日経平均株価(2月17日)@終値2万7513円13銭
2月
17日
16日の米株式相場が大幅に下落し、東京市場でも運用リスクを避ける動きが優勢でした。下げ幅は一時220円を超え「2万7466円61銭」の安値を付けていますが、その後は押し目買いも入って下げ渋っています。
16日の米株式市場では1月の米卸売物価指数(PPI)が前月比(0.7%)上昇と予想値(0.4%)以上に上昇したのを受け、インフレの高止まりと米連邦準備理事会(FRB)による利上げの長期化を警戒した売りが優勢でした。東京市場でも高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが出ています。
売り一巡後は下げ渋っています。下値で押し目買いが入ったほか、外国為替市場で円相場が一時「1ドル=134円台後半」まで下落しており、短期筋がとりあえず先物を買い戻しています。
終値は反落し、前日比183円31銭(0.66%)安の2万7513円13銭で終えています。