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今年の読書(38)『覚悟』フェリックス・フランシス(文春文庫)

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競馬界を舞台とした伝説の名シリーズとして、英国スリラー界の誇り高き正統派ミステリーの<ディック・フランシス>(1920年10月31日~2010年2月14日)の〈競馬シリーズ〉が、長らく執筆の協力を務めてきた息子<フェリックス・フランシス>の手で〈新・競馬シリーズ〉として、2025年5月8日に文庫本が発売され、復活しています。
 
落馬事故で左手を失った元騎手「シッド・ハレー」でした。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻と娘ともに平穏な生活を送っていました。
 
そんな時、競馬界の重鎮「スチュアート卿」から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受けます。調査依頼を固辞した「ハレー」でしたが、翌朝、「スチュアート卿」は変死を遂げます。
 
自分は依頼を断るべきではなかったのかと、「 スチュワート卿」の遺志を継ぎ、「ハレー」は卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでいきますが、調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及びます。
 
狡猾で卑劣な敵と対峙し、困難を克服しようとする『大穴』・『利腕』・『敵手』・『再起』に登場した「シッド・ハレー」の雄姿は健在で、480ページ面白く読み終えました。
#文庫本 #競馬 #読書

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