ダウ平均株価(2月10日)@終値3万3869ドル27セント
2月
11日
強い景気や雇用を背景に米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止や利下げ転換が先延ばしされるとの見方が相場の重荷になっています。米長期金利が一時(3.7%台)に上昇したのも、金利に反応しやすい高PER(株価収益率)銘柄の売りを誘いました。
前週末の予想以上に強かった雇用統計を受け、高めのインフレが長引き、(FRB)の政策転換が市場の見立てより遅れるとの観測が広がっているようです。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PERのハイテク株が値を下げていますが、製薬などディフェンシブ株が買われ、指数を押し上げています。
ダウ平均は小安く始まり、「3万3591ドル99セント」の安値を付けた後は、上昇に転じています。
終値は、前日比169ドル39セント(0.50%)高の3万3869ドル27セントで終えています。
ナスダック総合指数は、71.46ポイント(0.61%)安の1万1718.12でした。 S&P500種は、前日比8.96 ポイント(0.22%)高の4090.46でした。