「1ドル=158円60銭~158円62銭」(4月1日)
4月
1日
1日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ84銭の円高・ドル安の「1ドル=158円78〜79銭」でした。
米国・イスラエルとイランの軍事衝突が早期収束に向かうとの見方から「有事のドル買い」の持ち高を解消する動きが優勢となりました。日本時間1日夕のニューヨーク原油先物相場の下落に伴い、円相場は「1ドル=158円28銭」近辺まで上げ幅を広げる場面がありました。
日本時間1日早朝、米CNBCテレビは<トランプ米大統領>が3月31日に、記者団に対し米軍が「2〜3週間」でイランから撤退すると語ったと報じました。イランの<ペゼシュキアン大統領>も条件付きで「戦闘を終わらせる意思がある」との考えを示したと現地メディアから伝わり、中東の緊張状態が緩和に向かうとの受け止めが広がりました。
円相場は上げ幅を拡大する場面がありました。日本時間1日夕の取引で米原油先物相場が下げ幅を広げ、米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は一時「1バレル=96ドル台半ば」まで下落しています。原油先物相場の下落につれて、円買い・ドル売りに流れています。
もっとも、米国によるイラン攻撃前と比べると原油相場の水準は依然高い水準です。原油高が日本の貿易赤字の拡大につながるとの思惑は根強く、円相場の上値は限られました。









田中 久史
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