ダウ平均株価(12月26日)@終値3万7545ドル33セント
12月
27日
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が、2024年前半にも利下げを開始するとの期待が相場を支えています。半面、ダウ平均が過去最高値更新を続けた後で、主力銘柄の一部には利益確定や持ち高調整の売りも出て上値は重い流れです。
前週発表の11月の米個人消費支出(PCE)物価指数が一段のインフレ鈍化を示しています。一方、米景気は全般に底堅さを保っており、(FRB)が早期に利下げに転じることで米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待が高まっています。
年末は機関投資家が運用成績を良く見せるための「お化粧買い」なども入りやすく、買いが続くとの見方があります。ただ、短期的な過熱感や高値警戒感は相場の重荷となっています。ダウ平均株価など主要株価指数は前週にかけて8週連続で上昇し、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値に迫っています。
19日に付けました過去最高値「3万7557ドル92セント」を上回る「3万7617ドル99セント」の高値を付ける場面がありましたが、引けにかけて伸び悩んでいます。
終値は、前週末比159ドル36セント(0.43%)高の3万7545ドル33セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比81.60ポイント(0.54%)高の1万5074.57でした。
S&P500種は、前週末比20.12ポイント (0.42%)高の4774.75でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比81.60ポイント(0.54%)高の1万5074.57でした。
S&P500種は、前週末比20.12ポイント (0.42%)高の4774.75でした。