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ツナ缶レビューブログで「瓶」を実食 宮古島の洋食てぃん・カツオビン

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宮古島近海で一本釣りしたカツオ... 宮古島近海で一本釣りしたカツオのオイル漬けの瓶詰めです。

洋食てぃん カツオビン(小)
かつお油漬けチャンク瓶詰・高級品

 

こんなツナ瓶です


おねだん
ものすごく高い(千円オーバー)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(だいぶしょっぱい)
身のほぐし方
ブツ切りのようなかたまり肉

おすすめの食べ方
そのまま食べる。しょっぱいしあぶらっこいため、液汁の処遇はよく考えよう


宮古島発:とれたてカツオのツナ瓶


 東京からまっすぐ1800キロの南の島、宮古島。東京から1000キロ南の島・小笠原諸島父島より遠いが、空路の発達によって父島よりずっとずっと近い島になった。宮古島のすぐ近くに伊良部島・下地島があって、そこの滑走路を使ってLCC(格安航空会社)が東京と宮古島を(成田・下地島経由で)結んでいる。行こうと思うには遠い島だが、いざ行ってみれば精神的にあんがい近い島なのだ。
 宮古群島では伝統的にカツオの遠洋漁業が行われていて、立派なカツオをトビダイと呼ぶ。春のシーズンには伊良部島佐良浜でカツオの血肉が飛び交う祭り「オーバンマイ」があるくらい、カツオとともに発展してきた島だ。宮古島内においてもカツオ料理を出す飲食店は数多いし、現代は宮古・伊良部・下地島は道路でつながって一体的に観光できるようになった。
 その宮古島で、個人経営の洋食屋が作っている「カツオの瓶詰」が、このカツオビンである。宮古近海のカツオを使って、刺身のような大きさの肉を油・調味料とともに瓶に詰めた。見た目からして缶詰にない高級感と、カツオビンのラベルがレトロ調で異国情緒を演出している。
 
 スペックに着目しよ……食塩相当量とタンパク質が規格外だ! 食塩の3.6g・タンパク質の52.9g、いずれも一般的なツナ缶70g換算しても平均値の倍くらい。カロリーは誤字を疑ったが、瓶ラベルには一個あたり180kcalと書いてある。
 塩コショウとにんにくで味付け、ローズマリーで香味付けされている。化学調味料不使用、アレルギー27品目不使用。
 宮古島の洋食てぃん、下地島空港売店のほか、本州では焼津市のツナラボで購入可能。2021.9製。

 ☆瓶を開けたところ

 非常に大きなカツオの身が入っている。塩や香味が効いていて、身もほんのりやわらかい。とてもカツオを食べている感じがする。ごはんにあわせると、一切れ二切れ程度でおなかいっぱいになる。


 カルボナーラパスタに乗せて食べた。カルボナーラというといまいちツナとの相性がよくないとされるが、かたまり肉のボリュームとしょっぱさのおかげで良く個性が出てくれる開拓になった。カルボナーラのたまご感がカツオ感をつつみこむような印象。


☆各種評価
・グレード 【N/A】 ツナ缶ではない 評定不可
・価格   【 高 級 品 】 10.8 #1,080円/瓶
・味覚評価 ★★★★☆ 4.6
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #直売、本州なら焼津のツナラボ
・原産国  国産

☆スペック
固形量100g / 内容総量180g
180kcal/瓶 食塩相当量3.6g タンパク質52.9g
原材料 カツオ(宮古島産)、なたね油、オリーブ油、食塩、にんにく、カエンペッパー、ローズマリー(宮古島産)
JAN:4580080560022  製造固有記号なし
製造者 洋食てぃん(沖縄県宮古島市平良字西里397-1)
Tuna canning review No.X20211118
#xナンバー #かつお #めずらしいツナ缶 #チャンク #油漬

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