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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix
  • ハッシュタグ「#チャンク」の検索結果8件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。

ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。



 おしらせ

 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。

 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。




240缶2回目 ついに一般販売されたミナミマグロ・ツナ缶 STIサンヨー ミナミマグロ頭肉のオリーブ油漬け香草仕立ての実食

スレッド
STIサンヨー プリンスpre...

STIサンヨー プリンスpremium MAGURO

ミナミマグロ頭肉のオリーブ油漬け香草仕立て

みなみまぐろ調味液漬けチャンク・高級品



こんなツナ缶です


おねだん
1080円/個が多い
魚の種類
ミナミマグロ(ライトミート)
液汁の種類
オリーブオイル調の調味液
身のほぐし方
四角くて薄いかたまり肉

おすすめの食べ方
そのまま食べよう
量が多いので胸やけ注意

 

ミナミマグロ、一般販売さる


 STIサンヨーのすごいツナ缶。ミナミマグロの頭肉(鉢の身)を使った携帯缶サイズのツナ缶である。ミナミマグロの鉢の身をオリーブオイルと特製の香辛料で仕立てたツナ缶だ。直売所のほかに静岡駅リトルマーメイドとなりにある紀伊国屋や、静岡SA上りで観測しており、お土産として全力で販路を広げようとする気概を感じる。
 
 なお、ミナミマグロは旧JAS法で定義された、ツナ缶の「まぐろ」に含まれないが、缶詰会社がツナ缶として一般販売している。よって、まぎれもなくツナ缶だ。 
 かつて株主優待でのみ頒布されたツナ・エルブドプロバンス(No.240)のリネーム品で、スペックが同品と変わらないのはツナエルの完成度をうかがわせる。
 
 年末に静岡SAで買っていたが、1月まさかの静岡買い付けが実現したので直売所で購入。ツナ缶はなんぼあってもいいですからね。
 年明けしばらくして、3月には通販で買えるようになっていたので本稿を公開する。2024.12製造。



 かたまり状の肉が3つ、小さな身が2つ入っている。肉は箸でつまむと崩れるほどやわらかく、噛むと独特の香味があふれてくる。
 さながらステーキのような風合いだ。身の中心部が赤いのもやはりステーキを連想させる。
得意料理は…そのままだろう。このまま手持ちの香草を添えてステーキ風に仕上げるのがよく映えると思う。湯煎してもよい。
 重要なポイントとして、6号缶……普通のツナ缶(P4号缶)の倍近い重量からくる「重さ・胸やけのしやすさ」には注意しよう。T2号のシーチキン二人前に分けて食べるのが理想だが、ダメなら食べる前から器に半分わけておくのが安全だと思う。

 千円オーバーの高級品にあらわれた新たな刺客。
 ツナ缶はなんぼあってもいいですからね。



☆各種評価
・グレード ★★★★★ 5.0
・価格   【★】  10.8 #1,080円/個
・味覚評価 ★★★★★ 5.0  
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.6 自社通販、静岡SA上りや静岡駅プレシャスデリギフト静岡などごく一部のリアル店舗(2024.1観測)、新橋のカンダフル(2024.2観測)、直売所
・原産国  国産

☆スペック
内容量 125g
408kcal/缶 タンパク質19.0g 食塩相当量0.95g
原材料 ミナミマグロ(日本、台湾、韓国)、オリーブオイル、たまねぎだし、にんにく、でん粉、食塩、香辛料
JAN:4953685005326 製造固有記号エルブド
製造者 株式会社STIサンヨー(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.240-2

ツナ缶スーパーリンク!



(No.69)プリンス赤缶

→STIサンヨーが三洋食品だったころからの看板製品。筆者の最推しSTIサンヨーツナ缶だ。ヨドバシで買える

(No.240)エルブド

→この製品の「もと」になったツナ缶。エルブドの閲覧数は1.6万PV(執筆時点)なので、なかなかの注目があったようだ。


#stiサンヨー #みなみまぐろくろまぐろ #めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #チャンク #三洋食品 #味付
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242缶 はごろもフーズ・シーチキンL(チャンク・90g)の実食

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本品は、きはだまぐろを大きめに... 本品は、きはだまぐろを大きめにほぐしたタイプです。ジューシーでやわらかいからおいしさが際立ちます。



はごろもフーズ シーチキンL 90g

きはだまぐろ油漬けチャンク



こんなツナ缶です


おねだん
ちょっと高い(300円弱)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(大豆油)
身のほぐし方
ごろごろ肉

おすすめの食べ方
加熱系の料理に最適
身が大きいのでサラダにも映える



食べきりサイズで個食に特化したシーチキンL



※本記事では、国内製造で90g(小さい缶)のシーチキンL(チャンクタイプ)について取り上げる。スーパーでよく販売されているシーチキンLフレーク群、ならびに大きい缶のシーチキンL(140g・チャンクタイプ)とは異なる製品である。

 ゴロゴロ肉を詰め込んだ、簡単に言えばシーチキンLフレークの身が大きい版。黄色いフタが特徴。
 大きい缶の140gのほうはよく知られているが、小さい缶(F3号缶)のバージョンもある。
 
 シーチキンの中でF3号缶の製品は少なく、本品とシーチキンファンシーのみがラインナップされている。本品の前身にシーチキンL(75g・やさし~る缶)(No.74)があったが、2020年頃の賞味期限一カ月延長(YYYY.MM化)にあわせてやさし~る缶が廃盤した際、その穴を埋めるサイズとしてF3号缶が新たに発売されたものと考えている。2023.4製。

缶を開けたところ


 
 大きめの身が入っている。食べている感はLフレークの比ではなく、食べ進めるだけでずっしりくる。
 マグロそのものはLフレークと変わらないため、味覚評価も似たり寄ったり。得意料理だけ違くて、ゴロゴロ肉であることを活かした焼きそばやチャーハンに適しているといえよう。

 ツナ缶レビューで捕捉したシーチキンと名前が付くツナ缶だけで39製品あり、このレビューで40製品目。もちろんツナ缶ブログの中で一大勢力である。
ツナ缶ブログで取り上げているものだけでも29缶(本稿現在)あるので、興味のある人は#はごろもフーズ タグを参照してほしい。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.3
・価格   ★★★★☆ 3.6 #270円/缶
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.4
・入手性  ★★☆☆☆ 2.3 #一部の実店舗、Amazon等ECサイト
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
215kcal/缶 食塩相当量1.0g タンパク質18.9g
原材料 きはだまぐろ(輸入又は国産(5%未満))、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560021920 製造固有記号/FX +KY
 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.242

#きはだまぐろ #はごろもフーズ #チャンク #油漬
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(もらいもの)229缶 極洋(キョクヨー)まぐろ油漬(チャンクタイプ・大きい缶T2号缶)の実食

スレッド
キョクヨー(極洋) まぐろ油漬...

キョクヨー(極洋) まぐろ油漬(チャンク・T2号)

まぐろ油漬けチャンク・準高級品






こんなツナ缶です





おねだん

(もらいもののツナ缶です)

魚の種類

マグロ(ライトミート)

液汁の種類

油漬け(濃い目のサラダ油)

身のほぐし方

ゴロゴロ肉



おすすめの食べ方

とにかく加熱系の料理に適

量の多さはメリットにもデメリットにも









極洋の旗を冠する入手困難なツナ缶





 極洋のツナ缶は圧倒的に輸入品が有名だが、国産品も幾つかある。ライトツナ国内詰(No.39)青いやつ(No.132)あたりがそれで、極洋も国産品作ってるんだなあという印象で覚えていた。

そんな中、フォロワーの入手報告から存在が明らかになったツナ缶がコレである。なんとT2号缶でチャンクタイプという、シーチキンL(チャンク)似たスペックを持っている。紙巻ラベルなのもあって、見た目の高級感はこちらの方が上だろう。



 上記のいきさつから、フォロワーから分けてもらった個体を実食する。2022.5製。伊藤食品OEM。





缶を開けたところ・味





  

 大きな身が入っている。かたまり状の肉も見られる。

下味が強くついていて、想像以上にしょっぱい。身の大きさを活かして炒め物に活躍しそう。

 T2号缶の例にもれずボリュームがすさまじいので、2~3人前程度の食事に投入しよう。



 ……なお、ツナ缶を提供してくださったフォロワーにはツナ缶とみかん缶を贈呈した。ツナ缶はモンマルシェのめったに見ないやつである。こちらについても後日レビューの予定。予定?

 



☆各種評価





・グレード ★★★★☆ 3.7 

・価格   【N/A】 #もらいもの

・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #下味が強い

・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.1 #公式も認めた希少な製品

・原産国  国産





☆スペック





内容量 170g

334kcal/缶 食塩相当量2.2g タンパク質38.9g

原材料 まぐろ(輸入又は国産(5%未満))、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)

JAN:4972195020278 製造固有記号YN2C /YC

販売者 株式会社極洋(東京都港区赤坂3-3-5)

(製造所 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67)

Tuna canning review No.229





■「ツナ缶スーパーリンク!!」







(No.39)キョクヨーライトツナ国内詰「油漬」(旧製品)


→小さくてフレークになる。国内詰。



青いやつ(No.132)


→小さくて油入り水煮のフレークになる。国内詰。どちらもめったに見つからないツナ缶。



(No.101)あいこちゃんの給食


→これはOEM元の本気。ドリプラで見た。
#めずらしいツナ缶 #チャンク #伊藤食品 #油漬
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240缶 STIフードホールディングス ファイアポーツ ツナ・エルブドプロバンス 祝・ツナ缶ブログ十周年にふさわしいツナ缶

スレッド
STIフードホールディングス ...

STIフードホールディングス ファイアポーツ ツナ・エルブドプロバンス

みなみまぐろ調味液漬けチャンク・非売品





こんなツナ缶です




おねだん
STIフードHDの株主優待
(いただきもの)
魚の種類
ミナミマグロ(ライトミート)
液汁の種類
オリーブオイル調の調味液
身のほぐし方
ゴロゴロ肉

おすすめの食べ方
そのまま食べよう






ツナ缶ブログ10周年、ミナミマグロからの刺客




 STIフードホールディングスのすごいツナ缶。ミナミマグロの頭肉(鉢の身)を使った6号缶サイズのツナ缶である。鉢の身をオリーブオイルと特製の香辛料で仕立てたツナ缶だ。STIフードホールディングスの株主優待で送付された品で、一般流通はしていない。
 縁あって株主の読者から頂いたもの。大事に食べよう。2023.8製造。



 かたまり状の肉が3つ、小さな身が2つ入っている。肉は箸でつまむと崩れるほどやわらかく、噛むと独特の香味があふれてくる。
 さながらステーキのような風合いだ。身の中心部が赤いのもやはりステーキを連想させる。
得意料理は…そのままだろう。このまま手持ちの香草を添えてステーキ風に仕上げるのがよく映えると思う。湯煎してもよい。



 すごいツナ缶だった。10周年に合うツナ缶だった。
 ついにツナ缶は株主優待限定というレアリティまで登場したのだ。5千円や一万円といったプライシング、枕崎や那智勝浦まで行かないと買えない等場所限定といった様々なレアリティのツナ缶が現れたが、ひときわ極まったものがこれであろう。
 
 ツナ缶ブログやっててよかったと思うのが自分の手に届かないツナ缶を実食、ツナ缶ブログへ収蔵できたときである。下部スーパーリンクにも書いたが、これまで様々なツナ缶を頂いて実食している。
 今回ツナ・エルブドプロバンスを提供してくださった株主であり読者の氏に、この場を借りてお礼申し上げたい。



☆各種評価
・グレード ★★★★★ 5.0
・価格   【N/A】 #株優限定、もらいもの
・味覚評価 ★★★★★ 5.0  
・入手性  【N/A】 #通常の手段では入手できない
・原産国  国産

☆スペック
缶サイズ 6号缶 内容量 125g
408kcal/缶 タンパク質19.0g 食塩相当量0.95g
原材料 ミナミマグロ(日本、台湾、韓国)、オリーブオイル、たまねぎだし、にんにく、でん粉、食塩、香辛料
JAN:なし 製造固有記号/H ツナエルA
販売者 株式会社STIフードホールディングス(東京都港区南青山1-15-14)
製造者 株式会社STIサンヨー(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.240
(いただきもののツナ缶です)



ツナ缶スーパーリンク!





(No.69)プリンス赤缶

→STIサンヨーが三洋食品だったころからの看板製品。筆者の最推しSTIサンヨーツナ缶だ。ヨドバシで買える

(No.185)本まぐろステーキ

→これも珍しい、本マグロのツナ缶。

(No.211)焼津水産高校まぐろ油漬

→これも「いただきもの」。ツナ缶ブログは読者と筆者の二人三脚であると強く印象づけられた。

(No.189)ワイルドプラネット

→これも「いただきもの」。輸入卸のない海外ツナ缶はだいたい貰い物でできている。
#STIサンヨー #みなみまぐろくろまぐろ #めずらしいツナ缶 #チャンク #三洋食品 #味付
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191缶 韓国のツナ缶DONG WON TUNA LIGHT STANDARD

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동원F&B:동원 라이...



高タンパクツナ缶の標準製品です。直接捕まえた新鮮な原材料マグロを急速冷凍させたことで肉質が生きており、ただ召し上がっても肉質の淡い味と香ばしい味がさらに映えます。チゲ類やキムパプ、チャーハンなどの炊き物やサンドイッチ、サラダなどの食材として最適です。





こんなツナ缶です




おねだん
大きさを考えると普通(300円ちょっと)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
菜種油漬け(薄め)
身のほぐし方
粗いほぐし肉とかたまりが半々くらい

おすすめの食べ方
ご飯系の料理に向く。パスタとも相性良い。








韓国産のスタンダードツナ缶




 韓国の水産企業・東遠(동원)の標準ツナ缶。名前まで「LIGHT STANDARD」と、STANDARDなことをこれでもかと強調している。なおツナと言いながらカツオだが、韓国は普及品でカツオが優勢になっている(日本のキハダ信仰が異常というのは比較しないとして)。
 韓国のツナ缶にはSTANDARD TUNAという規格があり、ソリッド缶のように年輪状の身を含んでフレーク(ほぐし肉)の含有量を20%以下にするとSTANDARD、年輪状の身を含んでフレークの量を18%以下になるよう綺麗に詰めるとSOLIDという等級になる。ChunkやFlake、WhiteとLightについては日本のソレとまったく同じ使われ方がなされている。
 
 日本国内では東遠ジャパンが輸入卸となり、韓国語のパッケージに一括表示とリサイクル表示だけペラいシール貼ってある、ほぼ現地仕様。
 ヴィレヴァンで売ってた。たぶん韓国俳優さんのおかげだろう。その辺の世情に疎いが、ローカライズほとんどなしの韓国版のツナを食べられるのだから深く感謝している。
 流通期限2026.11。ロット横の까지は「~まで」を意味する。



缶を開けたところ・味




  
 
 あらほぐしの身の中に、五百円玉サイズのかたまり肉が二つ入っている。半分くらいあらほぐし肉ではないだろうか。香りはたまねぎ優位。
 中のカツオはしっかり歯ごたえあって、ちゃんとツナ食べてくれるという感覚がある。下味がしっかりついているが、ほかの海外ツナ缶ほど自己主張やクセがない。日本産のカツオ油漬缶にかなり近いおいしさを持っている。
 サラダやサンドイッチなどの生食に十分な適性を持つが、説明通りキムパプ(韓国の巻き寿司)やチャーハンなどご飯系の料理に合わせると更なるポテンシャルが発揮できるだろう。醤油かけて食べるツナご飯なら2人前が作れる。
 
 ※日本語の情報に乏しく、本稿執筆にあたり韓国Namu Wikiの解説を大いに参照した。この場を借りて御礼申し上げたい。
 


☆各種評価




・グレード ★★★☆☆ 2.8 
・価格   ★★★★☆ 4.4 #320円/缶
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.2 
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.0 #ヴィレヴァンで売ってた
・原産国  韓国



☆スペック




固形量119g / 内容総量150g
315kcal/缶 食塩相当量1.0g タンパク質19.0g
原材料  カツオ、菜種油、野菜エキス(たまねぎ、にんじん、キャベツ、酵素)
EAN:8801047111849 製造固有記号F108
輸入者 東遠ジャパン株式会社(東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル10F) 製品ページ
Tuna canning review No.191

参考資料:
・「KSH6015:참치 기름담금 통조림(ツナ缶の標準規格)」韓国国家標準 1999.1
https://standard.go.kr/KSCI/ksNotification/getKsNotificationView.do?ntfcManageNo=2018-00811&menuId=921&topMenuId=502

#かつお #チャンク #海外ツナ缶 #菜種油漬
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204缶 タイ最強缶詰会社・Union純正ツナ缶「SEALECT TUNA STEAK In Rice Bran Oil」

スレッド
おめでとう!あなたのツナシール... おめでとう!あなたのツナシールは本物です。国際生産基準のツナ缶です



Thai Union : SEALECT TUNA STEAK In Rice Bran Oil

(タイユニオン シーレクト ツナステーキ こめ油使用)

かつお米油入り水煮チャンク・普及品




こんなツナ缶です



おねだん

現地ではちょっと高い級(30バーツ)

魚の種類

SKIPJACK TUNA(カツオ)

液汁の種類

油入り水煮(こめ油9%くらい使用)

身のほぐし方

小さめのゴロゴロ肉



おすすめの食べ方

加熱系の料理にドーッと。

ちょっとマヨ味あってマヨネーズもよさそう







タイユニオンの国内ブランド・SEALECT



 タイユニオン。泣く子も黙る水産加工メガコーポ。日本でいうところのはごろもフーズだが、製造量も輸出国も同社の比ではない。

 その巨大さをわかりやすく伝えるならば、かつてアメリカでもっとも有名だったChicken of the Seaを手中に収めるほど。日本で出回る輸入ツナ缶にも同社がOEM製造したと思われる製造所固有記号の製品が出回っているが、検証するにあたって言葉の壁で点と点を結べずにいる。

 

 輸出向けにいろいろなブランドを持つタイユニオンだが、自国内向けにはSEALECTという名前でツナ缶などを売っている。国内向けなので製品に英語表記はなく、すべてタイ語。筆者はタイ語を読めないうえキーボードで入力できないので、調査の苦労は海外ツナ缶ながら日本の商社が卸になっているポルトガルツナ缶(No.111)の比ではなかった。

 本項目に掲載している内容は、Webサイトの情報を英訳し、それを日本語に意訳する形をとった。各種評価の一括表示については、可能な限り日本向けに合わせた。油入り水煮なんてカテゴリはタイに無いが、水と油の割合が表示されていたため、日本で用いられる「油より水の使用量が多い」を援用して油入り水煮とした。ハラル認証がついている。

 

 パッケージに書いてあるのはソリッドのようだ。タイ語が読めないのでソリッドだと思っているが、実際は……

 本品をSEALECTのトラッキングサイトで調べたところ「この製品はカツオだよ」「巻き網で釣ったよ」「太平洋で漁獲したよ」というだけの内容が妙にお洒落な雰囲気で表示された。ここから飛べる。なおタイ語である。

 2017.10製。缶の裏に製造所固有記号と共にSKIPJACKと書いてあり、前出のトラッカーと組み合わせてカツオ油入り水煮缶と同定された。

 

缶を開けたところ





 

 たまねぎの風味が広がる。カツオの身は大きく、食感は国産品より硬い。ほのかにマヨネーズのような下味を感じる。ステーキと銘打ってはいるが、本邦のまぐろステーキ(No.185)よりはステーキしていない趣だ。

 単体でもいけるが、ごはんとの相性は日本向けの輸入ツナ缶のほうがよさそう。加熱系の料理に向いていると思う。



 海の向こうでも、ツナ缶の高級化という概念が日本同様に存在していることがわかった。

 海外ツナ缶ゆえに情報不足はなはだしい部分があるが、大目に見てほしい。こういうのは恐らく間違いなく絶対に必然的に山下東子先生のほうが詳しいはずだ……

 



各種評価



・グレード ★★★☆☆ 2.6

・価格   ★★★☆☆【2.8】 #30バーツ≒116円くらい/個

・味覚評価 ★★★☆☆ 3.4

・入手性  【N/A】 #輸入卸のない海外ツナ缶

・原産国  タイ



☆スペック

固形量56g / 内容総量80g

90kcal/缶 食塩相当量0.3g(魚体含有分を含まず)

原材料 かつお(70%)、米油(8.9%)、(水20.6%)、食塩

EAN:8852021707121 製造固有記号AOL8ABRAJ CJ PO

販売者  THAI UNION FROZEN PRODUCTS PCL. 製品ページ

Tuna canning review No.204



☆ツナ缶スーパーリンク!



(No.111)Filetes De Atum Em Azeite Virgem Extra Bio


→輸入卸のある海外ツナ缶。しずてつストアで売ってた。いいなあしずてつストアは。いろんなツナ缶が売ってて。ほんとうにな。ほんとな。



(No.189)ワイルドプラネット


→輸入卸のない海外ツナ缶。メキシコでつくられアメリカで販売される。淡白だったけど普通に食べられた。おいしかった。



(No.10)AYAM BRAND Tuna Kari Hijau


→2013年11月。ツナ缶ブログで「輸入卸のない海外ツナ缶」を積極的に取り上げなくなった、きっかけの製品。味が日本向けにローカライズされてないのは覚悟してたんだけど、味が本場の味すぎて白旗を上げた。
#かつお #チャンク #気合の入ったツナ缶レビュー #油入り水煮 #海外ツナ缶
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ツナ缶レビューブログで「瓶」を実食 宮古島の洋食てぃん・カツオビン

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宮古島近海で一本釣りしたカツオ... 宮古島近海で一本釣りしたカツオのオイル漬けの瓶詰めです。



洋食てぃん カツオビン(小)

かつお油漬けチャンク瓶詰・高級品


 


こんなツナ瓶です



おねだん

ものすごく高い(千円オーバー)

魚の種類

カツオ(ライトミート)

液汁の種類

油漬け(だいぶしょっぱい)

身のほぐし方

ブツ切りのようなかたまり肉



おすすめの食べ方

そのまま食べる。しょっぱいしあぶらっこいため、液汁の処遇はよく考えよう





宮古島発:とれたてカツオのツナ瓶



 東京からまっすぐ1800キロの南の島、宮古島。東京から1000キロ南の島・小笠原諸島父島より遠いが、空路の発達によって父島よりずっとずっと近い島になった。宮古島のすぐ近くに伊良部島・下地島があって、そこの滑走路を使ってLCC(格安航空会社)が東京と宮古島を(成田・下地島経由で)結んでいる。行こうと思うには遠い島だが、いざ行ってみれば精神的にあんがい近い島なのだ。

 宮古群島では伝統的にカツオの遠洋漁業が行われていて、立派なカツオをトビダイと呼ぶ。春のシーズンには伊良部島佐良浜でカツオの血肉が飛び交う祭り「オーバンマイ」があるくらい、カツオとともに発展してきた島だ。宮古島内においてもカツオ料理を出す飲食店は数多いし、現代は宮古・伊良部・下地島は道路でつながって一体的に観光できるようになった。

 その宮古島で、個人経営の洋食屋が作っている「カツオの瓶詰」が、このカツオビンである。宮古近海のカツオを使って、刺身のような大きさの肉を油・調味料とともに瓶に詰めた。見た目からして缶詰にない高級感と、カツオビンのラベルがレトロ調で異国情緒を演出している。

 

 スペックに着目しよ……食塩相当量とタンパク質が規格外だ! 食塩の3.6g・タンパク質の52.9g、いずれも一般的なツナ缶70g換算しても平均値の倍くらい。カロリーは誤字を疑ったが、瓶ラベルには一個あたり180kcalと書いてある。

 塩コショウとにんにくで味付け、ローズマリーで香味付けされている。化学調味料不使用、アレルギー27品目不使用。

 宮古島の洋食てぃん、下地島空港売店のほか、本州では焼津市のツナラボで購入可能。2021.9製。



 ☆瓶を開けたところ



 非常に大きなカツオの身が入っている。塩や香味が効いていて、身もほんのりやわらかい。とてもカツオを食べている感じがする。ごはんにあわせると、一切れ二切れ程度でおなかいっぱいになる。





 カルボナーラパスタに乗せて食べた。カルボナーラというといまいちツナとの相性がよくないとされるが、かたまり肉のボリュームとしょっぱさのおかげで良く個性が出てくれる開拓になった。カルボナーラのたまご感がカツオ感をつつみこむような印象。





☆各種評価

・グレード 【N/A】 ツナ缶ではない 評定不可

・価格   【 高 級 品 】 10.8 #1,080円/瓶

・味覚評価 ★★★★☆ 4.6

・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #直売、本州なら焼津のツナラボ

・原産国  国産



☆スペック

固形量100g / 内容総量180g

180kcal/瓶 食塩相当量3.6g タンパク質52.9g

原材料 カツオ(宮古島産)、なたね油、オリーブ油、食塩、にんにく、カエンペッパー、ローズマリー(宮古島産)

JAN:4580080560022  製造固有記号なし

製造者 洋食てぃん(沖縄県宮古島市平良字西里397-1)

Tuna canning review No.X20211118
#xナンバー #かつお #めずらしいツナ缶 #チャンク #油漬
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JF勝浦 マグロ経済学シリーズ まぐろオイル漬を食べたレビュー

スレッド
JF勝浦 マグロ経済学シリーズ... JF勝浦 マグロ経済学シリーズ...
“薄味ですが、しっかりまぐろの美味しさを感じることができます。”

勝浦ブランドの「生まぐろ」を地元の海水塩で整えた。素材の味で直球勝負。

  勝浦漁業協同組合(JF勝浦)

  マグロ経済学シリーズ まぐろオイル漬

  びんながまぐろ油漬けチャンク・高級品



☆コメント

 ツナ缶の本場静岡県から西に450キロ。和歌山県、那智勝浦町。

 国産ツナ缶の生産量の9割以上は静岡県産であるが、わずかに別の地域でもつくられている。

 兵庫県、宮城県、そして和歌山県。この風光明媚な場所でしめやかに作られ続けているツナ缶がある。



  

 ツナ缶のためだけに勝浦まで足を運び、本缶を手に入れた。

 過去に他地域他県で扱われた実績がほとんどない、とても貴重な「門外不出のツナ缶」である。



 無地の缶にラベルは手巻き、JANコードや栄養価、製造所固有記号の表記はない。

 賞味期限は西暦でなく平成で書いており、当ロットは30.12.11(平成27(2015)年12月12日製造)となっていた。製造から四ヶ月程度の若い缶詰だった。

 トレードマークの「まぐろの身にマグロ経済学という表記」は、中々洒落ていると思う。



 開缶したところ、サイコロ大の肉がスキマ無く詰められていた。

 このゴロゴロ肉はチャンクの特徴だが、ほぐし身が他社より少ない。丁寧に手詰めされている。少量生産だからこそできる業だろう。少量だがトロ肉も入っていた。

 

 味について、食感は静岡の高級ツナ缶達を上回る勢いと食感が出ている。とくに二度目の歯ごたえで顕著にあらわれている。この秘訣は、生まぐろによるものだ。

 他社ツナ缶の殆どは、冷凍させたまぐろを加工時に解凍する。もちろん業務用の急速冷凍・急速解凍設備を使うため品質に長けているものの、やはり水揚げから加工まで冷凍解凍を行わない生まぐろにはかなわなかった。特にびんながまぐろ特有のあっさり過ぎる印象(山梨缶詰のソリッドでも一定はあったし、炙りビントロでも二度目の歯ごたえは弱かった)を克服できていることが新たな評価点となった。

 野菜スープ・アミノ酸等も不使用。まぐろと油と塩だけの直球ど真ん中だ。



 食塩も差別化されており、他社は加工塩が殆どの中で本缶は海水から煮詰めた塩(熊野黒潮本舗)を使っている。生臭さはほとんどなく、海水塩特有のトガリなきしょっぱさが風味を支えている。



 高級ツナ缶のレビューでは必ず口にしている「そのまま食べて欲しい」というのはもちろんだが、あらゆる酒のつまみ、パスタやサラダのにぎやかしにも使えるし、焼いてサイコロステーキのように食べても味が際立つであろう。

 逆に、普段筆者が食べているようなツナ納豆やツナ丼にはほとんど向かない。



 遠出する価値のあるツナ缶なのは間違いない。



☆各種評価

・グレード ★★★★☆

・価格   ★★★★☆ #280円/個 直売 

・味覚評価 ★★★★★ #そのまま食べたら絶対うまい

・入手性  ☆☆☆☆☆ #現地以外は入手困難!

・原産国  国産



☆スペック

内容量 90g

---kcal/缶 食塩相当量-g

原材料 ビンナガマグロ、綿実油、食塩

JAN:なし 製造固有記号なし

販売者 勝浦漁業協同組合 まぐろ体験CAN(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12) 製品ページ

Tuna canning review No.29


#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #チャンク #気合の入ったツナ缶レビュー #綿実油漬
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