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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#きはだまぐろ」の検索結果52件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

トップバリュ オイル不使用ライトツナフレーク まぐろ水煮フレークを食べたレビュー

スレッド
開けやすいアルミはくのフタを採...
開けやすいアルミはくのフタを採用!オイル不使用タイプです。


トップバリュ オイル不使用ライトツナフレーク まぐろ水煮フレーク
きはだまぐろ水煮フレーク・廉価品

トップバリュ唯一の水煮缶


 トップバリュブランドで展開されるツナ缶の水煮缶。ライトツナ油漬、ライトフレーク(かつお)油漬と続いて、水煮缶だ。
 昨今流行している塩抜きの水煮缶ではなく、従来通りの野菜エキスと食塩が含まれるもの。要はライトツナ油漬から大豆油を取っ払っただけといえば通じるだろうか。
 フタが開けやすい系列共通の「つまみを斜めに引っ張るとつまみがちぎれてフタが開けられなくなる」というアキレス腱は本品にもあるので、注意して開けること。万が一ちぎれてしまったら缶切りやナイフで力押しできる。
 
 スペックが示す通り、食塩相当量が通常の水煮缶より多い点に着目する。
 これも例にもれず、海外製造品なのでトップバリュの製造所固有記号検索システムでは工場が追跡できない。2017.4製造。
 

缶を開けたところ


 
 身は細かい。スペック通り、身と液汁の塩気が強い。パサパサ感は少ないし、塩気の強さで生臭さを隠している。
 水煮らしからぬ水煮グループ(筆者が勝手に名付けた)の廉価版担当という感じ。そのまま食べる分にも違和感のない味で、液汁切ってツナマヨにしてもよさそう。
 
 CGCライトツナ水煮(No.104)より20円高いだけの理由は納得いく。倍以上高いかもめ屋水煮缶とは比較してはいけない。
 実売91円ならこんなもんじゃない?
 
☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ 2.4
・価格   ★★☆☆☆ 2.2 #91.2円/缶(4缶365円)
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.4 #可もなく不可もない水煮
・入手性  ★★★☆☆ 4.0 #イオン、マックスバリュ、一部ミニストップなど
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
49kcal/缶 食塩相当量0.9g タンパク質11.8g
原材料 きはだまぐろ、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、調味料(アミノ酸等)
(野菜エキス(大豆)遺伝子組換え不選別)
JAN:4902121054350(単品)/4902121979387(4缶シュリンク) 製造固有記号CL
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.121

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.25)マグロ油漬(旧パッケージ)

→及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。この水煮缶の兄弟品なはずだよ。きっと。

(No.119)カツオ油漬(新パッケージ)

→良心的なほうのライトフレーク。これも、多くの輸入ツナ缶(カツオ)と比べたらまだ良い方。スペックは本記事のやつとほぼ同じ。
#きはだまぐろ #スーパーPB #水煮

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はごろもフーズ シーチキンLフレーク・オイル不使用のレビューと解説

スレッド
はごろも シーチキンLフレーク...

はごろも シーチキンLフレーク・オイル不使用
きはだまぐろ調理品・普及品

水煮と油漬のいいとこどりを目指した48kcalシーチキン


 はごろもフーズが2018年8月末より販売開始した新顔のシーチキン。
 プレスリリース_(アーカイブ)をかみ砕くと、油を使わず油漬缶の味を再現することで、水煮にあった食味の悪さ(キシキシ感)、油漬のカロリーという二大欠点を克服し、「水煮より低カロリーで」「油漬缶並の食味」を目指した製品である。タンパク質据え置きで水煮缶(素材そのままシーチキンLフレーク)より1gあたりのカロリーが低いため、よりアスリートに適しているように見える。
 
 ツナ缶ブログが着目したいのは、どのようにして「油を使わず油漬缶の味を再現」を行ったか、という点だ。通常、ツナ缶は油の含有量比例して食味がよくなり、減ればキシキシしてくる。油入り水煮・野菜スープ漬は中間をとって食味のバランスを保っている。
 (かもめ屋のように、超ハイスペックな原材料を使えば水煮缶で油漬缶を超える食味を発揮することができるが、例外中の例外だ)
 本製品には寒天が入っている。寒天。シーチキンアスリートやカラダを応援シーチキン(No.21)にも含まれていた。これらの製品では身に含まれるDHAの溶出を防ぎ無駄なく摂取することを目的に使用されていた。
 つまり、寒天で液汁を固まらせてしまえば、まぐろの身に含まれる脂分が液汁に溶け出すのを防げるから「油を使わず油漬缶の味を再現」できる。そういう原理だろうか?
 
 考えるより、手元にあるのだから、実際に開けたほうが早いだろう。
 日本坂PA上りのファミマで購入したが、9月以降は静岡市内のスーパーでもちょくちょく見かけるようになった。2018.7製。

缶を開けたところ



 「身が固められている」という印象はない。ほぐれ具合もシーチキンLフレーク相当。
 なるほど、油漬缶の味に寄せてある。下味の塩気が強い。水煮のキシキシ感は目立たず、油漬よりカロリーは低い。
 
 お茶漬けに投入しても脂身の溶出はみられなかった。
 炒め・焼きなどの高温調理はまだ未知数だが、通常の煮物やサラダにおいて充実した油漬缶の代用品になりうるかもしれない。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.3 #194円/個 定価
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #比較的味は良い
・入手性  ★★★★☆ 3.5 #販路は広がりつつある
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
48kcal/缶 タンパク質11.6g 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、食塩、寒天、野菜エキス、昆布エキス粉末 / 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉)
JAN:4902560001113 製造固有記号SO28
    はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.120
#きはだまぐろ #はごろもフーズ

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はごろもK&K シーチキンコンビーフ あんまりおいしくなかった実食レビュー

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はごろもK&K シーチ...

はごろもK&K シーチキンコンビーフ
コンビーフ・まぐろ油漬(フレーク)混合品

はごろもK&K シーチ... はごろもK&K シーチ...

シーチキンとコンビーフの合いの子


 シーチキン60周年・国分K&K商標登録110周年を記念して作られた。
 2018/8/20の発売開始以降、筆者は目を皿にしてツナ缶チェックを行ったが、思い当たる実店舗全てで見つけられなかった。そして、発売から9日経ってようやくしずてつストアで発見できた個体がこれになる。発売日当日にはあの新しいもの大好きクラブなTwitterでも実食ツイートが見つからなかったし、そのあとも実食レポがほとんど出てこなかったのだから、品薄基調にあると思われる。
 
 スペックから推察するに、K&KコンビーフシーチキンSmileLフレーク(タイ産のツナパウチ)が原材料だろうか。製造所の日東ベストは広くコンビーフの製造を行う会社とされている。
 両方食べるとそれなりにボリュームがあるものの、合いの子にしてしまえばたいして高くない…しかし…「コンビーフとシーチキンLフレークを買って同時に使い、2食に分ければ良いのでは?」という提案にどう答えれば良いかわからない。コラボだから割高感は気にしない方向でいく。
 マット加工のスリーブに、独特の裾絞りがついたアルミの白缶が入っている。2018.6製。

缶を開けたところ



 これ、コンビーフじゃね?


 あまりにもわかりづらいのでほぐした。水気はほとんどなく、シーチキン由来と思われる身はかなり細かい。
 確かにシーチキン(ツナ油漬缶)とコンビーフの味がする。確かに。看板に偽りはない。

 筆者は苦渋の決断を迫られる。
 「ツナ缶のことだけを延々と書いたブログ」を掲げる筆者個人の意見だが、正直おいしくない。「おいしいものを二つ合わせたらおいしい」という製品コンセプト・消費者の先入観を否定し、一製品としてみても、筆者はポジティブな評価を下すことができなかった。

Q:シーチキンの味はする?
A:多少する。

Q:コンビーフみはある?
A:ある。

Q:(そのままたべたら)ごはんにあう?
A:コンビーフ由来の獣臭さがツナ缶の下味を封殺してる。コンビーフのノリで食べたら淡泊すぎる、シーチキンのノリで食べたらクドすぎてまずい。

Q:(そのままたべたら)おいしい?
A:ギブアップ。

Q:どのくらいダメだった?
A:3つでイチキュッパのツナ缶(No.60)が美味しく感じた。

Q:調理してもダメ?
A:本ブログは、2013年11月の開設当初から開缶直後の味を基本評価軸としている。調理後の評価軸は調理法・レシピ・作り手の腕に大きく左右されてしまうため、主従関係でいくと従になる。なお、炒め物に使ってもその自己主張は止まらなかったため、評価から除外した。

Q:行き過ぎたツナ缶でよく引き合いに出されるフルーツナ(No.26)と比較したら?
A:アイツは迷品だが、ツナ製品としてのプロダクト設計は忠実で、ツナの味は破綻してないから憎めない所もあった。どんな迷ツナ缶にもプロダクトを送り出す開発者の姿が見える。そしてそれが「努力の方向音痴」だっただけの、確かな愛情が食べてわかったのだ。しかし本製品は、組み合わせの両方が完成した製品だったのもあり、虚無に近い。

 筆者は苦渋の決断を迫られる。
 某ガジンは「そのまま食べたらツナ」なんて言っていたが、(苦し紛れやリップサービスでないとしたら)調理前の状態でツナの主体性を見出すのは評価軸がおかしいとしか思えない。使用しているツナの身は非常に細かく、
 某んウチに至っては、文字数といい写真枚数といい調理中/調理後のシーンに重点をおいているから、ポジティブな評価を残しつつ「そのままでは無理」という一種の反感を行間に潜めているように読み取れた。こういう部分はライターの文章力が重要だ。

 ※既存メディアの評価そのものを否定する意図はなく、評価した人の舌に差があった……程度に思ってもらえると幸甚だ。

 シーチキンの良さ、身のボリュームとさっぱりさを封殺したコンビーフ由来のクドさ細かさ。コンビーフの良さ、しっかりした塩気を封殺したシーチキン由来の薄味……
 おいしい製品二つの組み合わせで、商品開発もしっかり練られているはずだ。あのメガコーポ2社のコラボだぞ? それが? こうなるのか?
 そうだろ……そうなんだろ? そうだと言ってくれ……

 筆者は苦渋の決断をした。

 本ブログでは合体事故の迷ツナ缶という評価を下したい。
 きっと一般人の食べ方をしたら美味しいのだろう。筆者にその感性が欠けていた。そう信じたい。
 ただし、空缶の独特な形と裾絞りは好きだ。




☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.1
・価格   ★★★★☆ 4.0 #397円 しずてつストア
・味覚評価 ★☆☆☆☆ 0.5 #合体事故
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.7 #国分直営店/オンラインショップ、ごく一部の実店舗
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
277kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 コンビーフ(牛肉、牛脂、その他(ゼラチン含む))(国内製造)、まぐろ油漬(きはだまぐろ、大豆油、その他)(タイ製造)、大豆油 / 調味料(アミノ酸等)、カゼインNa(乳由来)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
JAN:4901592920560 製造固有記号シーコン CE
販売者 国分グループ本社株式会社(東京都中央区日本橋1-1-1) 製品ページ
製造所 日東ベスト株式会社(山形県寒河江市幸町4-27)
Tuna canning review No.141
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #缶つま

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SALICA: Campos VENTRESCA DE ATÚN CLARO EN ACEITE DE OLIVA

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SALICA: Campos ... SALICA: Campos ... "La ventresca e... "La ventresca es la parte más jugosa y sabrosa del atún claro. Por eso es también la más apreciada. "

SALICA: Campos VENTRESCA DE ATÚN CLARO EN ACEITE DE OLIVA
きはだまぐろオリーブオイル漬けソリッド・高級品


スペインからの刺客・ライトミートとろ肉缶


 「長井ずみ 夏休みの自由研究」と称して、普段取り上げない海外ツナ缶を前後編あわせて2缶取り上げたい。
前編「FÁBRICA DE CONSERVAS:Filetes De Atum Em Azeite Virgem Extra Bio」はこちらを参照。
 
 後編の今回は、以前お世話になったN社T氏が海外ロケの折に見つけたスペインのツナ缶だ。
 スペインの缶詰事情は日本と大きく異なるようで、普及品から高級品までスリーブに詰められているそう。本品に近い日本の製品は、駒越食品のまぐろ中とろか、モンマルシェのきはだとろ肉使用のオリーブオイル漬(アカシックレコードに存在が示唆される。ごく短期間で製造終了)になる。
 SALICA社(スペイン)が輸入卸になっていて、その傘下ブランドがCamposというところだろうか。「エクアドルの工場で製造」と書いてあるものの、工場の所在について記述はなかった。本品はグロスPP加工の入った紙にフルカラーで印刷されたスリーブで、横長なことも相まってシーチキンとろっぽくも見える。

 スペックは相変わらずシンプルで、オリーブオイルと塩だけで味付けされている。カロリー低くて食塩相当量2.2gというのが気がかりだが……開けてみなければわかるまい。化学調味料や27品目のアレルゲンは含まれていない。2023.10が賞味期限だが、国産/輸入ツナ缶ではないため製造日は逆算できない。日本だと製造から3年が賞味期限だけど、よその国は5年だったり8年だったりでわからないのだもの……

缶を開けたところ



 中に入ってたのはとろ肉のソリッドだった。見た目はシーチキンとろにかなり近い。
 ポルトガルのあいつと違ってオリーブオイルが引っ込んでる。味は由比缶詰所のオリーブオイル缶に近い。
 スペックが示した通り塩分が強く、そのまま酒の宛に使える。筆者はこの食べ方をお勧めしたい。液汁もしっかりしょっぱい。
 
 オリーブオイルの引っ込み具合が国産ツナ缶じゃ見られない出来になっていた。これがスペイン人の好むツナ缶ということだろうか。
 日本では入手できないツナ缶を提供してくださったN社のT氏に、この場を借りて深く御礼申し上げたい。

各種評価


・グレード ★★★★★ 4.5
・価格   【N/A】 #540円くらい?
・味覚評価 ★★★★☆ 4.8  #奇をてらわない堅実な味
・入手性  【N/A】     #日本じゃ買えない
・原産国  エクアドル

☆スペック
固形量73g / 内容総量111g
204kcal/缶 食塩相当量2.2g
原材料 きはだまぐろ、オリーブオイル、食塩
EAN:8410673182200 製造固有記号LS17314Y0
輸入者 SALICA INDUSTRIA ALIMENTARIA, S.A. (Polígono Industrial Landabaso, S/N, 48370 Bermeo, BI) 製品ページ
Tuna canning review No.114
#きはだまぐろ #オリーブオイル漬 #海外ツナ缶

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宝幸 ライトツナフレークを食べたレビュー

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宝幸 ライトツナフレーク きは...

宝幸 ライトツナフレーク
きはだ油漬フレーク・普及品

 

驚くほど「普通」のツナ缶


 宝幸というとサバ缶やオリーブオイルツナの存在感が大きいが、普遍的なスペックの油漬缶も存在する。あまりに地味すぎて自社HPにすら出てきていないが、パッケージが練り金色になっているものも、製造と流通が続いている

 国産ツナ缶を俯瞰的に見たとき、このような製品は多い。極洋にも同じようなやつがいる(No.39)し、マルハ(あけぼの)にも同じようなやつがいる。決して歴史の表舞台に立つことはないが、こういった製品はそもそも目立つ必要がない。企業としては「標準品」と呼べる普通のツナ缶はあるに越したことはないだろう。水産企業として大きい所であればなおのこと。
 
 本品は伊藤食品のOEMで、OEM品ながら台湾製の缶が活用されている。これは伊藤食品の自社ブランド(No.103)が発端になったもので、国産缶と同様の品質を担保しつつコストダウンに寄与している。
 製品スペックは特筆点のない標準的な油漬けだ。
 静岡松坂屋の解体ギフト即売会で買った記憶がある。2016.12製。

☆缶を開けたところ


  
 標準的な身の大きさ。下味も標準的。どのくら標準的かというと、シーチキンLフレークとの利きツナが困難なレベル。
 悪い点がないのもまた事実で、どの料理であれ悪い相性のものはないと思われる。常用向け。

 すべての製品が個性的である必要はない。「普通」とは何か、「普通」であり続けることとはどういう意味なのかを一考させられた。
 地味に入手性が悪く販路も不明なため、持っていると貴重……なのかもしれない。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.1 #160円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #ふ・つー…
・入手性  ★☆☆☆☆0.8 #メタルスライムみたい
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
217kcal/缶 食塩相当量0.4g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸)
JAN:4902431021721 製造固有記号 /F ITO
販売者 株式会社宝幸(東京都品川区大崎2-1-1)
(製造所 伊藤食品株式会社(静岡市清水区幸町2-67)
Tuna canning review No.110
#きはだまぐろ #伊藤食品 #油漬

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三洋食品 プリンス・きはだまぐろ油漬けフレークを食べたレビュー

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三洋食品 プリンス・きはだまぐ...


三洋食品 プリンス・きはだまぐろ油漬けフレーク
きはだまぐろ綿実油漬フレーク・廉価品

"赤缶の調味料はそのまま、お魚はさっぱり味のキハダマグロです。"

(2019.7追記:2019夏季から正式パッケージのキハダマグロ油漬フレーク(インスタ)に昇格。中身は同じだが、見た目と価格が変更された(白缶→印刷缶、100円→130円)。本記事掲載内容は2018.6のキハダマグロ油漬フレークが白缶だったころの解説である)

 

徹底的なコストダウンで驚異のスペックを実現したツナ缶


 ツナ缶の、そして自社ブランド缶の歴史が長い三洋食品。伝統を守りながらも2017末~2018上半期は立て続けに新製品を輩出しており、
 ・デュカ&ギー、バジル、トンナート
 ・(本記事)プリンス きはだまぐろ缶
 ・リエッツナシリーズ(ケッパー、チーズ、アーモンド)
 と、1社で7品目という怒涛のペースだ。リエッツナは販路を広げる予定とされているが、生まれたばかりの製品で現状目立った動きは確認されていない。

 そして、今回取り上げる「きはだまぐろ油漬けフレーク(カタログ名:無印キハダツナ缶)」は、直売所・自社通販のみを販路として、日常的に三洋食品のプリンス赤缶(No.69)を補給するヘビーユーザー向けのツナ缶となっている。自社通販では24入・48入から購入できる。
 原材料まぐろを赤缶のビンナガからキハダに変えた「のみ」でコストダウンを図っているが、明らかに単価がおかしい。
 
 

綿実油漬で税込100円なのだ。


 
 前代未聞である。もともとプリンス赤缶が仕切り同然の単価(145円/缶)で、そこから原材料まぐろを変えれば確かにこのくらいの金額にはなりそうだが、1缶100円は一般的なきはだまぐろ+大豆油ツナ缶(国産)の中央値に近い。油漬缶は液汁のほとんどが油だから、綿実油と大豆油を比較すると1缶あたりの単価がけっこう開く。
 なぜこんな芸当ができたか。そのヒントとして「簡素なパッケージ」が挙げられる。

 製品は何も印刷・ラベルのない白缶で、法律上必要な原材料や栄養成分などの一括表示は外袋や箱にラベルで貼ってある。トンナート風などに貼られているのと同じP4号缶の天面に合わせた丸いラベルだ。24缶それぞれに貼るのと外袋に1つ貼るのとでは、単純計算で貼るコストも印刷費も1/24になる。ラベルの印刷費はスケールメリットが効きやすいとはいえ、軽視できない。ターゲットがヘビーユーザーとするなら、白缶でも何ら差し支えないと個人的に思う。
 このパッケージの簡素化とまぐろ変更、販路を自社オンリーにすることによって、綿実油漬ながら税込100円での販売を可能としたのではないだろうか。品質に妥協せずコストを下げるという命題を、まとめ売りで個包装の印刷を省くというコロンブスの卵的発想で克服した。2018.2製造。

☆缶を開けたところ


  
 見た目は一般的なキハダ製品とほとんど同じ。味も赤缶と大差ないし、塩味の強さも同様。
 正味何が違うのか…と聞かれたら、「魚が違う」としか答えようがない。そのくらい味は整っている。綿実油のしっとりさに輪をかけてキハダ由来のしっとりさが重なっているため、塩気も含めてソフトなディティールとなっている。塩のトガリとの向き合い方で山梨罐詰の油漬フレーク(No.64)と対極をなしているように思う。
 ビンナガと比べ相応に身が固い。チャーハンのような火力のある料理との相性が期待できる。
 
 さすが固定ファン向けの製品といったところか。お値段以上のコストパフォーマンスも見逃せない。
 


☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 3.5
・価格   ★☆☆☆☆ 1.7 #100円/個 綿実油最安
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.8 #お値段以上(2019現在終売)
・入手性  ★☆☆☆☆0.3 #直売所限定
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
225kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 きはだまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号キハダ
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.108
#きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #三洋食品 #気合の入ったツナ缶レビュー #綿実油漬

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伊豆川飼料 とろつなを食べたレビュー

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伊豆川飼料 とろつなを食べたレ...
“ パスタや炊き込みご飯に使っても、そのまま食べておつまみにしても最適です。 つな兄弟の兄。”

伊豆川飼料 とろつな
きはだまぐろ油漬けスライス・高級品



飼料会社のツナ缶


 伊豆川飼料は、静岡で魚を原材料とした飼料・肥料を製造する会社だ。飼料というといまいちピンとこないかもしれないが、ツナ缶の原材料からハネられたまぐろ・かつおの破片(頭や尾を含む、ツナ缶にしなかった部位ほぼすべて。=加工残渣)を缶詰会社から購入して、骨ごと細かく砕いて、農作物の肥料に作り替えている……という感じになる。
 ツナ缶ではおよそ魚体の60%がツナ缶になるのだが、残りの40%は食べられない。余すことなく再利用して、環境負荷を減らすと同時に「生き物を無駄なく頂く」ことができている。そういう意味で、ツナ缶の製造にも深くかかわっているのだ。

 本品「とろつな」は、その伊豆川飼料と取引のある缶詰会社(駒越食品)がタッグを組み、普段表に出ない飼料会社の想いのたけをパッケージやリーフレットに表現することで、競争の激しい高級ツナ缶市場にエントリーしたものである。2010年代後半のフラットなデザイン思想をスリーブに反映できたのは、異業種ならでは。
 また、兄弟品──名実ともにつな兄弟の弟・しろつな(びんなが油漬 No.106)がある。
 
 

……でもこれ駒越食品・まぐろ中とろ(No.23)のリネーム品じゃない?


 いや、違う。ツナ缶意識の高まった読者は筆者とともにまぐろ中とろとの著しい類似性を指摘するが、細部が異なる。
 原材料の配列はまぐろ中とろと一致するが、本品の缶カロリーは245kcalで、中とろの249kcal/缶を下回っている。食塩相当量も低い。同一仕様の製品というよりはOEM向けに再設計したものと思われる。

【2018.7.19追記】7/3、伊豆川飼料へ取材に行って、これがまぐろ中とろと同一仕様のツナ缶であることが確定した。したがって、とろつな・しろつな共に駒越食品の製品をOEMとした製品だ。上記の消し線はレビュー当時の考察である。
 販路はドリームプラザ等きわめて狭いので、公式サイトの取り扱いショップページを確認してほしい。2017.11製。スリーブの中身は黄土色の無地缶(P4号DR缶)だ。

缶を開けたところ・味



 香りや味の第一印象はまぐろ中とろと大差ない。若干あっさりしているかなという所感を抱いたが、ブラインドテストして利きツナできる自信はない。
 製品単体だけでの評価でいけば、このスライスされた大きな身と柔らかな食感は、多くの人を虜にするだろう。油もシーチキンLフレークよりはあっさりしていて、くどさ・えぐみは少ない。

 食べれば食べるほどまぐろ中とろのプロダクトパフォーマンスが分かる。それを伊豆川飼料という、地続きだが異業種の会社が現代的に再デザインしたという意義は確かにある。
 実売価格は倍ほど高くなったが、スリーブに入れたことで贈答品としても見劣りしなくなった。この点は「缶のまま渡すにはちょっと……」という同製品の弱点を克服していることになる。

 眠れる自社ブランドツナ缶を、異業種の会社がOEMで掘り起こして再循環させる。
 ともすれば「焼き増し」と言われかねないが、完全新規のプロダクトを外す(No.26)よりは既製品ベースのプロダクトで堅実にまとめ、スリーブによる高級感の演出や新規ブランドが妥当か市場に聞いてみるという行動は賢いと私は思う。とくに2010年代後半のデザイントレンド──インスタ映えを強く意識したデザインのツナ缶は初めてなのだから。

 筆者としては、BtoBの企業がツナ缶多様性の表舞台に出てきたことを歓迎したい。


☆各種評価


・グレード ★★★★☆ 3.8
・価格   ★★★★☆ 4.0 #324円/個 (エスパルスドリームプラザかんづめ市場)
・味覚評価 ★★★★☆ 4.2 #まぐろ中とろを現代的に再デザインしたフォロワー
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.9 #販路が独特で、ネット通販なし
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
245kcal/缶 食塩相当量0.9g タンパク質14.5g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、オリーブ油、白醤油、食塩、昆布エキス、椎茸エキス、調味料(アミノ酸等)、くん液、(原材料の一部に小麦を含む)
JAN:なし 製造固有記号YN4C KGS
販売者 伊豆川飼料株式会社 (静岡市清水区横砂南町4番35号) 製品ページ
Tuna canning review No.105
#きはだまぐろ #スライス #気合の入ったツナ缶レビュー #油漬 #駒越食品

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伊藤食品 あいこちゃんの給食・ライトツナ 業務用ツナ缶レビュー

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あいこちゃんの給食シリーズ・ま... あいこちゃんの給食シリーズ・まぐろ油漬フレーク


  伊藤食品 あいこちゃんの給食シリーズ
  まぐろ油漬フレーク(ライトツナ)
  きはだまぐろ油漬けフレーク・準高級品



貴重な国産業務用ツナ缶


 クリスマスの足音も消えた12月最終週、水面下の交渉が実って長井家に届けられた「クリスマスプレゼント」。ツナがぎっしり1705g入ってる。
 桁違いのカロリーや食塩相当量がゆえ長靴に入りきらないし、ツリーに飾れば転倒する、もちろんサンタさんも腰が痛くなる、業務用のツナ缶だ。クリスマスの飾りつけにぴったりの金色は鮪ライトツナを想起させるが、中身は美味しいツナ油漬(No.103)のスケールアップという成りだ。原材料の並びも全く同じ。
 見た目通りBtoB用の製品で、同じ流通的特性を持つシーチキン1705gと違い問屋卸が存在していない(直接契約?)ようで、入手には困難をきわめる……というか一般人が普通の形で手に入るのかこれ?
 2016.3製造。これを、昨年12/31に開催されたイモ・コメの論評本をつくるサークル大谷号の合同打ち上げに持って行った。おととしの冬・シーチキン1705gの単独レビューで提唱した「業務用のツナ缶も24人で割れば71グラムだから、人類が美味しく食べられる」。その仮説を証明するために。
 会場には大谷号の号令によって集まった方々……農家さんから声優さんまで、13人が集まった。つまり一人131g。スーパーにある一回り大きいツナ缶と同等くらいの分量だ、これなら美味しく食べられるかもしれない。
 

 缶を開けたところ


  
 きはだまぐろの色だ。液汁ひたひたに見えるが、これは底に固まって沈んでいる身と絡ませる用のものだ。混ぜるとよくあるツナ缶の湿り気と液汁の割合になる。
 塩気や脂っこさは前出の美味しいツナにそっくりで、身の大きさと食感が業務用特有の大きなフレークになっているという印象だ。シーチキンLフレーク1705gよりはあっさりしている。適度な塩味が打ち上げに持ち込まれた酒を進めてくれる。

  
 完食した。普通に普通の味がする業務用国産ツナ缶。料理に使われても程よい存在感が料理の品質を下支えしてくれるだろう。
 打ち上げの参加者からは「普通においしくて食べやすい」「ごはんとの相性がよさそう」という声をもらった。全員から好評だった。

~~

  
 なお、アグレッシブな食べ方で最後の一滴まで美味しく頂かれたことを末筆に記しておきたい。
 

☆各種評価


・グレード ★★★★☆ 3.9
・価格  【業・務・用】
・味覚評価 ★★★★☆ 3.8 #みんなで食べればこわくない
・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.0 #BtoB製品だよ!
・原産国  国産

☆スペック


内容量 1,705g
5,115kcal/缶 食塩相当量19.5g
原材料 まぐろ、大豆油、オニオンペースト、野菜エキス、食塩
JAN:なし 製造固有記号YN2./ITO (商品番号6300004)
製造者 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67)
Tuna canning review No.101
#きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #伊藤食品 #油漬

ワオ!と言っているユーザー

CGC ライトツナフレーク オイル不使用を食べたレビュー

スレッド
CGC ライトツナフレーク オ...
“オイル不使用のヘルシータイプ。キハダマグロを野菜スープに漬け込みました”


  CGC(シジシージャパン) ライトツナフレーク オイル不使用
  きはだまぐろ水煮フレーク・廉価品



実売3缶198円の激安ツナ缶


 全国の中小スーパーを束ねるCGCのプライベートブランド製品。本品やライトツナ油漬は非常に流通量が多く、日本のCGC加盟スーパーのほとんどで見かけることができる。
 入手性と価格からして、ドラゴンクエストのぶちスライムのような存在だろうか。油漬がスライムなのは言うまでもない。
 激安ツナ缶にありがちなタイ産輸入品だが、昨今のシュリンクフレーション圧力にも負けず内容量を80gに保ち、かつおではなくきはだ使用でもある。どこで実売価格を保っているのか。
 廉価品だが水煮ゆえに添加物を最大限減らしている。ただし野菜エキスに大豆が含まれおり、このことは過去の製品でも見なかった特徴だ。
 全国CGC加盟スーパーに並んでいるため、入手には困らないだろう。2017.8製造。賞味期限はYYYY.MM表記で日付が入っていない。

缶を開けたところ・味


  
 身は非常に細かい。口に含む前から生臭さを感じる。
 口に含んで想像通りの味がした。水煮特有の生臭さを食塩と野菜エキスによる力技でねじ伏せようとして、かえってえぐみが残ってしまった。コスト上味を濃くする以外のアプローチができなかったのが推察できる。あれこれディスったが「食べられないほど味が悪い」ということはなくて、この予算と条件で可能な限り良い品質のものを作って届けようと努力しているのだ。また、仕込みの水の水質が比較的良好で液汁の味が破綻していない。
 身の細かさを生かしてマヨネーズ和えにすれば生臭さも幾分目立たなくなると思う。
 
 思えば昨冬のライトフレーク以来の廉価品。開けてみて「安さの理由」「高さの理由」を頂くことができた。食べてて嫌気がさす味の破綻もないので、肝臓を休ませたいけどかもめ屋はちょっと……という学生諸兄におすすめしたい。
 

☆各種評価


・グレード ★☆☆☆☆ 0.2 
・価格   ★☆☆☆☆ 0.3 #71.2円/缶 しずてつストア
・味覚評価 ★☆☆☆☆ 1.5 #お値段相当
・入手性  ★★★★☆ 4.8 #CGC加入スーパーほぼ全部
・原産国  タイ

☆スペック


内容量 80g
52kcal/缶 食塩相当量0.5g タンパク質12.4g
原材料 きはだまぐろ、野菜エキス、食塩
(原材料の一部に大豆を含みます)
JAN:4901870170045(単品) 製造固有記号T3CEYFBNT 59LJX
輸入者 株式会社シジシージャパン(東京都新宿区大久保2-1-) 製品ページ
Tuna canning review No.104
#きはだまぐろ #スーパーPB #水煮

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伊藤食品 美味しいツナ油漬けフレークを食べたレビュー

スレッド
伊藤食品 美味しいツナ油漬けフ...
“静岡自社工場でフレーク状にほぐしたまぐろを、大豆油と北海道産たまねぎを使用した国産野菜スープで漬け込みました。化学調味料不使用。”


  伊藤食品 美味しいツナ まぐろ油漬けフレーク
  きはだまぐろ油漬フレーク・普及品



Amazonで買える最適なツナ缶


 伊藤食品は生協や宝幸をはじめとしたOEMを数多に引き受ける缶詰会社で、消費者意識にこたえ普及品で健康志向の自社ブランドを送り出している。ツナ缶に健康意識を求める消費者は相も変わらず増え続けており、市場において存在感のある製品も高級路線と健康路線の二極化が進んでいる。
 美味しいツナシリーズの共通点として、国産ツナ缶でありながら百均で見かけることも多い。しかもAmazonでco.jp配送、さらに同サイト内でボッタ値がついていない中で最も筆者がおすすめする製品だ。逆に言えば、数多の自社通販で多くのツナ缶の引き出しを使える筆者も「Amazonで買える範囲内でおすすめできる製品」では美味しいツナシリーズくらいしか進められないというのも事実だ……だってマケプレ扱いのやつは上乗せしてあるんだもん……co.jp限定って書いてあるシーチキンは沖縄市場向けのインドネシア製DR缶で、セブンプレミアムのほうが同じ中身で安いんだもん……
 そして、原材料は「まぐろ」と指定しているが、今のところきはだまぐろが使用されている。今後原材料きはだまぐろが高騰したときメバチ等を使えるよう準備してある。

外観の特徴


  
 やはり普及品の価格帯で食品添加物を最大限減らしたことは強みだ。パッケージにも大きく食塩不使用・7大アレルゲン不使用をうたっている。
 平たい缶に気づいた人はツナ缶意識が高い。これは台湾製の缶で、国産ツナ缶で採用してるのは恐らく伊藤食品とそのOEMの普及品だけだ。開けやすさや開缶音のキレは国産品(東洋製罐など)と遜色ない。
 Amazonに限らず、たまにスーパーで見かける。たぶん伊藤食品の鯖缶置いてあるとこなら取り寄せもできるはず。2015.11製造。2年じっくり寝かせた製品を開ける。

缶を開けたところ・味


  
 液汁ひたひた液汁に対する油の割合が少なく、油漬缶の中ではあっさりしている。身が細かく、フレーカーのほぐし度は細かく設定されているようだ。
 野菜と塩の下味がしっかりついていて、たまねぎの風味としょっぱさが先に来る。
 もちろん魚臭さは感じない。魚臭さの存在を忘れてしまうほどの品質を持っているという幸せ。
 
 ツナマヨの原材料に使うと、身の細かさをアドバンテージに変えられるだろう。ごはんにかけるには若干ボリュームが足りず、三洋食品のプリンス赤缶(No.69)山梨罐詰のまぐろフレーク油漬(No.64)など、激戦区を勝ち抜くまでには至らない。
 しかし、現代においてインフラと同等の価値を持つ「Amazon.co.jp発送」「マケプレじゃないからAmazon価格が市場価格に近い」というほかの中小缶詰会社にないメリットを最大限広げ、自社ブランドを市場に食いつかせた点は画期的だろう。

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.1 
・価格   ★★★☆☆ 2.5 #140円/缶 Amazon.co.jp
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.4 #名前に偽りなし
・入手性  ★★★★☆ 4.0 #Amazon直送あり
・原産国  国産

☆スペック


内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.8g タンパク質10.2g
原材料 まぐろ、大豆油、ローストオニオン、野菜エキス、食塩
JAN:4953009113003 製造固有記号ITO
製造者 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67) 製品ページ
Tuna canning review No.103
#きはだまぐろ #伊藤食品 #油漬

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