三宮から神戸大橋を渡ってすぐ、ポートアイランドにある自動車教習所「PIDS ポートアイランドドライビングスクール」の敷地角に、国内に約30店舗を展開するデザイナーズホテル「センチュリオンホテル」による神戸2店舗目「センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸」(神戸市中央区港島1-1-6)が、7月3日《金)に開業予定です。
隣には自動車教習所の校舎があり、1階はコンビニとなっていますので、結構便利だと思います。そこの交差点を左に曲がると、ポートライナー中公園駅になります。周辺状況にもよりますが、最近は、シティーホテルの宴会場がないパータンで、ラグジュアリーなホテルが増えているようです。価格帯としては、ビジネスホテルとシティーホテルの中間くらいが多いんではないでしょうか。
「センチュリオンホテルヴィンテージ神戸」では最上階のレストラン『1932』や、アールデコ調の内装に24時間営業のスパ&サウナ、トレーニングジムを併設しています。
JR横浜駅西口に新商業施設「ニュウマン横浜」(神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 )が開業しています。ルミネ初のラグジュアリーブランドを含む、ファッション・美容・飲食など注目の115店舗が出店。なお館内の3密回避のため、6月24日(水)~28日(日)は一部予約制・入場制限が実施されます。
2016年、JR新宿駅新南口に開業した「ニュウマン新宿」に続く国内2つ目の「ニュウマン横浜」は、自分の価値観をもつ自立した大人の女性に向け、ファッション・ビューティ・フード・ウェルネス・カルチャーといったあらゆるジャンルを横断して、ライフスタイルをトータルにプロデュースする時間消費型の商業施設です。
1階~10階までのフロアに、ファッション、コスメ、ライフスタイル雑貨、レストラン・カフェなど幅広い業態の全115ショップが出店し、24日の開業時点では113店舗が営業。1階「OFFICINE UNIVERSELLE BULY」(7月上旬)、8階「THE CITY BAKERY BRASSERIE RUBIN」(未定)はそれぞれ後日オープンします。
また“もっと地元が好きになる”をメインコンセプ トに、神奈川にフォーカスした食と雑貨を編集&発信するフロア「2416MARKET」や、ワインビストロ、寿司、中華料理からスイーツまであらゆる食を網羅したフードホール、さらに上位顧客限定ラウンジ「NEWoMan LOUNGE」を初めて常設し、ワンクラス上の購入体験を求める顧客ニーズにも応えるなど、様々な展開で充実の時間と体験を提供します。
国宝「中尊寺金色堂」(岩手県平泉町)で、6月15日から保存修理工事が始まりました。経年劣化により壁面で確認された亀裂や、漆や金箔きんぱくの剥離はくりを修復します。工期は2020年12月13日までを予定し、工費は約3000万円です。
「中尊寺金色堂」は1124年、奥州藤原氏の初代<清衡>によって造営されています。極楽浄土の様子を具体的に表現したとされ、螺鈿らでん細工などの当時の技術が施されています。
造営から900年近くがたち、1960年代には解体修理(昭和の大修理)が行われています。
その後もたびたび修理がなされてきましたが、昭和の大修理から50年以上が経過し、2018年から保存環境調査を行っていた専門委員会は「構造に関わる大がかりな修理は必要とされていないが、破損状況に即した必要最低限の補修は行うべきだ」と報告。国内の文化財修理に実績があり、昭和の大修理にも携わった小西美術工藝社(本社・東京)が担当します。工事期間中も一般公開は行われます。
「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」(手前)(画像:森ビル)
森ビルが東京都港区の虎ノ門ヒルズ地区で2棟目となる複合ビル「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の商業施設部分を、4月に開業予定でしたが新型コロナウイルスの影響で6月11日に開業しています。
「虎ノ門ビジネスタワー」は地上36階、地下3階で高さ約185メートル。地上4階~地下1階に飲食店やスーパーなど59店が入り、5~36階がオフィススペースになっています。
飲食店街「虎ノ門横丁」は3階にあり、和食や中華、イタリアン、バーなど26店舗が入居しています。東京の名店が集まり、カウンターなどで料理を楽しめるといいます。入り口で体温を測り、混雑緩和のため入場者数を制限。入場を制限した際は、LINEを通じて整理券が発行され、入店待ちやテイクアウトの注文も、LINEを通じて行なわれます。
1階には湾岸区域を結ぶBRT(バス高速輸送システム)や、羽田空港を往復するリムジンバスの停留所も設置。地下通路は 6日に開業した日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」 や銀座線「虎ノ門駅」と直結しています。
新型コロナウイルス感染拡大のため、開業を延期していた映画館「UPLINK京都」が、6月11日にオープンします。
京都・新風館の地下1階に開業し、4スクリーン計214席を有する「UPLINK京都」は、烏丸御池駅に直結しており、ロビーはレトロモダンな地下鉄の駅をイメージしてデザインされています。
4スクリーンのコンセプトはそれぞれレッド、レインボー、抹茶、ストライプ。田口音響研究所が東京「UPLINK吉祥寺」のために開発した平面スピーカーが導入されています。さらに東京「UPLINK渋谷」併設のキッチンTabelaによるオリジナルのスパイスドリンクやベイクドメニューなどを用意。オープン当日には「アップリンク傑作選」を特別価格で上映される予定です。
なお、同日にオープンする新風館は歴史的建築物である旧京都中央電話局を一部保存・改修した複合施設で、新国立競技場の設計を手がけた<隈研吾>が建築デザイン監修として参加しています。
<芥川龍之介>の旧居にあった書斎を復元した模型(画像:田端文士村記念館)
東京都北区は、大正時代の日本文学を代表する作家<芥川龍之介>(1892年〈明治25年〉3月1日~1927年〈昭和2年〉7月24日)が亡くなるまで暮らした東京・田端の旧居跡に、芥川の名前を冠した日本初の記念館を建てる計画を進めています。2023年3月末までの開館を目指し、本年度から設計や展示内容の調査研究に入りました。
<芥川龍之介>は隅田川東岸の本所で育ち、1914年に田端へ移っています。ここで書いた『鼻』・『羅生門』・『河童』などの名作を生み出しました。北区は2018年に旧居跡地の約半分を購入し、今年3月には<芥川龍之介>の孫でエッセイストの<芥川耿子>(75)を名誉委員長とする検討委員会から整備構想の答申を受けました。
北区には、田端に住んだ多くの文学者、芸術家を顕彰する「田端文士村記念館」があります。そこでも<芥川龍之介>の業績が紹介されているため、計画中の記念館では、彼の生きた時代や創作を支えた暮らしの雰囲気を体感できるような展示に力点を置きます。客間でもあった書斎をできるだけ忠実に再現し、結婚祝いに<夏目漱石>夫人から贈られた机をはじめ、愛用した調度品の数々を複製で展示する計画です。
北区の文化施策担当課によりますと、状態の良い初版本の入手、各地の文学館や博物館が所有する自筆原稿の複製制作も予定されています。
文豪<森鴎外>ゆかりの 「水月ホテル鴎外荘」が5月末で閉館 しますが、神奈川県船橋市中心街にある老舗割烹旅館「玉川」が、4月末で閉館しています。相次ぐ自然災害により膨らんだ修繕・管理費が経営を圧迫したところに、新型コロナウイルス感染拡大で3月以降に利用客が激減し追い打ちを掛けたようです。
重厚な瓦と黒色板壁に覆われ、国の登録有形文化財に登録されている純和風旅館は、1921(大正10)年創業、100年目でした。文豪<太宰治>が宿泊したことでも知られ文化的価値も高いのですが、市が建物の構造調査などをした後、6月から取り壊される予定です。
「玉川旅館」は国道14号近くの船橋市役所から徒歩1分、高層マンションなどが立ち並ぶ中心街に立地。館内に天然の「湊温泉」を抱え、紅檜(ひのき)の大木をくり抜いた浴槽や、古代檜風呂などが宿泊客に好まれてきました。
昭和10年代には、当時船橋で執筆活動をしていた<太宰治>が同館「桔梗の間」に20日あまり宿泊。小説『ダス・ゲマイネ』(『文藝春秋』昭和10年10月号)などを執筆したとされています。この部屋は閉館するまで客室として提供しており、時を超えて太宰と同じ空間を共にしようと全国からファンが訪れていました。
惜しまれながら2006年に解体されたJR国立駅(東京都国立市)の旧駅舎が、以前とほぼ同じ場所に再築され、同市の魅力発信拠点として6日に開館しています。大正末以来、長く街のシンボルだった赤い三角屋根の建物が、懐かしい風景をよみがえらせています。
国立駅の開業は1926年。国立市の前身・谷保村に学園都市を開発していた不動産会社「箱根土地」が建設し、鉄道省に寄付しました。当時両隣だった国分寺駅と立川駅から1字ずつ取って駅名とし、谷保村は1951年に国立町、1967年には国立市となっています。
旧駅舎は、英国の田園都市の小住宅を参考にしたといわれ、左右非対称の三角屋根とロマネスク風のアーチ窓が特徴になっています。米建築家<フランク・ロイド・ライト>に師事したこともある<河野伝>が設計を担当、清水建設が工事を施工しています。
80年間親しまれた旧駅舎はJR中央線の立体高架化工事に伴って撤去されましたが、活発な保存運動を受け、国立市が解体された部材を保管し、2018年から復元工事を進めていました。
旧駅舎は以前同様「大学通り」が真っすぐ見通せる位置に建ち、国立の観光情報、街づくりの歴史や旧駅舎の文化財的価値などを伝え、「まちの魅力発信拠点」として市民の憩いの場を目指します。
2017年12月末に 改装のため閉館 した「ホテルモントレ神戸」(神戸市中央区)が、4月7日にリニューアルオープンしています。
1989(平成1)年10月開業、28年の歴史を持つ「ホテルモントレ神戸」を利用した多くの人の思い出を継承すべく、建て替え工事で一新しながらも、異国情緒ある港町神戸にずっと建っていたような懐かしさも感じさせる雰囲気で生まれ変わっています。
ナチュラルな色合いとあたたかな光で安らぎのある客室(全231室)をはじめ、庭に面した回廊風の本格的イタリアンレストラン「サンミケーレ」、ビジネスや観光の疲れを癒す「サウナ付温浴施設」を完備。ロビーに宿泊者専用ラウンジを用意するほか、客室各フロアにはセキュリティードアを設置し、セキュリティーも強化されています。
朝食は、邸宅の大広間を思わせる空間の明るい会場で焼きたてのパン、和食、サラダ、デザートなど数多くのメニューをブッフェ形式で味わうことができます。
1934(昭和9)年にヴォーリズ建築事務所の設計により建てられた国登録有形文化財「ヴォーリズ六甲山荘」(兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4ー744)が、4月4日(土)から11月15日(日)までの土日祝日(11:00~15:30)に一般公開(500円)されます。なお、事前申し込み不要です。
<W.M.ヴォーリズ>はアメリカで生まれ、日本各地で数多くの西洋建築を手懸けた建築家です。関西でも多くの作品を残し、神戸市内では「六甲山荘」のほか「フロインドリーブ」(旧神戸ユニオン教会)の設計も担当しました。
毎年春から秋にかけて一般公開される「六甲山荘」は、建築当初からの保存状況も良好で<ヴォーリズ>建築のなかでも建築的価値・希少性の高い建物。国登録有形文化財に加えて近代化産業遺産、兵庫の近代住宅100選に登録・選定されており、現在はアメニティ2000協会が保存・活用を行っています。
光を多く取り込むガラス張りのリビングルームや、アイロン台を壁に仕舞えるように工夫されたメイド部屋など、<ヴォーリズ>設計の細やかな配慮を感じることができる山荘となっています。
また、公開中は喫茶の利用も可能。風格のある食堂の中で飲み物と手作りのケーキ、ランチを楽しむこともできます。
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