17日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比196円42銭(0.66%)高の3万0039円41銭で前場を終えています。大引け以外の3万円超えは2021年9月28日来1以年8カ月ぶり。上げ幅は一時200円を超えています。外国為替市場で円安・ドル高が進行し、輸出株の追い風になった。決算発表が一巡し、目先は日本株固有の悪材料が少ないとの見方から国内外の投資家の買いが集まりました。
日銀による金融緩和策が継続するとの期待感が強い日本は米欧などと比べ、金融不安や景気減速懸念が起こりにくいとみられています。海外投資家が日本株に集まり、株価上昇を生き央づけています。東京証券取引所のPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業に対する改善要請などを受け、積極的な自社株買いを打ち出した企業が目立つのも海外勢に好感されているようです。
17日朝発表されました内閣府の2023年1~3月期の国内総生産(GDP)は実質年率換算で前期比(1.6%増)でした。民間予測の中央値(0.7%増)を上回り、投資家心理を支えています。新型コロナウイルス禍からの経済正常化でサービスなどの個人消費が伸びています。
終値は5営業日続伸し、前日比250円60銭(0.84%)高の3万0093円59銭で終えています。終値で3万を超えるのは2021年(9月28日)の「3万0183円96銭」以来です。
17日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、一時3万円を超え「3万0012円22銭」を付ける場面がありました。取引時間中として2021年9月28日以来、1年8カ月ぶりになります。
17日は日は円安・ドル高の進行のほか、半導体などハイテク関連株の上昇が株価を押し上げています。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。朝方に決算を発表したホームセンターのホーム・デポが下落。消費関連銘柄を中心に売りが出て、ダウ平均を押し下げています。
ホーム・デポは2023年2~4月期決算と併せて示した2024年1月期通期の収益見通しを下方修正しています。景気が悪化し、米国の消費が下振れすることへの警戒から、他の消費関連銘柄に売りが波及。ダウ平均の構成銘柄では、スポーツ用品のナイキや映画・娯楽のウォルト・ディズニーが下落しています。
朝方発表の4月の小売売上高は前月比(0.4%増)と市場予想(0.8%増)を下回っています。一方、自動車とガソリンを除くと、(0.6%増)と、再び増加に転じました。米景気の底堅さを示す内容との受け止められています。
午後には債務上限問題を巡って<バイデン大統領>と野党・共和党の<マッカーシー下院議長>の協議が予定されており、様子見の姿勢から積極的な売買を手控える動きが見られました。
終値は7営業日ぶりに反落し、前日比336ドル46セント(1.01%)安の3万3012ドル14セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比22.156ポイント(0.18%)安の1万2343.053でした。
S&P500種は、前日比26.38ポイント (0.64%)安の4109.90でした。
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比202円37銭(0.68%)高の2万9828円71銭だした。
前日の米株式市場で主要株価指数が上昇したことを受けて投資家心理が上向き、ハイテク株を中心に買われています。
米債務上限問題を巡る投資家の過度な警戒感が和らぎ、運用リスクを取る動きが強まりました。15日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(2.7%)高となり、東京市場でも東エレクなど半導体関連株に買いが入り指数を押し上げています。
日経平均株価が節目の3万円に接近したこともあり、買い一巡後は利益確定の売りも出て、伸び悩んでいます。
終値は4営業日続伸し、前日比216円65銭(%)高の2万9842円99銭で終えています。連日で年初来高値を更新しています。
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。債務上限問題を巡る不透明感が根強いうえ、製造業の景況感の悪化が市場の重荷となっています。
13日、<イエレン米財務長官>は債務上限問題を巡る交渉について「進展している」との認識を示しました。前週末までの5日間で370ドルあまり下げたあとで、自律反発狙いの買いが先行し、ダウ平均は高く始まりました。
ただ、債務上限問題を巡っては、与野党の主張の隔たりはなお大きく、多くの投資家は具体的な議論の内容を見極めたいという雰囲気があり、積極的に買いを入れる雰囲気はなく、ダウ平均は買い一巡後に下落に転じ、「3万3161ドル93セント」の安値をつけています。
終値は6営業日ぶりに反発し、前週末比49ドル78セント(0・15%)高の3万3350ドル40セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比80.466ポイント(0.66%)高の1万2365.209でした。
S&P500種は、前週末比12.20ポイント (0.30%)高の4136.28でした。
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比118円73銭(0.40%)高の2万9507円03銭でした。
海外勢による株価指数先物への買いが続いたほか、一時「1ドル=136円台」まで下落した円安・ドル高が相場全体を押し上げています。前週末に好決算を発表した銘柄への買いも支えとなりました。朝方に上げ幅は240円を超え「2万9629円47銭」の高値をつけましたが、その後は短期的な過熱感を警戒した売りが一段の上値を抑えています。
市場では、自社株買いなど積極的な株主還元の方針を示す企業が多く、日本株の下値が堅いとの見方が相場の上昇につながっているようです。
日経平均は取引時間中としては約1年半ぶりに節目の2万9500円を上回り、国内の機関投資家などによる利益確定売りも目立ちました。前週末12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価が小幅(8ドル89セント/0.027%)ながら下げたほか、きょうの中国・上海や香港株式相場も軟調に推移するなど、世界景気の先行きに対する警戒感は引き続きくすぶっています。
終値は3日続伸し、前週末比238円04銭(0.81%)高の2万9626円34銭で終えています。連日で年初来高値を更新しています。
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日ぶりに反発して始まりました。前日までの4日間で360ドルあまり下落した後で、主力銘柄には自律反発を期待した買いが入っています。地銀経営の悪化に対する警戒がひとまず和らいで地域銀行の株価の下げに一服感が出ています。
もっとも、積極的に上値を追う雰囲気には乏しい。米連邦政府「債務の上限」を巡り、<バイデン大統領>と野党・共和党の協議は来週に持ち越しとなっています。目立った進展がなく、先行きの不透明感が株式の上値を抑えています。米連邦準備理事会(FRB)による一段の利上げ観測は後退していますが、引き締め長期化による景気悪化の懸念は根強い状況です。
ただ、ダウ平均は前日までの4日間で360ドルあまり下落した後で主力銘柄の一角には押し目買いも入りやすく、取引終了にかけて値を上げています。
終値は小幅に5営業日続落し、前日比8ドル89セント(0.027%)安の3万3300ドル62セント(速報値)で終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3栄瓢日ぶりに反落し、前日比43.764ポイント(0.35%)安の1万2284.743(速報値)でした。
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比232円71銭(0.80%)高の2万9359円43銭でした。
日銀が金融政策の修正に慎重なハト派的な姿勢を示すなか、地域銀行の経営不安などに揺れる米国と比べた日本株の投資環境の良好さに目を付けた海外勢の買いが相場を押し上げています。
利益確定売りをこなしながも、足元の相場の強さが意識されると断続的に先物に買いが入り、日経平均は次第に上げ幅を拡大し上値追いの展開となりました。9日に付けました年初来高値「2万9242円82銭」を朝方に上回り、一時「2万9408円06銭」の高値を付けています。
終値は続伸し、前日比261円58銭(0.90%)高の2万9388円30銭で終えています。年初来高値を更新し、2021年11月下旬以来、約1年半ぶりの高値を付けています。
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続落して始まりました。朝方発表の4月の米卸売物価指数(PPI)を受け、インフレ圧力が根強いことが改めて確認され、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが景気を冷やすとの見方が広がっています。米地銀の経営を巡る不安が再燃し、相場全体の重荷となりました。
4月の(PPI)は前月比(0.2%上昇)と市場予想(0.3%上昇)をわずかに下回りました。一方、エネルギーと食品を除くコア指数は市場予想と同じ(0.2%上昇)と3月(0.1%下落)から上昇に転じています。前日に発表されました4月の消費者物価指数(CPI)と同様に、米国の物価上昇が落ち着くには時間がかかることを示す数値でした。(FRB)が金融引き締めの手を緩めないため、景気が一段と冷え込むとの懸念が高まりました。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、米地銀の「パックウェスト・バンコープ」が大幅に下落しています。前週に預金が1割弱減ったことを明らかにし、経営不安出ています。地銀を中心に金融株に売りが波及し、ダウ平均の構成銘柄では、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅安。前日に決算を発表し、動画配信の契約者数が市場予想を下回り、売りが膨らみ、ダウ平均の下げ幅は一時400ドルを超え「3万3127ドル70セント」の安値を付けています。
終値4日日続落し、前日比221ドル82セント(0.7%)安の3万3309ドル51セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比22.065ポイント(0.2%)高の1万2328.507でした。 S&P500種は、前日比7.02ポイント (0.17%)安の4130.62でした。
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比60円14銭(0.21%)安の2万9062円04銭で前場を終えています。
外国為替市場での円高・ドル安進行が重荷となり、短期的な高値警戒感から利益確定売りも出ました。ただ、米長期金利の低下で前日のナスダック総合株価指数や米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇など、米ハイテク株高を受け半導体関連株などに買いが入り、下値は限定的でした。
前日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)はほぼ市場予想通りでしたが、上振れへの警戒が強かったため米長期金利が低下し円高・ドル安が進行しています。東京市場では円高を嫌気して輸出関連株の一角に売りが出ています。
終値はほぼ横ばいとなり、前日比4円54銭(0.016%)高の2万9126円72銭で終えています。
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