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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix
  • ハッシュタグ「#はごろもフーズ」の検索結果14件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる「めずらしいツナ缶」から読むと楽しいと思います。



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 ごあんない
 このブログでは、ツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を掲載しています。
掲載しているフォーマットの詳細は、右記プロフィールをご確認ください。

 ・自家通販はじめました。コミケで頒布したツナ缶解説本のほか、アイコンの女の子にゃがいさんのグッズもあります。

新世代型ツナスイーツ 田子の月・シーチキン大福の実食と評価

スレッド
シーチキンと大豆を使い、ほんの... シーチキンと大豆を使い、ほんのりスパイスを効かせた全く新しい大福です。
アーカイブ

 

田子の月 シーチキン大福
 まぐろ油漬入り大福・和菓子

売り切れ続出のツナスイーツ


 静岡の和菓子屋・田子の月と、はごろもフーズのシーチキン食堂がコラボレーションして生まれた大福。私が観測した中で初めて製品化されたツナスイーツだ。
 本品は販売経路も大きく限定され、
 ・2019年7月22日~8月21日に
 ・新静岡セノバの田子の月で
 ・数量限定販売される
 など、入手性など考慮されていない製品だ。筆者は11時頃買いに行って潤沢な在庫を見たが、夕方訪れた伊豆川飼料御中は売り切れを見ている。たぶん昼過ぎにはなくなるタイプの大福だろう。

 なお、本ブログはツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を目的としているため、ツナパウチも猫缶もツナ入りのナントカというのも理論上レビューできる範囲におさめてある。ただし、猫缶やツナ入りのナントカについては、その品目数があまりに膨大であるため、特筆性のある製品のみを載せる方針をとっている。
 特筆性は、ツナ缶ブログに載せてその情報を可能な限り長期間のこして、筆者や読者の学びになりそうなもの、今後現れる研究者の助けとなる価値がありそうなものを筆者の独断と偏見でピックアップしている。ツナスイーツは筆者が長年研究に取り組んでいるが結果の芳しくない分野であり、例え限定販売だったとしてもシーチキン食堂の看板を背負っていち早く製品化にこぎつけた本品は特筆性を満たしていると結論付けた。

 ツナ缶レビューと同様に製品スペックを着目しよう。
 おおむね一般的な大福と同じだが、やはり「まぐろ油漬」が異質だ。シーチキンを名乗る以上業務用シーチキンLフレーク(パウチ)以上のものが使われていると推測できるが、実食でシーチキンのグレードが判定できるだけの経験値は持っていない。
 19.7.26製造。買ったのも同じ日で、賞味期限は製造から1日。キャンペーン開始早々に買ったため、シーチキン食堂のクリアファイルをいただいた。

開腹したところ



 なるべく綺麗に切り出した。開いたとたん、ツナと大豆の香りが広がる。
 大豆も含めてツナの下味とこしょうが効いていて、大福由来の甘味はほとんど感じられない。塩大福にツナが入っているような印象だ。
 面白いのはツナの含有量だ。多すぎても油でぐずぐずになり、少ないとツナの存在感がなくなる。本品はその中間をいくよう絶妙な配合、大豆の介入によって「大福の餡」という枠におさまっている。
 
 参考程度に、実食によるグレード判定。ツナの身は非常に細かく、液切りも徹底されていた。業務用なら シーチキンLフレーク (80)、民生品ならシーチキンSmileLフレークをさらに細かく砕くとこれになると思う。口当たり的にシーチキンフレーク(ホワイトミート)は違うと思う。75%くらいの自信でシーチキンLフレーク(80)と答えよう…
 
 大企業の看板を背負ったツナスイーツとして、一定以上の完成度を誇る。完売を繰り返してるし、テストベッドとしては成功してると思う。
 ただし、独特の味がするので「これはシーチキン大福だ」と言わないで食べさせてしまうと、食べた相手がフリーズする可能性もある。

☆各種評価


・グレード 【N/A】 #缶詰じゃない 評定不可
・価格   ★★★☆☆ 2.8 #150円/袋
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.2 #ツナをスイーツに落とし込んで及第点
・入手性  【N/A】 #期間限定・1店舗タイアップ 評定不可
・原産国  国産

☆スペック


内容量 --g
--kcal/缶 食塩相当量--g
原材料 米(新潟県産)、まぐろ油漬、麦芽糖、大豆、いんげん豆、粉飴、寒天、こしょう、フェンネル、トレハロース、加工でん粉、増粘多糖類、卵殻カルシウム、乳化剤、調味料(アミノ酸等)
(原材料に大豆を含む)(製造工場は乳製品・小麦を含む製品を製品を生産しています)
JAN:なし  製造固有記号なし
製造所 株式会社田子の月(静岡県富士市今泉380-1)
zu-mix review No.X20190726



突然のプロモーション


わたくし長井が執筆した、ツナ缶ブログのスピンオフでツナ缶戦前戦中史の解説+ツナパウチ本の「ツナ缶の薄い本 zu-mix vol.5」を、8/11夏コミ(委託)+8/10大崎おもしろ同人誌バザールプチで頒布します

・【新刊】2019夏頒布、1929~1950年のツナ缶黄金時代から戦後にかけてと、ツナパウチ(ツナ袋)の生存理論を考察した同人誌
「ツナ缶の薄い本 zu-mix vol.5(物理書籍)」¥600
https://zumix.booth.pm/items/1466818

・2019春頒布、ツナ缶ブログの副読本としてツナ缶の基礎知識をめっちゃ砕き自由研究に使えるレベルまでデフォルメした同人誌
「かんたん! たのしい ツナ缶入門」¥334
https://zumix.booth.pm/items/1231722

8/7予約注文分までは新刊封切と同じ8/10に間に合うよう発送します
ぜひお試しください


#油漬 #気合の入ったツナ缶レビュー #哲学 #はごろもフーズ #Xナンバー

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はごろもフーズ シーチキンLフレーク・オイル不使用のレビューと解説

スレッド
はごろも シーチキンLフレーク...

はごろも シーチキンLフレーク・オイル不使用
きはだまぐろ調理品・普及品

水煮と油漬のいいとこどりを目指した48kcalシーチキン


 はごろもフーズが2018年8月末より販売開始した新顔のシーチキン。
 プレスリリース_(アーカイブ)をかみ砕くと、油を使わず油漬缶の味を再現することで、水煮にあった食味の悪さ(キシキシ感)、油漬のカロリーという二大欠点を克服し、「水煮より低カロリーで」「油漬缶並の食味」を目指した製品である。タンパク質据え置きで水煮缶(素材そのままシーチキンLフレーク)より1gあたりのカロリーが低いため、よりアスリートに適しているように見える。
 
 ツナ缶ブログが着目したいのは、どのようにして「油を使わず油漬缶の味を再現」を行ったか、という点だ。通常、ツナ缶は油の含有量比例して食味がよくなり、減ればキシキシしてくる。油入り水煮・野菜スープ漬は中間をとって食味のバランスを保っている。
 (かもめ屋のように、超ハイスペックな原材料を使えば水煮缶で油漬缶を超える食味を発揮することができるが、例外中の例外だ)
 本製品には寒天が入っている。寒天。シーチキンアスリートやカラダを応援シーチキン(No.21)にも含まれていた。これらの製品では身に含まれるDHAの溶出を防ぎ無駄なく摂取することを目的に使用されていた。
 つまり、寒天で液汁を固まらせてしまえば、まぐろの身に含まれる脂分が液汁に溶け出すのを防げるから「油を使わず油漬缶の味を再現」できる。そういう原理だろうか?
 
 考えるより、手元にあるのだから、実際に開けたほうが早いだろう。
 日本坂PA上りのファミマで購入したが、9月以降は静岡市内のスーパーでもちょくちょく見かけるようになった。2018.7製。

缶を開けたところ



 「身が固められている」という印象はない。ほぐれ具合もシーチキンLフレーク相当。
 なるほど、油漬缶の味に寄せてある。下味の塩気が強い。水煮のキシキシ感は目立たず、油漬よりカロリーは低い。
 
 お茶漬けに投入しても脂身の溶出はみられなかった。
 炒め・焼きなどの高温調理はまだ未知数だが、通常の煮物やサラダにおいて充実した油漬缶の代用品になりうるかもしれない。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.3 #194円/個 定価
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #比較的味は良い
・入手性  ★★★★☆ 3.5 #販路は広がりつつある
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
48kcal/缶 タンパク質11.6g 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、食塩、寒天、野菜エキス、昆布エキス粉末 / 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉)
JAN:4902560001113 製造固有記号SO28
    はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.120
#はごろもフーズ #きはだまぐろ

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はごろもK&K シーチキンコンビーフ あんまりおいしくなかった実食レビュー

スレッド
はごろもK&K シーチキンコン...

はごろもK&K シーチキンコンビーフ
コンビーフ・まぐろ油漬(フレーク)混合品

はごろもK&K シーチキンコン... はごろもK&K シーチキンコン...

シーチキンとコンビーフの合いの子


 シーチキン60周年・国分K&K商標登録110周年を記念して作られた。
 2018/8/20の発売開始以降、筆者は目を皿にしてツナ缶チェックを行ったが、思い当たる実店舗全てで見つけられなかった。そして、発売から9日経ってようやくしずてつストアで発見できた個体がこれになる。発売日当日にはあの新しいもの大好きクラブなTwitterでも実食ツイートが見つからなかったし、そのあとも実食レポがほとんど出てこなかったのだから、品薄基調にあると思われる。
 
 スペックから推察するに、K&KコンビーフシーチキンSmileLフレーク(タイ産のツナパウチ)が原材料だろうか。製造所の日東ベストは広くコンビーフの製造を行う会社とされている。
 両方食べるとそれなりにボリュームがあるものの、合いの子にしてしまえばたいして高くない…しかし…「コンビーフとシーチキンLフレークを買って同時に使い、2食に分ければ良いのでは?」という提案にどう答えれば良いかわからない。コラボだから割高感は気にしない方向でいく。
 マット加工のスリーブに、独特の裾絞りがついたアルミの白缶が入っている。2018.6製。

缶を開けたところ



 これ、コンビーフじゃね?


 あまりにもわかりづらいのでほぐした。水気はほとんどなく、シーチキン由来と思われる身はかなり細かい。
 確かにシーチキン(ツナ油漬缶)とコンビーフの味がする。確かに。看板に偽りはない。

 筆者は苦渋の決断を迫られる。
 「ツナ缶のことだけを延々と書いたブログ」を掲げる筆者個人の意見だが、正直おいしくない。「おいしいものを二つ合わせたらおいしい」という製品コンセプト・消費者の先入観を否定し、一製品としてみても、筆者はポジティブな評価を下すことができなかった。

Q:シーチキンの味はする?
A:多少する。

Q:コンビーフみはある?
A:ある。

Q:(そのままたべたら)ごはんにあう?
A:コンビーフ由来の獣臭さがツナ缶の下味を封殺してる。コンビーフのノリで食べたら淡泊すぎる、シーチキンのノリで食べたらクドすぎてまずい。

Q:(そのままたべたら)おいしい?
A:ギブアップ。

Q:どのくらいダメだった?
A:3つでイチキュッパのツナ缶(No.60)が美味しく感じた。

Q:調理してもダメ?
A:本ブログは、2013年11月の開設当初から開缶直後の味を基本評価軸としている。調理後の評価軸は調理法・レシピ・作り手の腕に大きく左右されてしまうため、主従関係でいくと従になる。なお、炒め物に使ってもその自己主張は止まらなかったため、評価から除外した。

Q:行き過ぎたツナ缶でよく引き合いに出されるフルーツナ(No.26)と比較したら?
A:アイツは迷品だが、ツナ製品としてのプロダクト設計は忠実で、ツナの味は破綻してないから憎めない所もあった。どんな迷ツナ缶にもプロダクトを送り出す開発者の姿が見える。そしてそれが「努力の方向音痴」だっただけの、確かな愛情が食べてわかったのだ。しかし本製品は、組み合わせの両方が完成した製品だったのもあり、虚無に近い。

 筆者は苦渋の決断を迫られる。
 某ガジンは「そのまま食べたらツナ」なんて言っていたが、(苦し紛れやリップサービスでないとしたら)調理前の状態でツナの主体性を見出すのは評価軸がおかしいとしか思えない。使用しているツナの身は非常に細かく、
 某んウチに至っては、文字数といい写真枚数といい調理中/調理後のシーンに重点をおいているから、ポジティブな評価を残しつつ「そのままでは無理」という一種の反感を行間に潜めているように読み取れた。こういう部分はライターの文章力が重要だ。

 ※既存メディアの評価そのものを否定する意図はなく、評価した人の舌に差があった……程度に思ってもらえると幸甚だ。

 シーチキンの良さ、身のボリュームとさっぱりさを封殺したコンビーフ由来のクドさ細かさ。コンビーフの良さ、しっかりした塩気を封殺したシーチキン由来の薄味……
 おいしい製品二つの組み合わせで、商品開発もしっかり練られているはずだ。あのメガコーポ2社のコラボだぞ? それが? こうなるのか?
 そうだろ……そうなんだろ? そうだと言ってくれ……

 筆者は苦渋の決断をした。

 本ブログでは合体事故の迷ツナ缶という評価を下したい。
 きっと一般人の食べ方をしたら美味しいのだろう。筆者にその感性が欠けていた。そう信じたい。
 ただし、空缶の独特な形と裾絞りは好きだ。




☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.1
・価格   ★★★★☆ 4.0 #397円 しずてつストア
・味覚評価 ★☆☆☆☆ 0.5 #合体事故
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.7 #国分直営店/オンラインショップ、ごく一部の実店舗
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
277kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 コンビーフ(牛肉、牛脂、その他(ゼラチン含む))(国内製造)、まぐろ油漬(きはだまぐろ、大豆油、その他)(タイ製造)、大豆油 / 調味料(アミノ酸等)、カゼインNa(乳由来)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
JAN:4901592920560 製造固有記号シーコン CE
販売者 国分グループ本社株式会社(東京都中央区日本橋1-1-1) 製品ページ
製造所 日東ベスト株式会社(山形県寒河江市幸町4-27)
Tuna canning review No.115
#はごろもフーズ #きはだまぐろ #缶つま

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はごろもフーズ シーチキンマイルド・キャノーラオイルのレビューと解説

スレッド
はごろも シーチキンマイルドキ...

はごろも シーチキンマイルドキャノーラオイル
かつお菜種油漬けフレーク・準高級品

SO28を歴史の表舞台に立たせたマイルストーン


 ギフトセットに含まれるシーチキンマイルド。油を菜種油に変え、うまみ調味料の代わりにエキスで調味している点が異なる。それだけ見ればよくあるツナ缶だが……
 いままでSO28の社名は公になっていなかった(今までもCS等に問い合わる等調べれば判明したが、はごろもサイドは積極的に公開していなかった)ため、それが缶胴に記載された製品が現れた。ツナ缶業界としては「富士冷の社名が明記された」ことが大きな歴史転換点といえる。
 富士冷(缶詰工場)はOEM専業の会社で、自社ブランド製品は持っていない。徹底的にはごろもカツオ製品を中心にOEM製造する古株の缶詰会社だ。ツナ缶関係の情報はそれしかなく、静岡缶詰協会の名簿に名前が示されている程度しか露出がない。そういう意味でマイルストーンと思うわけだ。
 
 シーチキンマイルドと異なり、天板がフルカラーの印刷缶となっている。2018.2製。

缶を開けたところ



 シーチキンマイルドより身がやや大きく、液汁の割合が多い。身のサイズはいちまるに及ばないが、普及品クラスなら十分大きいだろう。
 油がしっとりしているように見えたが、口当たりがさっぱり。後味もえぐくない。下味の強さはシーチキンマイルドとほぼ変わらず、ほどほどの塩気と生臭さを防ぐたまねぎ風味の調味となっている。

 ギフトセットを構成する製品らしく、強すぎる個性も破綻したプロダクトにもなっていない。シーチキンマイルド同様、きわめて汎用的なツナ缶に仕上がっている。
 酸味が欲しい料理に組み合わせても面白そう。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 2.8
・価格   ★★☆☆☆ 2.4 #価格は推計、ばら売りされてない
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.1 #無難においしい
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #ギフトセットでのみ入手可
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
200kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 かつお、なたね油、食塩、野菜エキス、酵母エキス、かつお節エキス
JAN:4902560405621 製造固有記号SO28
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
製造所 株式会社富士冷・富士冷缶詰工場(静岡県焼津市惣右衛門1281-2)
Tuna canning review No.115
#かつお #菜種油漬 #はごろもフーズ

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はごろもフーズ シーチキンNewLフレーク(オリーブオイル)を食べたレビュー

スレッド
はごろもフーズ シーチキンNe...

はごろもフーズ シーチキンNewLフレーク・オリーブオイル


きはだまぐろオリーブオイル漬フレーク・普及品

時代の要請にいち早く答えた廉価オリーブ油


 オリーブオイル使用のツナ缶は、もはや時代の要請といっても良いだろう。2009年辺りまでは知る人ぞ知る逸品という感じだったが、現代においては多くの缶詰会社や企画会社が参入する一大ジャンルとなった。
  はごろももこのオリーブオイル需要に応え、2014~16年頃にびんながまぐろ使用のシーチキンフレークBOSCO(No.27)をリリースした。国内製造とメジャーブランドのオリーブ油を使用した堅実な製品だったが、それが却って競合する高級ツナ缶からみて没落してしまったこと、やはり高級ツナ缶の価格に達していたことで新たな顧客層を十分に拓けなかったのは想像に難くない。こちらは早期に製造終了してしまったようで、2016年に捕捉した当該ロット以外の個体を見つけられないまま長期間が経ってしまった。

 そのような失敗の中。先鋒の失敗は価格競争力の欠如とみて、大胆なコストカットを断行。傘下のATI社とともにイチから商品開発したのがこのシーチキンNewLフレーク・オリーブオイルである。きはだまぐろ(ライトミート)と海外製造という点を割り切ったかわりに、3缶シュリンクの実売価格は450円を切るという、強烈なプライスバリューを達成した。実売価格はもはやシーチキンLフレーク(国産品 No.51No.08No.24)と大差ない。このお手軽オリーブオイル路線は宝幸オリーブオイルツナ(海外製)など、いくつかのフォロワーを生み出した。
 2015.10製のロットを紹介する。店頭に並んだのは2015年夏以降のようだ。化学調味料や27品目のアレルゲン含まず。


 缶を開けたところ。オリーブオイル特有の黄色い油が目立つ。身の細かさは本家のシーチキンNewLフレークとほぼ変わらず、食感も同等程度。口に含んだとき妙な果実味を感じた。他社高級品や同社シーチキンフレークBOSCOにはないものだった。
 原材料から想像する以上に誇張した味がした。ごはんにはあまり合わないような気がする。サラダや洋食、洋酒のつまみに合わせるとおいしそう。
 

☆解説内のツナ缶レビューリンク



・シーチキンLフレーク いちばんアツく書いた記事 「惜別OKTロット」(No.51)
http://jp.bloguru.com/zumix/280882/lokt

・シーチキンLフレーク クリぼっち奇行の始まり「2014.12.24製造品」(No.24)
http://jp.bloguru.com/zumix/256591/l-1224

・シーチキンLフレーク オーソドックスだけどちょっと古いかな…「普通のG2ロット」(No.08)
http://jp.bloguru.com/zumix/190672/l


☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.2
・価格   ★★☆☆☆ 2.4 #133円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.1 #独特の果実味をどう扱うか
・入手性  ★★☆☆☆ 2.7 #イオン系列にはだいたいある印象
・原産国  インドネシア

☆スペック


内容量 70g
205kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、食塩
JAN:4902560011174 製造所固有記号ATI 1335A
輸入者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.45b

~~
本解説は「ツナ缶の薄い本 zu-mix vol.1(2016.10発行)」を初出とし、Web掲載用にリライトを行った。
#はごろもフーズ #オリーブオイル漬

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はごろも シーチキンLフレーク(OKTロット)混入と同工場のロットを食べた

スレッド
はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  (OKTロット) 普及品


☆コメント
 【ツナ缶ブログの特殊記事である。昨今報道のあった異物混入の解説を多く含むため、食事中や空腹の読者には注意して読んでいただきたい。また、11月1日の2012年製ツナ缶にあった羽虫混入に関しては解説していない】
 ※シーチキンLフレークの記事はこれで3つめなので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を、
 熟成を進めたOKTロットに関する情報はクリスマスの記事を参照されたい。



 2016年10月27日、缶詰業界に大きな衝撃が起こった。
 2年弱ほど前に製造したシーチキンLフレークに、虫の異物が混入していたことが明らかになった。メーカーは10月13日に個別対応のみ行ったが、27日にメディアの報道で背中を刺された構図である。当日中にプレスリリースを上げたものの、初動対応の遅さを指摘する声も少なくない。
 この異物混入が起こった「当該工場」こそ興津食品(OKTロット)であり、29日には既に操業停止と保健所の立ち入りを余儀なくされている。また、2014年にも2012.9月製造のシーチキンLフレークに虫の異物が混入してして個別対応を行っていたことが明らかになったほか、11月2日時点で操業停止が続いてる・はごろもから28日以降の公式回答がない等、混乱が収まる様子は見られない。
 
 最初の虫混入の経緯を要約すると「本来空缶は製造の直前までシュリンクされている。しかし、シュリンクはがす→ラインに乗せる間に昼休みを挟んだ。その際空缶に虫が入り込んで、そのまままぐろや油を詰めて巻き締めてしまった」というものである。
 缶切りなしで開けられるイージーオープン缶は、強度確保や巻き締め不良を防ぐため開け口のほうを底にして詰めたり巻き締めるケースが多く、中身を詰めたあとの目視確認は難しい。また、虫は動物性タンパク質そのものであるため、異物混入の発見に役立つX線検査装置も無力だったと考えられる。
 今回の混入では「NHK甲府が報道した写真には、虫が腹を向けた向きで写っていた(=空缶の時点では生きているときの姿である背中を向けている)」という点からも、虫が身の下敷きになったという線が非常に濃厚である。
(EO缶でも巻き締め口が上になるものとして、片方にしか缶蓋がない製品が挙げられる。今回のシーチキンLフレークは上下ともに缶蓋があり、トップ写真1枚目の栄養成分書いてある方の缶蓋を巻き締めている。誤りがあると知ってそうな現場の方はメール等で一報願いたい)

 したがって、まぐろを裁断する機械や、油を注ぐ機械、それらのライン工程で虫が混入したわけではないため、「虫のエキスが入ったツナ缶は他に作られていない」と考えている。
 
 そのような中、報道を受けて売り場から該当ロットを引き上げるスーパーが増え、G2ロット等のみが残っているケースや、そもそもシーチキンLフレークやはごろも煮までも引き上げたスーパーさえみられた。
 筆者は「まだ自主回収の公式発表はないし、情報伝達の遅い特定スーパーなら在庫をまだ引き上げていないのではないか」と予想を立て、静岡駅から40キロほどのツナ缶買い付けに出た。空振りを懸念して、ガソリン代のかからない自転車で。
 
 目論見は当たっていた。市中のスーパーからは消滅していたが、普段から買い付けに重宝してた辺境のスーパーやお土産店には在庫が残っていた。

 ☆缶を開けたところ
  
 当たり前だが、異物は入っていない。
 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 しかし、まだ一ヶ月程度のツナ缶だ。まだ熟成は進んでおらず、やや身が固く荒々しい傾向にある。特に問題は感じられない。
 
 Web上の世論はシーチキンにも興津食品にも否定的・感情的なものが多数で、特に興津食品への風当たりは絶望的なものになっている……だが、上記の経緯からして「発生確率は減らせるが、現実的にゼロにはできない事故」と筆者は強く考えている。
 興津食品は再発防止の徹底と謝罪文のリリース程度は行うべきで、はごろもはOEM先としての自覚を持つほか抜き打ち検査等の充実も図って欲しい。逆に言えばそれ以上の結末は求めていない。
 
 全ての国産ツナ缶と缶詰会社を愛する筆者として、ツナ缶の多様性を損なうようなバッドエンドにはならないでほしい……と願う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #市場から消えてしまった?
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2019.9.17
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.51

 ☆参考資料
・ダイヤモンドオンライン「シーチキンの炎上、「公表しない」宣言が運命を分けた」
http://diamond.jp/articles/-/106719
#きはだまぐろ #油漬 #はごろもフーズ #めずらしいツナ缶 #気合の入ったツナ缶レビュー

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はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク(ほんのりしょうゆ味)を食べたレビュー

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はごろもフーズ 和風シーチキン...
“そのまま食べてもお料理しても。相性抜群のしょうゆでほんのり味付けたきはだまぐろのシーチキン。”


  はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク ほんのりしょうゆ味
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 数年前から発売している、はごろもの味付け系ツナ缶。比較的安価かつ見かける場所も多い。
 和風とは称しているがタイ産であること、この価格帯で化学調味料なし、内容量が60グラムで若干少ないことが特徴。また、フタをさらに開けやすくした「やさし~る缶」を採用している。缶の内側も白くコーティングされていて、シール接合部を除いて素ブリキに面していない。
 使用するのは2015.11月製造ロット。

  
 シーチキンLフレークを甘じょっぱく煮付けたような感じ。しかし、はごろも煮ほど味が濃いわけではない。
 おにぎりの具にするには物足りなさを感じるが、ごはんにかける・一緒に食べるなら十分すぎる。ただし、グラム数の割に食塩相当量が多い点は注意を要す。

 味付け系ツナ缶の中では薄味で自己主張も少ないので、手軽に使える朝食や夕飯のにぎやかし要因に請け合いだ。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ 
・価格   ★★☆☆☆ #110円/個 
・味覚評価 ★★★☆☆ #適度な味
・入手性  ★★★★★ #スーパーのいたるところに
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 60g
131kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、しょうゆ、砂糖、食塩、魚介エキス(原材料の一部に小麦、魚介類を含む)
JAN:4902560000932 製造固有記号VT201W P1
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.47

#きはだまぐろ #味付 #はごろもフーズ

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はごろも シーチキンフレーク オリーブオイル使用を食べたレビュー

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はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ...

  はごろもフーズ シーチキンフレーク
  - BOSCO エキストラバージンオリーブオイル使用 -
  びんながまぐろオリーブオイル漬けフレーク・高級品

☆コメント
 CGCグループがはごろもに依頼して製造しているスーパーPBツナ缶。
しかしそのグレードは看過できない。入手店舗がCGC加入店舗のごく一部(静岡のしずてつストア、千葉のスーパーヤマザキ等)な上、PBとしては非常に珍しい国産品だ。
 見かけたのはつい最近のことであり、おそらく高級ツナ缶バブルによる時代の要請だろうか。どちらにせよ、由比缶詰くらいしか製造していなかった(味付けでない)オリーブオイル漬がスーパーで調達できるのは貴重である。
製造者は興津食品。グレードに関係なく、はごろもの缶詰をOEM製造している。

 CGC、はごろも共にWebサイトで解説していないし、この名前で検索しても由比缶詰ばかりがヒットするため、誰も取り挙げていないはずだ。そこで、山梨罐詰に次いで世界初のツナ缶レビューとなった。

 開けた印象は普通のシーチキンフレークと大差ないが、口に含んだ際の香りがまったく異なる。
果実を思わせるような味が口の中に広がり、塩味がそれを際立たせている。
 少量の醤油を垂らして食べるのも中々いけるが、しょっぱくなりすぎないよう加減が必要。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #216円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★☆☆☆ #CGCグループのスーパー専売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、食塩(沖縄県産)
JAN:4902560010061 製造固有記号OKT
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.27
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #オリーブオイル漬

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はごろも シーチキンLフレーク [ 12.24 クリスマスイブ製造 ]を食べたレビュー

スレッド
はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...
 “サイレントナイト! ホーリーナイト!“


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  2014.12.24 製造品 



☆コメント
 ツナ缶レビューのネタ記事である。
 ※シーチキンLフレークは以前に取り上げたので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を参照されたい。

 クリスマス。イブは夜通し仕事で、25日はひとりぼっち。
 ひとりぼっちは悲しい。その思いを何かしらの形で表現したい。ツナ缶の保管棚を整理していたら、熟成用に回していたシーチキンLフレークを発見した。

 その賞味期限は2017.12.25。缶記載の賞味期限を3年さかのぼって1日引くと製造日がわかるが、折しも去年のイブに製造されたツナ缶だ。
 感涙が溢れる。OEM製造者の興津食品に親近感を覚える。

 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 OEM製造であっても味の妥協がないという点は、開ければいつでも・どのロットでも同じ味ということを意味する。筆者としても「製品として完成している」と強く実感する。

 しかし、熟成で缶詰としてのポテンシャルは大いに増した。一年きっかり熟成されてより身がやわらかくなって、コク深い大人の味わいを表現している。
普段から酒のつまみとしての評価が高いツナ缶なだけに、熟成で更に酒が進むのは明白だ。ぜひシャンメリーのお供に。

…なお、時節柄によるプラシーボ効果を多分に含んだレビューとなったことは、ご容赦いただきたい。筆者は独身であり、クリスマスの寒さはとても辛い。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #さすがに製造日ピンポイント指定の品を見つけるのは…
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2017.12.25
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.24
#はごろもフーズ #きはだまぐろ #油漬

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はごろも カラダを応援シーチキンを食べたレビュー

スレッド
はごろも カラダを応援シーチキ... はごろも カラダを応援シーチキ...


  はごろもフーズ カラダを応援シーチキン
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 はごろもシーチキン機能食品の一つ。以前ツナ袋(パウチ調理品)のシーチキンアスリートという製品があったが、その後継品にあたる。
山梨罐詰(静岡市清水区)がOEM製造している。水煮や普及品シーチキンをはじめとして、はごろもとの関係も非常に長い。

 寒天で固められた中身が特徴。
味もきわめて薄く、水煮に近い。原材料から油漬のような味があると思うと肩すかしを食らう。
そのまま食べると苦痛になるような味と食感ではあるものの、醤油を足すとご飯と一緒に食べられる。

 ツナ缶の味をものさしにした評価は微妙だが、「機能食品」としての評価はヤクルトくらいに高い。
・油漬のように液汁の処理に困ることもなく、
・水煮のような味気なさでご飯や炭水化物との相性に悩むこともない、
というのは、十分なメリットである。
これは、油漬では液汁とともに失われてしまうDHAを寒天で固めて損失させず、油を鮪油に変えて風味を損なわずに大豆のような高カロリーを抑えた点が大きいと思う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #173円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #味は微妙、しかし評価点は多い
・入手性  ★★☆☆☆ #スーパーでごくまれに見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
102kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質12.7g
(DHA1000mg アンセリン10mg含有)
原材料 きはだまぐろ、食用マグロ油、発酵調味料、食塩、寒天、フィッシュペプチド(デキストリン、魚肉抽出物)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560020206 製造固有記号KY
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.21
#はごろもフーズ #きはだまぐろ #機能性ツナ缶

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