『グッドモーニング、ベトナム』@NHK-BSプレミアム
5月
30日
1965年、士気高揚のためサイゴンにやって来た米軍放送の実在DJ<エイドリアン・クロンナウアー>の姿を通してベトナム戦争を描いています。米軍放送の人気DJ「クロンナウアー」は、マシンガン・トークとロックンロール満載の破天荒な放送で、兵士たちから大人気を得ます。ところが、彼の型破りな言動に驚いた軍上層部は放送を中止してしまいます。
また、ベトナム人と触れ、戦争の冷酷さに翻弄される5ヶ月を描いたベトナム戦争ものとしては番外編に位置し、サイゴン市内におけるベトコンによる爆弾テロなどのシーンこそあるものの、交戦シーンや残酷なシーンなど、戦争映画に付き物の血なまぐさい場面が比較的少なく戦場からの視点ではない所も興味深い作品です。
DJ「エイドリアン・クロンナウア上等兵」に<ロビン・ウィリアムズ>、同僚「“エディ”エドワード・モンテスキュー・ガーリック上等兵」に<フォレスト・ウィテカー>、サイゴンの少年「ツアン」に<ドゥング・タン・トラン>、サイゴンの少女「トリン」に<チンタラー・スカパット>、上官「スティーブン・ホーク少尉」に<ブルーノ・カービー>、同僚「マーティー・リー・ドライウィッツ軍曹」に<ロバート・ウール>ほかが出演、監督は<バリー・レビンソン>が務めています。