「1ドル=159円86銭~159円88銭」(3月27日)
3月
27日
27日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日続落でした。17時時点では前日の同時点に比べ45銭の円安・ドル高の「1ドル=159円94〜96銭」で推移しています。16時半ごろに「1ドル=159円98銭」近辺と2024年7月以来の円安・ドル高水準を付け、節目の「1ドル=160円」に迫りました。
米国とイランの停戦交渉が難航しているとの見方から「有事のドル買い」が続いています。原油価格の高止まりが長期化するとの思惑がくすぶり、エネルギーの大半を輸入に頼る日本で貿易赤字が拡大するとの観測も円売りを促しています。
26日にイランは米国が示した15項目の和平計画を拒否し、<トランプ米大統領>は合意しなければイランがさらなる攻撃に直面すると警告しました。その後、<トランプ米大統領>はイランの発電所攻撃の再延期を表明しましたが、日本時間27日午前には米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が「米国防総省は追加で1万人の地上部隊を中東に派遣することを検討している」と報じまています。中東情勢の緊迫がすぐに解消されないとの懸念から円やユーロなど主要通貨に対してドル買いが広がりました。
日本時間27日午後の取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物の期近物が「1バレル=95ドル台」まで上昇しています。原油高を背景に日本の交易条件の悪化が意識されたのも円の重荷となりました。
一方、日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感が根強くあり、「1ドル=160円」ちょうどの手前で円売りはいったん収まりました。










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