L」に<山口勝平>、「ニア」に<日髙のり子>、「メロ」に<佐々木望>が声を当て、<荒木哲郎>が監督を務めています。
今夜<19:00(~21:54)>より「BS日テレ」にて、『週刊文春』に連載されました<家田荘子>原作の同名ルポタージュを、<高田宏治>が脚本、<五社英雄>が監督を務め映画化し、1986年11月15日より公開されました『極道の妻(おんな)たち』の放送があります。
「粟津環」(岩下志麻)は堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻です。服役中の夫の留守を預かり、さらに組の勢力を伸ばすほどの辣腕ぶりでした。堂本組総長の急死によって、その妻「絹江」(藤間紫)にも頼りにされるようになりますが、跡目相続を巡って、柿沼派と蔵川・小磯派との争いが勃発します。
「小磯」(成田三樹夫)から柿沼暗殺の命を受けた杉田組組長(世良公則)に言い寄られていた「環」の妹「真琴」(かたせ莉乃)は、偶然旅先のグァムで「杉田」と出会い、半ば強引に抱かれてヤクザ社会に足を踏み入れてしまいます。そして、二代目堂本組総長・柿沼(岩尾政隆)が殺され、対立は頂点に達します。
女ながら戦闘の表舞台に立った「環」は、「小磯」の首に懸賞金をかけ、「小磯」もまた「環」の命を狙います。「真琴」は「杉田」に連れられ知多半島へと逃れますが、この地で「杉田」を逮捕されてヤクザ戦争に巻き込まれてしまいます。
1987年・第10回日本アカデミー賞にて、優秀主演女優賞<岩下志麻>、優秀助演男優賞<世良公則>、優秀助演女優賞<かたせ莉乃>が獲得した作品です。
今夜<18:00>より「BSフジ」にて、1993年アメリカ製作の『原題:Last Action Hero』が、邦題『ラスト・アクション・ヒーロー』として1993年8月21日より公開されました作品の放送があります。
<アーノルド・シュワルツェネッガー>が、映画好きな少年の夢のヒーローに扮したファンタスティックなスーパーアクション大作。映画のヒーロー、〈ジャック・スレイター〉に夢中の少年「ダニー」が、不思議なチケットを手に入れたことから、映画の中で<シュワルツェネッガー>演じる無敵の刑事「スレイター」の活躍する映画の中へ入りこんでしまいます。
そして、「スレイター」を狙う殺し屋は、「ダニー」の持つ魔法のチケットに目を付けます。殺し屋はチケットを使って現実世界にやって来ます。映画と現実の両方の世界を又にかけた冒険が繰り広げられます。
「ジャック・スレイター/アーノルド・シュワルツェネッガー」役に<アーノルド・シュワルツェネッガー>、「ダニー」役に<オースティン・オブライエン>、「ベネディクト」役に<チャールズ・ダンス>、「リッパー」役に<トム・ヌーナン>、「デッカー警部補」役に<フランク・マクレー>ほかが出演、監督は<ジョン・マクティアナン>が務めています
今夜<21:00>より「BS-TBS」にて、2013年アメリカ製作の『原題:Fast & Furious 6』が、邦題『ワイルド・スピード EURO MISSHION』として、2013年7月6日より公開されました作品の放送があります。
リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取った「ドミニク」(ヴィン・ディーゼル)。その後、逃亡し続けていた「ドミニク」でしたが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官「ホブス」(ドウェイン・ジョンソン)に協力を依頼されます。「ホブス」の話によりますと、その犯罪組織に関わっているのは、「ドミニク」の死んだはずの元恋人「レティ」(ミシェル・ロドリゲス)でした。
<ヴィン・ディーゼル>と<ポール・ウォーカー>が演じるすご腕ドライバーがカスタムカーを操り、派手で斬新なカー・アクションを繰り広げる人気シリーズの第6弾となります。宿敵であるFBI荘査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が、再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出します。
監督は、「ワイルド・スピード」シリーズ3作目『ワイルド・スピードX3』・4作目『ワイルド・スピードMAX』・5作目『ワイルド・スピードMEGA NAX』に続き<ジャスティン・リン>が務めています。アイデア満載のカー・アクションと共に、<ミシェル・ロドリゲス>演じる4作目で死んだはずの主人公の恋人「レティ」が再登場するなど物語の展開にも注目です。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ