「サンテレビジョン」が建設を進めてきた JR神戸駅前の新社屋 (神戸市中央区東川崎町1)が完成し、24日に記念式典が開かれています。
阪神・淡路大震災を教訓にした災害に強い放送局づくりなどをコンセプトにした建物で、来年6月にポートアイランドの神戸国際交流会館内にある現本社から完全移転し、業務を開始する予定です。
建物名は「神戸駅前JUSTスクエア」で、地上12階、延べ床面積約1万3500平方メートル。「サンテレビ」と「ホテルジュラク」が区分所有し、「サンテレビ」は1~4階に入ります。「ホテル」部門は1階と5~12階の256室で、来年4月に開業する予定です。
竣工式には、同社の他、工事やホテルの関係者らも参加。神事の後には内覧会があり、ナレーションを録音する「アナブース」や大きなスタジオ、神戸港を見渡せるホテル最上階の客室などが披露されました。
世界遺産登録から10周年を迎えるのを前に 「中尊寺金色堂」の保存修理工事が完了 し、記念の法要が営まれました。
「中尊寺金色堂」は経年劣化や震災の影響で漆や金箔が剥がれているところや亀裂が多くあり、今年6月中旬から修理工事が行われていました。
15日は工事が完了し輝きを増した金色堂で<奥山元照>貫首ら10人の僧侶がお経をあげ、来年の平穏無事を祈りました。
この後も、「中尊寺」は来年の世界遺産登録10周年に向け、金色堂周辺のコンクリートの壁を塗り直すなど整備を進めていく予定です。
京都市東山区の清水寺で約4年前から進められてきた国宝・本堂の屋根と舞台の修理が終わり、3日午前、本尊の十一面千手観音に報告する法要が営まれています。
「清水寺」では2008年から重要文化財・奥の院など九つの堂塔を半解体する大修理をしており、本堂の作業は2017年1月に始まりました。
東西45メートル、南北37メートルある屋根を半世紀ぶりにふき替え、75センチだった檜皮の厚さを江戸中期の文書に基づいて96センチにしています。舞台はヒノキの床板166枚を新調しました。大修理は2021年3月にすべて終わる予定です。
神戸・三宮再整備の核となる高層ツインタワーの1期ビル(2026年度ごろ完成予定)について、施行主体の再開発会社が、ビルの保留床取得やテナント誘致、工事などを担う事業者の優先交渉権者として、 三菱地所や大林組など計4社の企業グループ を、5日に選定しています。新型コロナウイルスの状況も踏まえ、具体的な設計などを進めます。
同ビルは民間主導事業で、総事業費は概算で1千億円。うち520億円を市が負担します。3月の都市計画決定を受け、施行主体の「雲井通5丁目再開発会社」が事業者を公募していました。再開発会社は、20年度中の市の事業認可を目指し、22年度以降に着工する予定です。
企業グループはほかに、三菱倉庫、神鋼不動産。大林組以外の3社は、別の2社と共に2018年9月、世界的建築家の坂茂氏がデザインを手掛けるツインタワービルを提案し、事業協力者にも選ばれています。
今回の企業グループの提案には、ホテルやオフィス整備に向け、地権者に取得権利がある床以外の「保留床」を取得することなどが盛り込まれました。
同ビルは高さ約165メートル、延べ約10万平方メートル。低層部には、西日本最大級の中・長距離バスターミナルが整備されるほか、中層部にはホール(劇場)や図書館などが入ります。タワー部はホテルやオフィスを予定しています。
「イケア渋谷」(画像:イケア・ジャパン)
原宿に続く2軒目の都心型店舗「イケア渋谷(IKEA渋谷)」(東京都渋谷区宇田川町24-1高木ビルディング1階~7階)が、2020年11月30日(月)に開業します。
1階から6階の売場のみのオープンとなり、7階のレストランフロアは、2021年春にオープンの予定です。
JR渋谷駅から徒歩5分の場所に出店する「イケア渋谷」は、日本のイケアでは初となる7階建ての高層店舗で、 地上 1階~7階 計約4,800平方メートル の面積となっています。
充実した売場展開が特徴で、都心型店舗では初めて、おもちゃ&遊具売場も展開予定。これまで以上にファミリー層も楽しめるような売場構成となるようです。
児童文学館の完成予想図(画像:江戸川区提供)
東京都江戸川区は27日、『魔女の宅急便』(1985年)原作者で、 国際アンデルセン賞受賞者 の児童文学作家 <角野栄子> さん(85)がプロデュースする児童文学館の基本設計を発表しています。計画では、地上3階建てで、展示エリアや読書空間などを設ける予定になっています。
オンラインで会見した<角野>さんは、「本棚に詰まった色とりどりの物語を楽しんで、言葉の豊富さに気付く機会になればいい」と話し、内装は<角野>さんが好きな「いちご色」で統一。「真っ赤っかでびっくりするだろうが、驚きから想像力が生まれる」と笑顔で狙いを語っています。
建設予定地は江戸川区区の「なぎさ公園」内です。1、2階に展示エリアや読書テラス、3階にカフェが入る予定です。
須磨海浜公園内(神戸市須磨区須磨浦通1-1)にある国登録有形文化財になっています『旧和田岬灯台』の内部公開が、2020年11月1日(日)10:00~16:00(見学時間 15分~30分程度)の時間において行われます。
参加は無料です。 事前申込は不要です。当日に受付を行います。三密を避けるため、状況により人数調整・入場制限を行う場合があります。参加する際には、マスクの着用が必要です。なお、雨天でも決行しますが、台風の接近や自然災害などで警報が発令された場合は、中止になる場合があります。
『旧和田岬灯台』はもともと、明治4年に「木製灯台」として和田岬に建設されました。その後、明治17年に「鉄骨造」に建て替えられ昭和38年に廃灯となり、現在の場所に移されています。
現存する日本最古の「鉄造灯台」となっていて、通称「須磨の赤灯台」として目印としても親しまれている灯台です。
去年までは、1階から3階まで全て公開されていましたが、今年は階段の老朽化と、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮した結果、1階部分のみの公開となっています。
東急不動産は、酒造会社の販売所だった町家を改装、京都の多彩な食や酒を楽しめる新ブランドホテル「nol kyoto sanjo(ノル京都三条)」(京都市中京区堺町通姉小路下ル)を、11月1日(日)に開業します。
「キンシ正宗」(伏見区)の販売所として使われていた築約100年の京町家をロビー・ラウンジとして改修。午後5~10時には無料で「キンシ正宗」の日本酒を飲むことができるほか、老舗京菓子の「伊藤軒」(同区)の焼き菓子やゼリーも用意されます。
ホテルは5階建てで計48室。中長期滞在者向けに電子レンジと洗濯乾燥機を完備。一部の客室にはミニキッチンも備え、「京の台所」で知られる錦市場(中京区)で買ってきた食材を室内で調理することもできるようです。
平日1泊1室1万7千円から。11月後半(21日~23日)の3連休ではすでに満室の日もあるといいます。
東京国立近代美術館工芸館(東京都千代田区、国立工芸館)は金沢市内に移転し、25日に開館します。移転発表当初は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前のオープンを目指していましたが、コロナ禍の影響で延期されていました。
政府の地方創生を狙った国関係機関の移転策の一環で、江戸時代の加賀藩政から工芸文化を発展させてきた石川県にとっては念願の移転でしたが、日本海側初の国立美術館として収集、保存、展示といった機能を果たせるかどうかが、今後の課題となります、
移転先(金沢市出羽町3ー2)は、兼六園や金沢城、美術館などが集合する同市の歴史、文化の中心地。名誉館長にはサッカー元日本代表の<中田英寿>さんが就任します。
工芸館が所蔵する陶磁や漆工などの美術工芸作品のうち7割に当たる1900点以上が移転します。
関ケ原の戦い(慶長5年9月15日=西暦1600年10月21日)からちょうど420年の本日21日、日本史上最大級の激戦が繰り広げられた地、関ケ原(岐阜県不破町関ケ原町)に「岐阜関ケ原古戦場記念館」が開館します。あす22日より一般公開がはじまりますが、新型コロナウイルス感染症対策のため入場は事前予約が必要です。詳細は公式サイトに掲載。
お城みたいな外観の施設は、地上5階建て。順路としては1階の「グラウンド・ビジョン」と「シアター」で、関ケ原の戦いとはどういうものだったのかを把握し、2階の常設展示室で、戦国時代の武具や書簡などを見ることができます。3階はセミナールームで、5階は展望室となっています。別館にはギフトショップとカフェ、後にレストランもオープン予定です。
2階の常設展示室と同じフロアには、戦国体験コーナーもあり、武具を実際に触ることができるアナログなものから、関ケ原合戦図屏風を背景にした写真が作れるデジタルコンテンツもあり、戦国体験を記憶や記録に残すこともできます。
そして5階展望室は、ほぼ全面ガラス張りで、現在の関ケ原の街を見渡すことができ、420年以上前から変わらずにある山々。当時の景色を想像し、「天下分け目」といわれた戦いの現場にタイムスリップしたかのような気分に浸れるようです。
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