ファルコン植物記(2239)ど根性な(55)【ヘクソカズラ】
5月
18日
石垣の目地に〈つる〉を伸ばしながらのど根性なアカネ科ヘクソカズラ属の【ヘクソカズラ】を見つけました。
【ヘクソカズラ】は、葉などをつぶすと、強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」の意味で名付けられたもので、元々は「屁臭(へくさ)」だったものが転訛したともいわれています。カズラ(葛・蔓)は、つるで伸びる植物につけられる語です。
日本最古の和歌集である『万葉集』の(巻16・3855)に<高宮王(たかみやのおおきみ)>の歌「皂莢(かわらふじ)に延ひおほとれる屎葛(くそかずら)絶ゆることなく宮仕へせむ」として「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれている植物です。
また、俳句では夏の季語になります。「名をへくそ かづらとぞいふ 花盛り」 <高浜虚子>
季語となるように、開花時期は夏から秋ころ(7~9月)ですが、この場所で花が咲くのか、楽しみに待ちたいと思います。







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