一時「1ドル=151円92銭」
11月
14日
目立った材料が出たわけではありませんが、2022年10月につけた1990年以来の安値「151円94銭」に近い水準では神経質な動きとなりました。
景気を下支えしようと金融緩和策を続ける日銀と、インフレ抑制のため政策金利を引き上げた米連邦準備制度理事会(FRB)の方向性の違いは依然大きく、日米の金利差を意識した円売りドル買いが進んでいます。
今年の最安値だった10月31日の「1ドル=151円74銭」を下回り、約1年1カ月ぶりの円安ドル高水準となりました。市場では、低金利の円を高金利のドルに換えて運用する流れが続いています。