17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で推移しています。ソフトウエア関連株の下落が続いているものの、金融や消費関連など景気敏感株に買いが入り、指数を支えています。
人工知能(AI)が業務ソフトウエアなどの役割を代替するとの懸念が引き続き根強く、ソフトウエアや大型ハイテク株の一角に売りが出ています。ダウ平均株価の構成銘柄では、セールスフォースやマイクロソフトなどが値を下げています。
17日、米国とイランはスイスで核問題を巡って協議しました。イランの<アラグチ外相>は、この協議で米国と主要な「指針となる原則」について理解に達したと述べたと、ロイター通信が同日報じています。最終合意に至ったわけではありませんが、交渉を続ける姿勢を見せました。中東の地政学リスクが後退して原油先物への売りが優勢になり、シェブロンなどエネルギー関連銘柄を下押ししています。
17日、ニューヨーク連銀が発表しました2月の製造業景況指数は(プラス7.1)と前月(プラス7.7)から低下し、市場予想(プラス10.0)を下回りました。景況感の悪化が懸念され、相場の重荷となっています。
米連邦準備理事会(FRB)は18日、1月27〜28日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表します。同会合では4会合ぶりに政策金利の据え置きを決めていました。経済・物価見通しや今後の政策判断を巡る議論の内容が注目されています。
20日には2025年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)速報値や、2025年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表があります。足元の米経済を見極めようと、様子見の雰囲気も出ています。
ダウ平均株価は、前日比32ドル26セント(0.065%)高の4万9533ドル19セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比31.71ポイント(0.14%)高の2万2578.38で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比7.05ポイント (0.10%)高の6843.22で終えています。