外国為替市場で円相場が値上がりし、「1ドル=148円台前半」と、およそ1カ月ぶりの円高水準となりました。
円相場は、
(11月13日)に一時「1ドル=151円92銭」と今年最安値を付け、およそ33年ぶりの円安水準に迫っていましたが、20日の外国為替市場では一時
「1ドル=148円台前半」まで上昇しました。
アメリカでは10月の消費者物価指数の伸び率が市場予想を下回るなどインフレの鈍化が示され、アメリカの長期金利が低下したことで日米の金利差の縮小が意識されています。
さらに、来月、連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを行うとの観測が後退したことで、円を買う動きが出ているものとみられます。