『霧のごとく』@<チェン・ユーシュン>監督
5月
4日
『1秒先の彼女』・『熱帯魚』などで知られる台湾の<チェン・ユーシュン>監督が、1950年代の台湾で多くの市民が反政府の疑いをかけられ逮捕・処刑された《白色テロ》の時代を背景に描いた希望と再生の物語『霧のごとく』が、2026年5月8日より公開されます。
1950年代、戒厳令下の台湾。嘉義で暮らす少女・「阿月(アグエー)」は、反政府分子として捕らえられた兄が台北で処刑されたことを知ります。わずかな金と兄の形見の時計を手にひとり台北へ向かう「阿月」でしたが、兄の遺体を引き取るには高額な手数料が必要でした。
途方に暮れていたところを怪しい男に騙され、遊郭に売り飛ばされそうになった彼女は、人力車の車夫「趙公道(ザオ・ゴンダオ)」に助けられます。中国・広東出身の彼は、国民党軍の兵士として台湾に渡って以来、故郷へ帰ることもかなわず、その日暮らしの生活を送っていました。《白色テロ》で軍の仲間を失い人生に行き場を見いだせずにいた「公道」は、「阿月」の思いに心を動かされ、手を差し伸べることを決意します。
『アメリカから来た少女』の<ケイトリン・ファン>が「阿月」、『香港の流れ者たち』の<ウィル・オー>が「趙公道」を演じ、台湾の人気歌手で俳優としても活躍する<9m88(ジョウエムバーバー)>、<ツェン・ジンホア>、<リウ・グァンティン>、<ビビアン・ソン>が共演しています。
2025年・第62回金馬奨にて最優秀作品賞を含む4部門を受賞した作品です。










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