「1ドル=159円42銭~159円45銭」(6月3日)
6月
3日
3日の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏でした。17時時点では前日の同時点と同水準の「1ドル=159円68〜70銭」で推移しています。
3日夕<高市早苗首相>が、為替相場について言及したと伝わりました。円安をけん制する姿勢を示したとの見方から円相場が急伸する場面がありました。中東情勢を巡る不透明感が根強く、円売り・ドル買いが優勢でした。一時「1ドル=160円ちょうど」近辺と日本政府・日銀が円買いの為替介入を実施した(4月30日)以来およそ1カ月ぶりの円安・ドル高水準をつける場面もありました。
円相場は16時半すぎに「1ドル=159円55銭近辺と上昇に転じる場面がありました。複数のメディアが3日夕、<高市早苗首相>が参院本会議で為替相場について「必要に応じ、いつでも適切に対応する」と述べたと伝えています。投機的取引を含む実需に基づかない取引が、為替相場に大きな影響を与えるようになってきているとの認識も示したといい、為替介入への警戒感が強まりました。
円には売りが先行でした。2日、米中央軍はホルムズ海峡に近いイランのケシム島においてイラン軍の地上管制施設を「自衛目的」で攻撃したと発表しています。イスラエルはレバノンへの攻撃を続けているとも伝わり、イランのタスニム通信はイスラエルによるレバノンへの攻撃に反発し、イラン政府が米国との交渉を停止していると伝えています。両国の停戦交渉を巡る不透明感から原油価格が高止まりし、日本の貿易収支悪化を懸念した円売り・ドル買いが出ています。
米金利の先高観を意識した円売り・ドル買いも出ました。米労働省が2日発表しました4月の米雇用動態調査(JOLTS)で、求人件数が前月を上回りました。米労働市場が底堅く推移しているとの見方から米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が広がったことも円相場を下押ししています。










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