ビートルズの<ジョン・レノン>と妻<オノ・ヨーコ>が別居していた〈失われた週末〉と呼ばれるプライベートな日々の真相を追った2022年製作のドキュメンタリー『ジョン・レノン 失われた週末』が、2024年5月10日より公開されます。
1973年秋から1975年初頭にかけての18カ月間、<ジョン・レノン>は<オノ・ヨーコ>の強い希望により、夫妻の個人秘書でプロダクションアシスタントを務めていた中国系アメリカ人<メイ・パン>とともに過ごす日々を送りました。
この期間、<ジョン>は<メイ>の助けを借りて最初の妻<シンシア>との長男<ジュリアン>と再会することができ、アルバム『マインド・ゲームス』・『心の壁、愛の橋』・『ロックン・ロール』を立て続けに制作、<デビッド・ボウイ>や<エルトン・ジョン>らとのコラボレーションや、<ポール・マッカートニー>との再会など、〈失われた週末〉という呼び名とは裏腹に、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で商業的にも成功した時期を過ごしています。
映画では<メイ>本人の証言をはじめ、名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、プライベートな写真、<ジョン>が贈ったユニークなイラストの数々を交えながら、<メイ>の目で見た素顔の<ジョン>を、<イブ・ブランドスタイン /リチャード・カウフマン /スチュアート・サミュエルズ>が監督を務めて描き出しています。