175缶 いなば・ライトツナアイ[ℐ] こうじの効いたツナ缶の実食
12月
4日
変革する健康志向ツナ缶
いなばのちょっとマイナーなツナ缶、ライトツナアイ。1985年頃から販売され続けている製品で、[アイ]の表記をどうしようか悩んだが、ラテン文字のアイ(ℐ)と企業沿革に明示されていた。私の目にはグラムのgにしか見えなかった……
かつていち早く健康志向に着目したツナ缶として市場に送り込まれたが、現在は「ライトツナスーパーノンオイル」という水煮缶がいなばツナ製品の屋台骨になったため、歴史のわりに存在感が薄い。かつて健康志向のツナ缶のシリーズとして複数の製品がラインナップされていたが、本品は公式の製品情報に載ってない。
本品は同名のライトツナスーパーノンオイルのカツオ版という趣で、魚を変えた分で塩こうじを入れるなど液汁にも差異がある。いなばはカツオ製品にライトと命名するのだが、本品はその法則に反している。筆者の推測だが、ライトツナ[アイ]だから許されたのだろう。
綾瀬(東京)のイトーヨーカドーで購入した。静岡のヨーカドーにはなかったため、販路が絞られている様子。
2020年冬現在はライトツナアイ(オイル無添加)パウチタイプに置き換わっている模様。2019.10製造。
☆缶を開けたところ
身は細かく、液汁も多い。水煮の割に味が濃く、塩とスモーク風でできた下味の自己主張がある。大多数のほか水煮缶よりは強い方。おそらくこれが塩こうじの自己主張だろうか。
生臭さもほとんど感じない。お茶漬けと一緒に入れる、コンソメスープ等で調味するとよさそう。味的にうどんスープには向かないイメージ。
(撮影のため身をほぐした,自然光で撮影)
サラダに水煮缶を入れるなら、ツナ缶の銘柄よりドレッシングを見たほうがいいと思う。(ごく一部の例外を除き)値段が似てると味も似たり寄ったりなので、個性を出しづらい。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格 ★★★☆☆ 2.6 #143円/個(3缶429円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 2.5 #自己主張あるくない?
・入手性 ★☆☆☆☆ 1.9 #首都圏のヨーカドーにで見た
・原産国 国産
☆スペック(国産品)
内容量 70g
51kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質11.6g
原材料 かつお、野菜スープ、食塩、帆立貝エキス、かつお節エキス、塩こうじ/調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物
JAN:4901133941450(3缶) 製造固有番号なし
製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)
Tuna canning Review No.175
■「ツナ缶スーパーリンク!!」
・(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)
→いなばの看板商品。ライトツナアイよりカロリーが若干高い。しょっぱくない。
・(No.135)モンマルシェ 水煮ソリッド
→高ァァァァァい説明不要! ライトツナアイ3缶セットの値段でコイツ1缶。
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