27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。目新しい取引の材料を欠くなか、持ち高調整の売りが先行して始まりました。半面、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が引き続き相場を支えており、ダウ平均はほどなく上昇に転じています。
(FRB)が2024年に早期利下げ転換するとの観測は引き続き投資家心理の支えとなっています。27日の米債券市場で長期金利が前日終値(3.89%)を下回り一時(3.78%)と7月以来の低水準を付け、株式相場の追い風となっています。
終値は、前日比111ドル19セント(0.30%)高の3万7656ドル52セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比24.60ポイント(0.16%)高の1万5099.18でした。
S&P500種は、前日比6.83ポイント (0.14%)高の4781.58でした。