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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#いなば食品」の検索結果15件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。

ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。



 おしらせ

 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。

 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。




233缶 2023発売、いなば ライトツナ切干大根煮の実食

スレッド
ツナを和風に食べる惣菜缶。塩こ... ツナを和風に食べる惣菜缶。塩こうじ使用で美味しさが広がります。大豆や野菜と和えても。



いなば ライトツナ切干大根煮

まぐろ切干大根煮・普及品





こんなツナ缶です




おねだん
買うとなると220円くらい(もらいもの)
魚の種類
キハダマグロ
液汁の種類
塩こうじベースの和風味
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
これ自体が和惣菜
開けてそのまま食卓へどうぞ





2023新発売、切干大根とツナの出会い




 2023春発売の、ライトツナと切干大根を合体させた品。
 
 あまりの手の入らなさにじたばたしていたところ、缶詰の日イベントのガラポンで入手した。なのでもらいもの扱い。
 まぐろを国内で加工したことを売りにしている。サスナがOEMを引き受ける。2023.4製造。



☆缶を開けたところ





 味付スタイルのツナと切干大根が入っている。ツナはさっぱり甘く煮付けていて、切干大根は脇役という趣だろうか。
ご飯との相性はよく、缶のまま食卓に出しても差し支えない。

水煮缶に味付スタイルの味を足して、切干大根を添えたツナ缶と形容できる。



☆各種評価




・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   【N/A】 #イベントの景品、もらいもの
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #水煮感少なくていいかんじ
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.0 #Amazonで買えるみたいだけど…
・原産国  国産

☆スペック
内容量 60g
63kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質6.7g
原材料 きはだまぐろ(輸入又は国産)、乾燥切干大根、砂糖、しょう油、白しょう油、塩こうじ、しいたけエキス/調味料(アミノ酸等)、乳酸カルシウム、(一部に小麦・大豆を含む)
JAN:4901133409974 製造固有番号+INB82
販売者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ
(製造所 株式会社サスナ(静岡県焼津市))
Tuna canning Review No.233




■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.109)いなば・ツナとタイカレー(レッド)(終売)

→タイカレーの赤いやつ。でかいやつ。辛いぞ。

(No.59)いなば・まぐろ味附フレーク

→自社製品だが、直接競合しない。5年前のレビューだが、実売価格は大きく変わってない。

(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)

→いなばの看板商品。おそらくツナの部分はこれじゃないだろうか。ちがう?

(No.117)韓国のツナ缶

→韓国でツナ缶っていうとこれが出てくる。韓国のアイドルユニットとよくコラボしてるっけね。
#いなば食品 #きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #味付 #缶つま

ワオ!と言っているユーザー

207缶 甘辛コチュジャンの「いなば・ヤンニョムツナ」実食

スレッド
韓国料理で人気の「ヤンニョム」... 韓国料理で人気の「ヤンニョム」甘辛味噌を使った、濃厚で甘味もあるツナ缶です



いなば ヤンニョムツナ

かつお甘辛味噌味・普及品






こんなツナ缶です



おねだん

ちょっと高い(200円くらい)

魚の種類

カツオ(ライトミート)、国内原料

液汁の種類

コチュジャンの効いた甘辛味噌ダレ

身のほぐし方

大きめのほぐし肉



おすすめの食べ方

和惣菜としてごはんに合わせよう

ヤンニョムの響きから遠い和韓流料理になるぞ



2022年新発売の辛いツナ缶



 2022年に発売された、韓国料理風の味付けをまとったライトミート製品。

 コチュジャンをベースにしたヤンニョムという味の辛い液汁に、国産カツオを漬けて国内(焼津)で加工したもの。

 

 ここしばらくの輸入ツナ缶高騰で、いなばの国産品をよく棚で見かけるようになった気がする。

 2022.1製造。国産油漬ツナ缶と違い、サスナがOEMを引き受ける。



☆缶を開けたところ





 身はやや大きい。同じ価格帯のシーチキンマイルド(国産)よりはずっと大きい。海外ツナ缶の辛いやつを一瞬想起したが、トータルで中辛と辛口の間(ココイチの1~2辛)くらいの辛さに収まっている。トマトの面影もある。

 缶のボディに「ごはんにあう」と書いてあったが、確かにその通りの味だった。本場のヤンニョムに比べたら辛味が物足りないかもしれない。辛味のインパクトで味がまったく分からないより、こっちのほうが個人的には好みだ。



☆各種評価



・グレード ★★★☆☆ 3.0

・価格   ★★★☆☆ 3.0 #180円/個

・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #

・入手性  ★☆☆☆☆ 1.0 #ネット通販

・原産国  国産



☆スペック

内容量 65g

65kcal/缶 食塩相当量14g たんぱく質9.3g

原材料 かつお(国産)、たまねぎ、砂糖、コチュジャン調味料、醤油、清酒、トマトペースト、唐辛子、西洋なし果汁、ガーリックペースト、食塩/増粘剤(加工、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・大豆を含む)

JAN:4901133063039 製造固有番号なし

販売者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ

製造所 株式会社サスナ(静岡県焼津市中里824)

Tuna canning Review No.207





■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.109)いなば・ツナとタイカレー(レッド)(終売)


→タイカレーの赤いやつ。でかいやつ。辛いぞ。



(No.59)いなば・まぐろ味附フレーク


→自社製品だが、直接競合しない。5年前のレビューだが、実売価格は大きく変わってない。



(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)


→いなばの看板商品。ライトツナアイよりカロリーが若干高い。しょっぱくない。



(No.117)韓国のツナ缶


→韓国でツナ缶っていうとこれが出てくる。韓国のアイドルユニットとよくコラボしてるっけね。
#いなば食品 #かつお #サスナ #味付

ワオ!と言っているユーザー

190缶 実食、いなば食品 国産ライトツナフレーク 輸入ツナ缶の1レベル上をいくツナ缶

スレッド
鮮度管理に優れた日本船で水揚げ... 鮮度管理に優れた日本船で水揚げされたきはだまぐろ原料を使い、すべて国内で加工した、ツナの旨味が感じられるまぐろ油漬です。



いなば ライトツナフレーク [国産品]

(国産ライトツナフレーク)

きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品




こんなツナ缶です



おねだん

ちょっと高い(200円前後)

魚の種類

キハダマグロ(ライトミート)

液汁の種類

油漬け(オイル入り)

身のほぐし方

フレーク(身は大きめ)



おすすめの食べ方

普通にツナ缶使う料理に合わせてグレードアップさせたり、そのまま食べてツナの味を追求したり







解説:望まれた高品質ライトミート普及品



 2021年9月新発売のツナ缶。タイ産のツナ缶が多い同社としては珍しく、国産品のライトミート油漬缶。スーパーノンオイル国産品と比肩するようなスペックになっていて、原材料マグロをシングルフローズン(1回解凍=釣ってから一度も解凍されてないマグロを工場で解凍する)、のみ使う、塩味は塩こうじというライトミートの中では豪華なスペックに仕上がっている。

 印字機の書体から推察するに、駒越食品OEMのような気がする。ヨドバシロハコで購入できる。2021.8製造。



☆缶を開けたところ







 良い香りとあらほぐしの身が目に入ってくる。ライトミート高級品に匹敵する身のサイズで、食べると解像度の高い下味が出てくる。

 廉価品のような生臭さもない。ツナがあうような料理に使うと、一通りレベルアップした食事を楽しめるだろう。もちろん本レビューのようにそのまま食べても納得がいく。

 

 生産量と安定した味のために均質化するシーチキン国産群に対し、食べて満足・リピート買いしたくなるような品質でいなばが勝負をしかけたように感じる。



☆各種評価



・グレード ★★★☆☆ 3.5

・価格   ★★★☆☆ 3.5 #203円/個

・味覚評価 ★★★★☆ 3.9 #強い自己主張

・入手性  ★★☆☆☆ 1.9 #ヨドバシロハコ

・原産国  国産



☆スペック

内容量 70g

224kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.6g

原材料 きはだまぐろ(輸入又は国産)、大豆油、野菜スープ、食塩、塩こうじ/調味料(アミノ酸等)、(一部に大豆を含む)

(きはだまぐろの産地は、製造年の前年度の実績値)

JAN:4901133554896 製造固有番号+INB2

製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ

Tuna canning Review No.190



■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)


→いなばの看板商品。タイ産のスーパーノンオイルより順当においしくなった水煮缶。しょっぱくない。



(No.08-6)シーチキンLフレーク


→値段と中身で競合。シーチキンLフレークは原材料マグロに加工ロイン(海外で精肉にしたやつ)も使っている。細かい違いだが、注目して食べるのも面白い。
#いなば食品 #きはだまぐろ #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #油漬

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175缶 いなば・ライトツナアイ[ℐ] こうじの効いたツナ缶の実食

スレッド
いなば ライトツナ ℐ[アイ]...

いなば ライトツナ ℐ[アイ] フレーク

(オイル無添加)

かつお水煮フレーク・普及品


変革する健康志向ツナ缶



 いなばのちょっとマイナーなツナ缶、ライトツナアイ。1985年頃から販売され続けている製品で、[アイ]の表記をどうしようか悩んだが、ラテン文字のアイ(ℐ)と企業沿革に明示されていた。私の目にはグラムのgにしか見えなかった……

 かつていち早く健康志向に着目したツナ缶として市場に送り込まれたが、現在は「ライトツナスーパーノンオイル」という水煮缶がいなばツナ製品の屋台骨になったため、歴史のわりに存在感が薄い。かつて健康志向のツナ缶のシリーズとして複数の製品がラインナップされていたが、本品は公式の製品情報に載ってない。

 本品は同名のライトツナスーパーノンオイルのカツオ版という趣で、魚を変えた分で塩こうじを入れるなど液汁にも差異がある。いなばはカツオ製品にライトと命名するのだが、本品はその法則に反している。筆者の推測だが、ライトツナ[アイ]だから許されたのだろう。

 綾瀬(東京)のイトーヨーカドーで購入した。静岡のヨーカドーにはなかったため、販路が絞られている様子。

 

 2020年冬現在はライトツナアイ(オイル無添加)パウチタイプに置き換わっている模様。2019.10製造。



☆缶を開けたところ





身は細かく、液汁も多い。水煮の割に味が濃く、塩とスモーク風でできた下味の自己主張がある。大多数のほか水煮缶よりは強い方。おそらくこれが塩こうじの自己主張だろうか。

生臭さもほとんど感じない。お茶漬けと一緒に入れる、コンソメスープ等で調味するとよさそう。味的にうどんスープには向かないイメージ。

(撮影のため身をほぐした,自然光で撮影)



サラダに水煮缶を入れるなら、ツナ缶の銘柄よりドレッシングを見たほうがいいと思う。(ごく一部の例外を除き)値段が似てると味も似たり寄ったりなので、個性を出しづらい。



☆各種評価



・グレード ★★★☆☆ 3.0

・価格   ★★★☆☆ 2.6 #143円/個(3缶429円)

・味覚評価 ★★★☆☆ 2.5 #自己主張あるくない?

・入手性  ★☆☆☆☆ 1.9 #首都圏のヨーカドーにで見た

・原産国  国産



☆スペック(国産品)

内容量 70g

51kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質11.6g

原材料 かつお、野菜スープ、食塩、帆立貝エキス、かつお節エキス、塩こうじ/調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物

JAN:4901133941450(3缶) 製造固有番号なし

製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)

Tuna canning Review No.175





■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)


→いなばの看板商品。ライトツナアイよりカロリーが若干高い。しょっぱくない。



(No.135)モンマルシェ 水煮ソリッド


→高ァァァァァい説明不要! ライトツナアイ3缶セットの値段でコイツ1缶。
#いなば食品 #かつお #水煮

ワオ!と言っているユーザー

158・159缶 いなば ライトツナスーパーノンオイル タイ産と国産の見分け方&どっちも食ったレビュー

スレッド
"きはだまぐろを、自社で煮出し...
"きはだまぐろを、自社で煮出した野菜スープとミネラルウォーターで仕上げたツナ缶です。オイル無添加のヘルシーなツナ缶です。"




いなば ライトツナ スーパーノンオイル

きはだまぐろ水煮フレーク・普及品





いなば ライトツナ スーパーノ...

いなば ライトツナ スーパーノンオイル(タイ製造)

きはだまぐろ水煮フレーク・廉価品






158・159缶 いなば ライ...

油漬のシーチキン、水煮のノンオイル



 戦前からツナ市場を手中におさめていたはごろもと異なり、戦後最も大きく発展しツナ市場に食らいついたのがいなば食品である。1970年代にいち早くキハダの優位性に気づき「ライトミート・ツナ」、略して「ライトツナ」を輩出。その価格競争性の高さと食べきりサイズの3缶シュリンク販売を武器に、シーチキン一強だった国産ツナ缶の勢力図を塗り替えていった。カツオがライトミートでないという誤解を生む程の勢いで。

 そんないなば発展の歴史を語るうえで欠かせないのが、本品ライトツナスーパーノンオイル。言ってしまえば戦前から輸出向けに存在した水煮缶だが、そこにスーパーとつけたことで仰々しく見えて(実際には水煮缶のデファクトスタンダードが市場に存在しなかったから)消費者とスーパーの棚に定着した。



国産品とタイ製造品の見分け方



 ライトツナスーパーノンオイルは3種類の同等品が知られており、

 ・【国産品】ライトツナスーパーノンオイル

 ・【タイ製造】ライトツナスーパーノンオイル

 ・【セブンプレミアム/タイ製造】ライトツナスーパーノンオイル

 と、それぞれ産地や販路が異なっているものの、基本的な味や適性レシピに変わりはない。【国産品】は若干がグレードが高く、【タイ製造】はタイで作って更にコストパフォーマンスを高めた(現状はこちらのほうが消費者によく知られた)製品である。見た目の違いは【タイ製造】のほうが全体的に見た目の圧が高いこと、【国産品】は国産品と書いてあること。

 本ブログでは、たまたま綾瀬のヨーカドーで調達できた【国産品】と、中身や味に大差ないと説明するための比較用に【タイ製造】を用意した。それぞれ2019.11、2013.7製造。タイ製造のほうは過剰熟成だって? 気にしてはいけない。



☆缶を開けたところ







↑国産品↑  ↓タイ産↓





 国産、タイ産ともに下味はしっかりついているが、タイ産は生臭さが目立つ。加熱した料理であっても、味が薄いと気になってしまうレベルの生臭さ。

 国産は「アスリートなので缶だけ食べる」人、タイ産は味の強い調味料(マヨネーズやドレッシング)と合わせる前提で有効活用できると思う。どちらも値段なりの、水煮缶の標準品として十分な味を持つ。



 上には上がいるが、別にこれを毎日食べていても心がすり減ることはない。トップバリュの水煮缶(No.121)よりはずっと良いと私は信じてる。

 



☆各種評価(国産品)



・グレード ★★★☆☆ 3.0

・価格   ★★★☆☆ 2.6 #149円/個

・味覚評価 ★★★☆☆ 2.6 

・入手性  ★★★☆☆ 3.1 #ヨーカドーには居る

・原産国  国産



☆スペック(国産品)

内容量 70g

53kcal/缶 食塩相当量0.7g たんぱく質12.5g

原材料 きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、帆立貝エキス/調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物

JAN:4901133061509 製造固有番号+INB 2

販売者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ

Tuna canning Review No.158



☆各種評価(タイ製造)



・グレード ★★☆☆☆ 2.0

・価格   ★★☆☆☆ 2.1 #99円/個

・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.2 #

・入手性  ★★★★★ 4.8 #全国各地のいたるところで

・原産国  タイ



☆スペック(タイ製造)

内容量 80g

55kcal/缶 食塩相当量1.0g たんぱく質13.2g

原材料 きはだまぐろ、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、酵母エキス、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)

JAN:4901133080203 製造固有番号YYK T2

販売者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)

Tuna canning Review No.159







■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.121)トップバリュの水煮缶


→お値段的にこんなものだろう。一段階下げた感じ。



(No.135)モンマルシェ 水煮ソリッド


→人から貰ったら嬉しいけど、自分で買うには勇気がいる。おねだん比4倍の価値を感じられるかどうか。


#いなば食品 #きはだまぐろ #水煮

ワオ!と言っているユーザー

144缶目 西日本限定のツナ缶・グリーンコープかつおフレーク

スレッド
国内水揚げの鮮度の良いかつお使... 国内水揚げの鮮度の良いかつお使用。



グリーンコープ かつおフレーク[野菜スープ調理]

かつお水煮フレーク・普及品


西日本のグリーンコープで買える(はずの)水煮



 グリーンコープは、西日本の生協グループのひとつ。名前で調べても先に宅配が出てくるし、(19年7月現在)本品のレビューはwebに存在しない。

 とりあえず東日本の(実店舗がある)生協と同じような扱いだろう。本品はTwitterフォロワーからの頂き物であり、普及品レンジであることから製品について深くは掘り下げない。

 

 製品の出自やスペックはパルシステムの水煮缶(No.125)に近い。製品ページに放射能検査情報と原材料産地が示されている。また、グリーンコープの海水塩なぎさを使用していることが表示されている。ちょっと塩のグレードが高い。カツオは中西部太平洋沖で漁獲され、いなばがOEMを引き受ける。

 グリーンコープ宅配のほか、恐らくグリーンコープ実店舗で購入できるだろう。2019.1製造。



☆缶を開けたところ





 身は細かい。かつお節の効いた独特の下味がする。塩味も(塩入り水煮缶の中では)強い。ツナ単体の味は盟主いなばのライトフレークオイル無添加(No.38)よりも充実している。

 この下味の強さを活かしてツナサラダにしても良いし、油漬缶のリプレイスに使っても他の水煮・塩抜き水煮缶よりは良いだろう。お茶漬けに入れても専門店っぽい雰囲気を出せる。

 

 ……一般論として、廉価品~普及品レンジなら同じ値段のマグロ使用ツナ缶より、カツオ使用ツナ缶のほうが製品の完成度が高い。(マグロより魚価が安い分)野菜スープ/エキスや他の部分にコストをかけられるのが理由だ。廉価ツナ缶でカツオ油漬を推す理由もここにある。ただし安すぎる輸入品についてはカツオ以外に選べないが……

 1缶あたり120~150円以上出せるなら特に何も考えずマグロ使用ツナ缶で問題ない。だが、(本ブログを読み漁る読者でもない限り)一般消費者が使うツナ缶は80~110円台に集中している。「それなら」カツオ使用ツナ缶のほうが満足度を高められるはずだ。出血大セールでシーチキンLフレーク・シーチキンフレークの国産品が特売になってる場合を除いては。



☆各種評価



・グレード ★★☆☆ 2.6

・価格   【N/A】 #もらいもの

・味覚評価 ★★★☆☆ 3.9 #光のカツオ水煮

・入手性  ★☆☆☆☆ 0.9 #グリーンコープ実店舗

・原産国  国産



☆スペック

内容量 70g

49kcal/缶 食塩相当量0.4g たんぱく質11.8g

原材料 かつお、野菜スープ(たまねぎ、にんじん、キャベツ)、かつお節エキス、食塩

(アレルギーは義務表示、推奨表示対象全てを調査、うち、卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにはコンタミも調査、いずれも該当ありません)

JAN:4902226415865 製造固有番号なし

販売者 生活協同組合連合会グリーンコープ連合(福岡市博多区駅前1-5-1) 製品ページ

製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)

Tuna canning Review No.144



■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.125)パルシステムの水煮(食塩無添加)


→同じ生協系列のツナ缶。雰囲気は似てる。塩入り/塩抜きという点で微妙に違うし、こっちはマグロ。



(No.38)いなばライトフレークオイル無添加(食塩無添加でない)


→スペックがよく似ていて、製造元が同じNB(ナショナルブランド)のツナ缶。フタを開ければ及第点のツナ缶。みんなカツオ使用ツナ缶だからって避けすぎじゃない? 廉価品~普及品レンジなら同じ値段のマグロ使用ツナ缶より魚価が安い分他の部分にコスト割けるっていうのに。
#いなば食品 #かつお #スーパーPB #水煮

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pal*system(パルシステム) ツナフレーク食塩無添加ノンオイルのレビューと解説

スレッド
"産直キャベツなどの乾燥野菜か...
"産直キャベツなどの乾燥野菜から煮出したスープで味付け。油や食塩は不使用。"




pal*system(パルシステム) ツナフレーク食塩無添加ノンオイル

きはだまぐろ水煮フレーク・普及品


10年前から愛される塩抜き水煮



 食材の宅配サービス、パルシステム専売のツナ缶。以前油漬缶をレビューしたが、今回は塩抜きの水煮缶を取り上げる。

 塩抜き水煮缶は16年半ばからのトレンドとなっていて、自分で塩分を調整できる・離乳食に使えるなどの利便性がウケて少しずつシェアを伸ばしている。パルシステムはこの遥か昔、09年から本品を発売しており、不定期にカタログに現れては味にうるさい組合員の舌を満足させている。

 

 普及品の価格で品質を両立するためと推測できるが、ラウンド(丸魚)の他にタイ工場で加工したロインを混ぜていることが示されている。

 ロイン使用が明記されていることも、いなば食品名義のOEMなツナ缶なのも特筆できる点だろう。2018.6製造。



☆缶を開けたところ





 身はやや細かいが、トップバリュよりは大きい気がする。味気ないがスペックの食塩相当量通り塩分も少ない。生臭さは感じない。

 雰囲気は伊藤食品の食塩不使用に近いものの、アレと比べ野菜スープ由来の下味が薄くてちょっと物足りなさを覚えた。それでもいなばライトツナスーパーノンオイルよりは味がするし、パサパサみも少ない。

 

 塩抜きの中でも、とりわけ単品で食べるには寂しいツナ缶だ。ただし、余分な自己主張もないし魚臭いのものない。きわめてニュートラルな味のするツナ缶で、塩抜き水煮缶の基準軸に使おうと思う。今後何度も引き合いに出されることが予想できる。

 油たっぷりのマヨネーズとあえてツナマヨの原料にしたり、お茶漬けみたいにさっぱりしたものへ入れたら真価を発揮すると思う。



☆各種評価



・グレード ★★★☆☆ 3.7

・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #126円/個

・味覚評価 ★★★☆☆ 2.6 #塩抜き水煮の基準にしていいと思う

・入手性  ★☆☆☆☆ 0.8 #パルシステム限定

・原産国  国産



☆スペック

内容量 70g

49kcal/缶 食塩相当量0.2g たんぱく質11.6g

原材料 きはだまぐろ、野菜スープ

JAN:なし 製造固有番号なし

販売者 パルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区大久保2-2-6) 製品ページ

製造所 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)

Tuna canning Review No.125



■参考資料



・「パルシステムの商品図鑑:ツナフレーク缶」パルシステム神奈川ゆめコープ 2016.8

https://www.palsystem-kanagawa.coop/syouhin/zukan/tuna_flake





■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.37)pal*system(パルシステム) ツナフレーク


→きょうだいの油入り水煮。こっちは30年前から売ってるらしい。カロリーも控えめで、健康志向のしっかりした軸を持っている。油入り水煮ならご自慢な菜種油の使用量を減らせ……げふんげふん。



(No.49)伊藤食品 美味しいツナ水煮フレーク(食塩不使用)


→味が似てる塩抜きツナ缶。実売価格はどっこいどっこい。こっちのが一般小売での入手は簡単かな?


#いなば食品 #スーパーpb #水煮

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いなば ツナとタイカレー(410g)を食べたレビュー

スレッド
いなば ツナとタイカレー 41...

いなば ツナとタイカレー 410g

かつおフレーク入りレッドカレー・廉価品


かつて「タイカレー」の一翼だったもの



 いなばが発したメガヒット商品「タイカレーシリーズ」。本場の調味料を本場の味と調理法で缶詰にした結果、圧倒的なコストパフォーマンスで缶つま廉価品の勢力図を塗り替えることに成功した。

 現在は大きくても125gまでだが、発売当初はこのツナ(レッド)、さらに410g缶も存在した。現在はいなばによる選択と集中によって、ラインナップから消滅している。



 筆者は辛いの苦手なので、この410gを単独登頂するのは無理だろう。過去のつらい思い出(No.10)もあるし。

 そこで、辛いの得意な助手に来てもらって開缶する運びとなった。「2013.8月」製。賞味期限オーバー後も冷暗所で保管し続けた熟成缶詰だ。5年弱経って味はまろやかになっているだろうか。



☆缶を開けたところ



  

ソビエトロシアではあなたがタイカレーになる!



 着色料なしで驚きの赤さだ。少し混ぜよう。



  

 混ぜたところ。見た目がだいぶカレーっぽくなった。まっかっかの割に液汁は辛くない。

 中辛以上辛口未満だろうか。カツオの身が非常に大きく、横幅5センチほどあった。予想通り、長い熟成によってかつおの身でカレーに出汁が出ていた。

 カレーライスにしよう。そしたら辛いのだめな私でも食べられるはずだ。

  

 カレーライスにした。缶詰開けてそのまま皿にかけただけ。

辛さはだいぶ軽減され、普通に完食できた。



現在はラインナップも整理され、Webページからも存在の消えてしまったツナとタイカレー(レッド)。

万人受けする味ではなかっただけに、ディスコンしてしまったのはやむを得ないのだろうか…



~~



・グレード ★★☆☆☆ 1.7

・価格   ★★☆☆☆ 1.5 #128円/個

・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.0 #食べるのに一工夫いる

・入手性  【EOL】    #寝かせてたら終売してた

・原産国  タイ



☆スペック

内容量 410g

---kcal/缶 食塩相当量-g

原材料 ココナッツミルク、かつお、レッドカレーペースト(にんにく、唐辛子、レモングラス、食塩、ガランガル、こぶみかんの皮、シャロット、ムング豆)、砂糖、大豆油、唐辛子、こぶみかんの葉、増粘剤(加工でんぷん)、クエン酸

JAN:4901133605284 製造固有記号AF5CR1

輸入者 いなば食品株式会社(静岡市清水区由比北田114-1)

Tuna canning review No.109
#いなば食品 #かつお

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いなば ライトツナフレーク(ミネラルウォーター使用)を食べたレビュー

スレッド
いなば ライトツナフレーク(ミ...

  いなば食品 ライトツナフレーク



  (ナチュラルミネラルウォーター使用)

  まぐろ油漬けフレーク・普及品









☆コメント

 いなばの普及品で、ライトツナ・スーパーノンオイル(海外製)の油漬けバージョン。

液汁にナチュラルミネラルウォーターが含まれており、通常の油漬より油のくどさが相対的に落ちている。カロリーの差は殆ど無し。

※ライトツナ・スーパーノンオイルには国産品もあるよ!



 ツナ缶ブログがまったく同じ種類のツナ缶を取り挙げるのは殆どない。炙りビントロ(ブログNo.03、薄い本1.5のNo.43)くらいだ。

No.03で2013年製のものを、No.43(薄い本1.5)は2015年製のものを取り挙げている。2年も経てば味もフィーリングも若干の差違が出るし、炙りビントロは高級品なのだから。



……このようなお約束を並べた後ではあるが、画像からして既視感のあるツナ缶だ。缶詰デザインも原材料も3年前に取り挙げた「いなば ライトツナ」にそっくり。

しかしバーコードも違う、製造固有記号も違う。あと内容量。10グラム削いで、原材料まぐろも「きはだまぐろ」から「まぐろ」に変わっている。ここまで違えば別商品扱いにしても問題なさそう。

 一般論として、原材料まぐろを指定しない「まぐろ」のほうが、仕入れの都合でメバチやコシナガを混ぜられるため、コストが低くなる。フレークだと殆ど気づかないレベルだが食味が変わる。

「きはだまぐろ」と指名したらキハダしか投入できず、不漁が続くとコストは高くなる。その反面、食味や身の色は整っている。



 該当ロットは2016.6月製造。味は変わっているのか、それともお値段同じで中身が減っただけなのか。

 一度食べたツナ缶を忘れることはない筆者が挑む。



☆缶を開けたところ

  

 前より少し量が減ってるのは、一目でわかった。しかし、ほぐし身は当時より大きくなっている。

ミネラルウォーター配合のおかげで、量の割に胃にキにくい。勿論パサパサもしてない。



 ツナ缶レビュー第1号・3年前のいなばライトツナには「身が細かすぎる」というデメリットがあったが、本作はそれを克服していた。物価高によって減った中身の分を品質底上げでカバーしている点は特筆に値する。

 入手性も非常に良いため、手頃な普段使いのツナ缶としてローリングストックしておくと便利だ。



☆各種評価

・グレード ★★☆☆☆

・価格   ★★☆☆☆ #107円/個

・味覚評価 ★★★☆☆ #前よりよくなってるぞ

・入手性  ★★★★☆ #スーパーにも薬局にも

・原産国  タイ



☆スペック

内容量 70g

215kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.8g

原材料 まぐろ、大豆油、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)

JAN:4901133064159 製造固有番号YOA

輸入者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ



Tuna canning Review No.61
#いなば食品 #油漬

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いなば食品 まぐろ味附フレークを食べたレビュー

スレッド
いなば食品 まぐろ味附フレーク...
“きはだまぐろをフレークにし、ご飯にぴったりのしょうゆ味に仕上げました。

懐かしい昔ながらの味わいです。卵とじや、お弁当のおかずにもどうぞ。”





  いなば食品 まぐろ味附フレーク

  きはだまぐろ味付けフレーク・普及品





 いなばというとスーパーノンオイルの知名度だけが突出して高いが、オーソドックスにしょうゆで甘じょっぱく煮付けたモデルもある。

 缶の意匠が現在のいなば統一デザインからかけ離れた昭和チックなものの、材質表記やJANコード、「缶のまま直火や電子レンジで温めないでください(原文ママ)」等の現代的な注意書きがある。少なくとも10年前にはメンテナンスされているようだ。

 モノ自体はいなば直売所や公式オンラインショップ、(やや高いが)Amazon扱い、ごく一部の百均で取り扱いがある。

 本ブログでは2016年7月製造(製造から4ヶ月経過)の比較的新しいロットを取り挙げる。スペックを読むだけで味の濃さとカロリーの低さが予想できる。

 酷評の声が古くから残っているが、実際はどうだろうか…



  

 水気を減らしたはごろも煮という印象。はごろも煮のような味の濃さを想像していたが、それよりは薄味に仕上げてある。

 血合いのような黒いものが残っているが、きはだまぐろの皮だ。常軌を逸した量の血合いを完食したから分かるが、この味付け缶から血合いの味はしない。味付けの中では薄味で、はごろも煮未満・和風シーチキン以上という感じ。

 ごはんが欲しくなる。某星の戦士のような勢いでごはんが減っていくこと請け合いだ。

 

 また、普段取り挙げるツナ缶にくらべ低カロリー高タンパクな製品でもある。ぜひ、アスリート諸氏には安息日の天然プロテインとして食事に組み込んでいただきたい。毎日食べるにはしょっぱいけど。



☆各種評価

・グレード ★★☆☆☆ 

・価格   ★☆☆☆☆ #120円 いなば直売

・味覚評価 ★★★★☆ #甘じょっぱいの好きな人にお勧め

・入手性  ★☆☆☆☆ #たまーに百均でも

・原産国  国産



☆スペック

内容量 160g

208kcal/缶 食塩相当量3.0g たんぱく質34.2g

原材料 きはだまぐろ、しょうゆ(大豆、小麦を含む)、砂糖、野菜スープ、調味料(アミノ酸等)

JAN:4901133073519 製造固有記号INB2

販売者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ

(原材料の一部に大豆と小麦を含みます)

※開缶には缶切りが必要です



Tuna canning review No.59
#いなば食品 #きはだまぐろ #味付

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