20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比309円52銭(1.17%)高の2万6712円36銭で終えています。前日に大きく下げた反動で、朝方から値がさ株を中心に買い戻しが優勢でした。
中国人民銀行(中央銀行)は20日、住宅ローン向けの指標となる金利の引き下げを発表。引き下げは4カ月ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大に伴う都市封鎖(ロックダウン)の影響で落ち込む中国経済の立て直しが意識され、20日の中国・上海株や香港株が上昇し、景気減速への過度な懸念が和らいでいます。
20日朝に総務省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比(2.1%)上昇と、日銀が目指す(2%)の物価目標を上回っています。ただ、市場では「携帯電話料金引き下げの影響がなくなったこともあって伸び率は市場予想の範囲内。日銀の金融緩和策は当面継続されるだろう」との見方があり、米国と異なる緩和的な金融政策が日本株の一定の支えに好感されているようです。
終値は反発し、前日比336円19銭(1.27%)高の2万6739円03銭で取引を終えています。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。前日に付けた年初来安値を下回っています。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落で始まっています。
低調な小売り決算が相次ぎ、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念が強まりました。物価高と景気停滞が同時に進むスタグフレーションへの警戒から幅広い銘柄が売られました。
米景気指標の悪化も売りを誘いました。19日朝にフィラデルフィア連銀が発表した5月の製造業景況指数は(2.6)と前月(17.6)から大幅に低下し、市場予想(15.0)も大きく下回っています。
終値は。前日比236ドル94セント(0.8%)安の3万1253ドル13セントで終え、連日で年初来安値を更新しています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落でした。前日比29.658ポイント(0.3%)安の1万1388.496で終えています。
多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は前日比22.89ポイント(0.6%)安の3900.79で終え、ダウ平均と同じく連日で年初来安値を更新しています。
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、下げ幅は一時700円を超える場面がありましたが、前日比672円80銭(2.50%)安の2万6238円40銭で終えています。
前日の米株式市場で主要3指数が大幅に下落した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出ました。前日の米株式市場では、小売企業の決算が市場予想を下回ったことから、高インフレによる消費抑制のリスクに警戒が強まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の進める積極的な金融引き締めが景気を冷やす「オーバーキル」につながるとの警戒が一段と高まり、東京市場でも投資家心理が悪化し、終日売りが優勢でした。業種別の東証株価指数(TOPIX)では全33業種が下落しています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比508円36銭(1.89%)安の2万6402円84銭で取引を終えています。
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに大幅に反落しました。前日比1164ドル57セント(3.57%)安の3万1490ドル07セントで取引を終え、年初来安値を更新しています。下げ幅は今年最大となっています。
米小売り大手の「ターゲット」の2022年2~4月期決算が(52%)の減益決算を受け、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念が強まりました。米消費を巡る不透明感から小売り株を中心に幅広い銘柄が売られています。同業の「ウォルマート」も前日に減益決算でした。
消費関連株が軒並み売られた。ダウ平均の構成銘柄ではウォルマートのほか、投資家心理が悪化し、ハイテク株も売り直されています。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが大幅に下げています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落し、前日比566.369ポイント(4.7%)安の1万1418.154で終えています。多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は前日比165.17ポイント(4.0%)安の3923.68で終え、だう平均株価と同じく年初来安値を更新しています。
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比191円40銭(0.72%)高の2万6851円15銭でした。
前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのを受けて、買いが優勢でした。上げ幅は400円に接近して2万7000円を上回る場面も出ていますが、買い一巡後では利益確定売りなども出て、日本時間18日午前の米株価指数先物が軟調に推移したほか、外国為替市場で円買い・ドル売りが優勢となったのも重荷となり、次第に伸び悩んでいます。
前日の米ダウ工業株30種平均は4月の米小売売上高が堅調だったことなどで大幅に上昇した。主要な半導体関連株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅高となっており、東京市場でも投資家心理が強気に動いています。景気敏感株や半導体関連株を中心に物色が広がりました。
終値は4日続伸し、前日比251円45銭(0.94%)高の2万6911円20銭で取引を終えています。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続伸して始まりました。
朝方発表の4月の米小売売上高を受け、米景気減速への過度の懸念が和らいでいます。消費関連株やハイテク株などを中心に買いが入り、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発して始まっています。
4月の小売売上高は変動が大きい自動車・同部品を除くベースで前月比(0.6%増)と市場予想(0.4%増)を上回りました。インフレが押し上げた面はあるものの、消費は堅調だと受け止められ、消費関連株の買いにつながっています。
終値は3日続伸し、前日比431ドル17セント(1.34%)高の3万2654ドル59セントで取引を終えています。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比321.732ポイント(2.8%)高の1万1984.523で終えています。
S&p500種指数は、前日比80.84ポイント高の4088.85でした。
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは前日比53円98銭(0.20%)高の2万6601円03銭でした。
原油先物相場の上昇を受けて関連銘柄に買いが入ったほか、好決算銘柄などにも買いが入りました。上げ幅は一時160円を超え「2万6709円26銭」の高値をつけていましたが、戻り待ちの売りも出て日経平均は下げる場面も出ています。
前日のニューヨーク原油先物相場が約2カ月ぶりの高値水準となり、東京市場では鉱業や石油石炭製品といった業種の値上がりが目立ちました。INPEXやENEOSが大幅に上昇して指数を支えています。日本時間17日午前の米株価指数先物が堅調に推移したことも支援材料となりました。
終値は3日続伸し、前日比112円70銭(0・42%)高の2万6659円75銭で取引を終えています。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落で始まりました。
朝方発表の5月のニューヨーク連銀製造業景況指数が大幅に低下し、景気への懸念が改めて強まっています。前週末の13日に反発が目立ったハイテク株も売り直されています。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落して始まっています。同指数は13日には(3.8%)高と急伸していました。
製造業景況指数は「マイナス11.6」と4月の「24.6」から悪化し、市場予想「16.5」も下回っています。ゴールドマン・サックスが15日付のリポートで2022年と2023年の米経済成長率の見通しを下方修正するなど、インフレと金融引き締めで景気減速するとの見方が広がっています。
中国・上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示したのを受け、石油株が買われ米原油先物相場がほぼ2カ月ぶりの高値を付けています。ディフェンシブ株の一角も上げています。ダウ平均は前週まで7週連続で下げており、押し目買いも出ています。
終値は小幅に続伸し、前週末比26ドル76セント高の3万2223ドル42セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比142.211ポイント安の1万1662.791で終えています。
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前場は前週末比64円64銭(0.24%)高の2万6492円29銭で終えています。前週末(5月13日)の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、東京市場でも運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが入っています。値がさのグロース(成長)株の上昇が目立ち、上げ幅は取引時間中の高値「2万6836円96銭」を付ける場面がありました。
前週末の米国市場では、ハイテク株などグロース株の上昇が目立ちました。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が(5%)高となったことも追い風に、東京市場でも半導体関連銘柄の一部に買いが入り、好決算や自社株買いを発表した銘柄にも買いが入っています。
日経平均は前週末13日の上昇幅と合わせた上げ幅が一時1000円を超え、上昇ペースの速さに警戒感が広がり、後場は利益確定の売りが出ています。取引時間中に発表された中国の4月の工業生産高や小売売上高などが事前予想を大きく下回ったことも売りを誘っています。
終値は続伸し、前週末比119円40銭(0.45%)高の2万6547円05銭で終えています。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7営業日ぶりに反発し、前日比466ドル36セント高の3万2196ドル66セントで取引を終えています。前日までの6日続落で2330ドル(6.8%)下げており、短期的な自律反発を期待した買いがハイテク株を中心に優勢でした。
足元で下げが目立ったハイテク株が買われました。前日に(1月4日)に付けた上場来高値からの下落率が「弱気相場」入りの目安とされる2割を超えたスマートフォンのアップルが上昇。顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトも高く推移しています。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと同業のビザといった消費関連銘柄も値を上げています。
都市封鎖(ロックダウン)中の中国・上海市は13日、5月中旬をメドに新規感染者数を「実質ゼロ」とする目標を示した。目標達成後は外出・営業制限を段階的に緩和する見通しで、中国の景気減速に対する過度な警戒感がやや和らいでいます。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比434.040ポイント高の1万1805.002で終えています。
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