日経平均株価(12月22日)@終値3万3169円05銭
12月
22日
22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比64円42銭(0.19%)高の3万3204円89銭でした。21日の米株式相場の上昇を受けた買いが先行しましたが、円相場の上昇などを背景に、上値では利益確定や戻り待ちの売りも目立ち、次第に伸び悩んでいます。
21日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーの好決算などを追い風に(2.8%)高と急伸しています。東京市場でも朝方は指数寄与度の高い東エレクなど半導体関連株の一角に買いが入り、日経平均株価の上げ幅は一時200円を超え「3万3375円19銭」の高値を付けています。
一方、円相場が対ドルで強含んだため、主力株の上値は総じて重く、2024年に米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じるとの見方は支えとなっている一方、日銀の金融政策や為替の先行きが読めない点が上値を抑えているようです。
終値は小幅に反発し、大引けは前日比28円58銭(0.09%)高の3万3169円05銭でした。