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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1186件

ファルコン昆虫記(1098)【ミナミヒメヒラタアブ】

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カミツレの花に体長9ミリほどの ハエ目 ハナアブ科  ヒラタアブ亜科の【ミナミヒメヒラタアブ(南姫扁虻)】が吸蜜に訪れていました。
 
胸部は銅黒色の金属光沢があり、周囲は黄色で縁取られています。「オス」の腹部は細長い筒状ですが、「メス」では、腹部の先端が細くすぼまっている形状ですので、本種は「メス」のようです。
 
幼虫は肉食性でアブラムシ類を捕食するため天敵として重宝されています。成虫は各種花の蜜を吸います。
 
従来、国産の本種は【キタヒメヒラタアブ】とされていましたが、近年【ミナミヒメヒラタアブ】であることが判明しています。
#ハエ目 #ハナアブ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1097)<キバガ>

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網戸にホコリかと見間違えそうな、体長7ミリほどの小さな〈蛾〉を見つけました。
 
外観から、チョウ目(鱗翅目)ギバガ科らしきまでは同定できるのですが、亜科も多く、小さくてどれも似た感じで、種までの同定には至りませんでした。
 
〈口吻〉の基部後方の両側から出る1対の下唇鬚(かしんしゆ)が,きば状に突出しているのでこの名があります。全世界に分布する小型の〈蛾〉で,日本では75種が知られています。
#ギバガ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1086)アジサイに【クワゴマダラヒトリ】の毛虫

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アジサイの蕾が大きくなり出す頃になりました。アジサイには「青酸配糖体」という成分が含まれていると言われており、食べると消化器官で猛毒の青酸に変化します。体内に取り込まれた青酸は、下痢やおう吐、まひなどさまざまな症状を引き起こし、犬・猫が食べると最悪の場合、死に至ることもあります。
 
アジサイの葉・茎・つぼみなどに毒があるとされ、特につぼみは毒性が高く、少し口に含んだだけでも命に関わることがあるので注意しなければいけません。
 
単純に「青酸性」の毒性があるということで、〈虫〉はつかないものとおもっていましたが、紫陽花の葉をバリバリと食べている〈毛虫〉と遭遇、体色の特徴から、【クワガマダラヒトリ】の幼虫かなとみています。
 
調べてみますとアオムシの【アジサイハバチ】や【チャドクガ】・【モンクロシャチホコ】などの幼虫も紫陽花に付くようですので、今後注意してアジサイの葉も観察しなければいけないなと思いました。
#チョウ目 #ブログ #幼虫 #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1084)【クワキヨコバイ】

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昨日の昆虫記(1082)は、カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)オオヨコバイ科の【ツマグロオオヨコバイ】でしたが、今回は、体長8ミリほどの淡い緑色をしたヨコバイ科クワキヨコバイ属の【クワキヨコバイ】です。
 
名称通り棄権を察知しますと、スルスルと横に動き葉の裏側に移動する動きを見せます。
 
【オオヨコバイ】に似ていますが、【オオヨコバイ】では頭部先端に黒点が2つあるのに対し、本種では3個あります。体色も【オオヨコバイ】では翅には明瞭な暗褐色の翅脈がありますが、本種は暗褐色の翅脈が見られません。
 
同属の仲間は日本では現在84種と非常に多いため、同定が難しい種です。
#カメムシ目 #ブログ #ヨコバイ科 #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1083)【ツマグロオオヨコバイ】(8)

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緑の葉に鮮やかな黄色の体色がよく目立つ、 カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)オオヨコバイ科の【ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)】が目に留まりました。
 
カメラを構える動作を察知するのか、危険を察知しますとスルスルと素早く横に這い、葉の裏側に隠れてしまいますが、その行動により「ヨコバイ」と名がつけられていまので、登場回数も(8)回目と多くなりましたが、いつも息を詰めて接近しての撮影となりますが、何とか葉の裏側で撮影できました。
 
体長は先端から後端(翅の端まで)が約15ミリ程度。背面は全体に黄緑色。頭部は前胸より幅狭く、背面に大きな黒い楕円形の斑紋があります。前胸背には円形の黒斑が3個、正三角形に配置されています。小楯板にもその中央に丸い黒斑があります。
 
前翅は全体に橙黄色で、先端(ツマ)には青黒い色の幅広い帯があり、名称の由来となっています。後翅は全体に黒褐色で半透明です。
#オオヨコバイ科 #カメムシ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1080)【ヒメウラジャノメ】(15)

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昨日の神戸の最高気温は「23.0度」でした。運よく、今年最初の〈蝶〉として、カモミールに吸い蜜に訪れていたチョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類される【ヒメウラジャノメ(姫裏波蛇目)】と遭遇しました。
 
金環の付いた、ひときわ目立つ蛇の目紋を翅に持つ、茶色の小さなチョウです。この蛇の目紋は後翅裏に5つありますが、まれに6つから8つほど持つ個体もあります。
 
近縁種に【ウラナミジャノメ】がいますが、後翅表にある蛇の目紋が【ウラナミジャノメ】では1つですが、本種は2つ持つことで区別できます。
#タテハチョウ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1079)@【キゴシガガンボ】(3)

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ファルコン昆虫記(1079)@...
足の長い体形から一目で<ガガンボ>だとわかり、ハエ目(双翅目)カ亜目(長角亜目)ガガンボ科の【キゴシガガンボ】のようです。
 
成虫の形態はカ(蚊)を一回り大きくしたような感じの種類が多いのですが、ただし(蚊)と違い人や動物を刺して吸血することは無く、花の蜜を主食としています。
 
完全変態であり、幼虫は土中や水中で生活する。土の中で植物の根を食べるため、田園などでは害虫にもなります。
 
体長21~23ミリ。腹部の中央が広く黄色、頭部と胸部は黒色。脚の腿節は黄色。はねは透明で、縁と脈は黒色をしています。
#ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1078)<アブ>

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網戸に止まっているのは、ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)アブ科の総称としての<アブ(虻)>です。
 
形態から<アブ>だとはすぐに同定できるのですが、〈115種類〉ある中で、資料も少なく種の特定までは至りませんでした。
 
以前にも同定に悩んだ末、翅に黒い斑紋があることのより「ホシキアブ」としたことがありますが、この種もそうかもしれませんが、記録として残しておきたいと思います。
#ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1077)【オナシカワゲラ】(5)

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ファルコン昆虫記(1077)【...
この時期よく見かけますカワゲラ目カワゲラ科【オナシカワゲラ】が網戸に止まっていました。
 
カワゲラ目の仲間は世界で約2000種、日本では9科150種以上が知られていますが、この仲間はあまり研究されていないためか、和名・学名が不明なものも多く、幼虫と成虫の関係も分かっているものは大変少ないようです。
 
カワゲラ目はキタカワゲラ亜目とミナミカワゲラ亜目に分けられますが、国内にはキタカワゲラ亜目のみが生息しています。
 
山地の渓流域から平地の川沿いまで広く見られ、特に春に見ることが多く、幼虫は川の中で育ちます。
#カワゲラ目 #カワゲラ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1076)【アカスジチュウレンジ】

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日差しが射す中で、細長い葉の上で休憩しています体長10ミリほどのハチ目(膜翅目)ミフシハバチ科【アカスジチュウレンジ(赤条鐫花娘子)】と遭遇しました。
 
幼虫はバラの害虫として知られ、別名〈バラチュウレンジ〉とも呼ばれています。
 
成虫の頭部と脚は黒色、翅は半透明で黒っぽい。胸部と腹部は黄色~橙色を帯び、胸部の背面には黒色と橙色のこぶがあります。胸部の色彩には葉変異があり、オレンジ色と黒色が混ざる個体のほか、全体がオレンジ色、全体が黒色の個体もいるようです。
 
触角は3節あり、第1節と第2節は短く、第3節が長くて大部分を占めています。科名のミフシハバチは、この特徴に由来するといいます。
#ハチ目 #ブログ #ミフシハバチ科 #昆虫 #膜翅目

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