「1ドル=159円92銭~159円93銭」
6月
3日
2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日続落し、前日比25銭円安・ドル高の「1ドル=159円90銭〜160円00銭」で取引を終えています。一時は「1ドル=159円99銭」と、日本政府・日銀が円買い介入を実施した(4月30日)以来、約1カ月ぶりの安値を付けています。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉を巡って不透明感があり、円売り・ドル買いが優勢でした。円の高値は「1ドル=159円74銭」でした。
2日、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けているとロイター通信が報じました。<トランプ米大統領>は、1日にもイスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラが双方への攻撃を停止することで合意したと自身のSNSで主張していました。
2日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物が前日比(1.7%)高の「1バレル=93.76ドル」で通常取引を終えています。エネルギーを輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大するとの見方が円売り・ドル買いを促しています。
2日発表の4月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が「761万8000件」と、前月の改定値(668万7000件)から上昇したほか、2024年5月以来の高水準でした。市場では、労働市場が安定化しつつあることを示し、政策金利を当面据え置く余地ができたとされています。
2日、クリーブランド連銀の<ハマック総裁>はインフレ圧力が高止まりすれば、米連邦準備理事会(FRB)は利上げするかもしれないと述べました。市場では、(FRB)が利下げ方向よりも利上げ方向にかじを切る可能性が高まっています。日米金利差がしばらく開いたままになるとの見方から、円売り・ドル買いが出やすくなっています。
節目の「1ドル=160円」に近づくと、円は下げ渋る場面もありました。日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感も出ています。









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田中 久史