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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#はごろもフーズ」の検索結果29件

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はごろも シーチキンLフレーク(OKTロット)混入と同工場のロットを食べた

スレッド
はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  (OKTロット) 普及品


☆コメント
 【ツナ缶ブログの特殊記事である。昨今報道のあった異物混入の解説を多く含むため、食事中や空腹の読者には注意して読んでいただきたい。また、11月1日の2012年製ツナ缶にあった羽虫混入に関しては解説していない】
 ※シーチキンLフレークの記事はこれで3つめなので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を、
 熟成を進めたOKTロットに関する情報はクリスマスの記事を参照されたい。



 2016年10月27日、缶詰業界に大きな衝撃が起こった。
 2年弱ほど前に製造したシーチキンLフレークに、虫の異物が混入していたことが明らかになった。メーカーは10月13日に個別対応のみ行ったが、27日にメディアの報道で背中を刺された構図である。当日中にプレスリリースを上げたものの、初動対応の遅さを指摘する声も少なくない。
 この異物混入が起こった「当該工場」こそ興津食品(OKTロット)であり、29日には既に操業停止と保健所の立ち入りを余儀なくされている。また、2014年にも2012.9月製造のシーチキンLフレークに虫の異物が混入してして個別対応を行っていたことが明らかになったほか、11月2日時点で操業停止が続いてる・はごろもから28日以降の公式回答がない等、混乱が収まる様子は見られない。
 
 最初の虫混入の経緯を要約すると「本来空缶は製造の直前までシュリンクされている。しかし、シュリンクはがす→ラインに乗せる間に昼休みを挟んだ。その際空缶に虫が入り込んで、そのまままぐろや油を詰めて巻き締めてしまった」というものである。
 缶切りなしで開けられるイージーオープン缶は、強度確保や巻き締め不良を防ぐため開け口のほうを底にして詰めたり巻き締めるケースが多く、中身を詰めたあとの目視確認は難しい。また、虫は動物性タンパク質そのものであるため、異物混入の発見に役立つX線検査装置も無力だったと考えられる。
 今回の混入では「NHK甲府が報道した写真には、虫が腹を向けた向きで写っていた(=空缶の時点では生きているときの姿である背中を向けている)」という点からも、虫が身の下敷きになったという線が非常に濃厚である。
(EO缶でも巻き締め口が上になるものとして、片方にしか缶蓋がない製品が挙げられる。今回のシーチキンLフレークは上下ともに缶蓋があり、トップ写真1枚目の栄養成分書いてある方の缶蓋を巻き締めている。誤りがあると知ってそうな現場の方はメール等で一報願いたい)

 したがって、まぐろを裁断する機械や、油を注ぐ機械、それらのライン工程で虫が混入したわけではないため、「虫のエキスが入ったツナ缶は他に作られていない」と考えている。
 
 そのような中、報道を受けて売り場から該当ロットを引き上げるスーパーが増え、G2ロット等のみが残っているケースや、そもそもシーチキンLフレークやはごろも煮までも引き上げたスーパーさえみられた。
 筆者は「まだ自主回収の公式発表はないし、情報伝達の遅い特定スーパーなら在庫をまだ引き上げていないのではないか」と予想を立て、静岡駅から40キロほどのツナ缶買い付けに出た。空振りを懸念して、ガソリン代のかからない自転車で。
 
 目論見は当たっていた。市中のスーパーからは消滅していたが、普段から買い付けに重宝してた辺境のスーパーやお土産店には在庫が残っていた。

 ☆缶を開けたところ
  
 当たり前だが、異物は入っていない。
 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 しかし、まだ一ヶ月程度のツナ缶だ。まだ熟成は進んでおらず、やや身が固く荒々しい傾向にある。特に問題は感じられない。
 
 Web上の世論はシーチキンにも興津食品にも否定的・感情的なものが多数で、特に興津食品への風当たりは絶望的なものになっている……だが、上記の経緯からして「発生確率は減らせるが、現実的にゼロにはできない事故」と筆者は強く考えている。
 興津食品は再発防止の徹底と謝罪文のリリース程度は行うべきで、はごろもはOEM先としての自覚を持つほか抜き打ち検査等の充実も図って欲しい。逆に言えばそれ以上の結末は求めていない。
 
 全ての国産ツナ缶と缶詰会社を愛する筆者として、ツナ缶の多様性を損なうようなバッドエンドにはならないでほしい……と願う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #市場から消えてしまった?
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2019.9.17
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.51

 ☆参考資料
・ダイヤモンドオンライン「シーチキンの炎上、「公表しない」宣言が運命を分けた」
http://diamond.jp/articles/-/106719
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #めずらしいツナ缶 #気合の入ったツナ缶レビュー #油漬

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はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク(ほんのりしょうゆ味)を食べたレビュー

スレッド
はごろもフーズ 和風シーチキン...
“そのまま食べてもお料理しても。相性抜群のしょうゆでほんのり味付けたきはだまぐろのシーチキン。”


  はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク ほんのりしょうゆ味
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 数年前から発売している、はごろもの味付け系ツナ缶。比較的安価かつ見かける場所も多い。
 和風とは称しているがタイ産であること、この価格帯で化学調味料なし、内容量が60グラムで若干少ないことが特徴。また、フタをさらに開けやすくした「やさし~る缶」を採用している。缶の内側も白くコーティングされていて、シール接合部を除いて素ブリキに面していない。
 使用するのは2015.11月製造ロット。

  
 シーチキンLフレークを甘じょっぱく煮付けたような感じ。しかし、はごろも煮ほど味が濃いわけではない。
 おにぎりの具にするには物足りなさを感じるが、ごはんにかける・一緒に食べるなら十分すぎる。ただし、グラム数の割に食塩相当量が多い点は注意を要す。

 味付け系ツナ缶の中では薄味で自己主張も少ないので、手軽に使える朝食や夕飯のにぎやかし要因に請け合いだ。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ 
・価格   ★★☆☆☆ #110円/個 
・味覚評価 ★★★☆☆ #適度な味
・入手性  ★★★★★ #スーパーのいたるところに
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 60g
131kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、しょうゆ、砂糖、食塩、魚介エキス(原材料の一部に小麦、魚介類を含む)
JAN:4902560000932 製造固有記号VT201W P1
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.47

#きはだまぐろ #はごろもフーズ #味付

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はごろも シーチキンフレーク オリーブオイル使用を食べたレビュー

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はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ... はごろも シーチキンフレーク ...

  はごろもフーズ シーチキンフレーク
  - BOSCO エキストラバージンオリーブオイル使用 -
  びんながまぐろオリーブオイル漬けフレーク・高級品

☆コメント
 CGCグループがはごろもに依頼して製造しているスーパーPBツナ缶。
しかしそのグレードは看過できない。入手店舗がCGC加入店舗のごく一部(静岡のしずてつストア、千葉のスーパーヤマザキ等)な上、PBとしては非常に珍しい国産品だ。
 見かけたのはつい最近のことであり、おそらく高級ツナ缶バブルによる時代の要請だろうか。どちらにせよ、由比缶詰くらいしか製造していなかった(味付けでない)オリーブオイル漬がスーパーで調達できるのは貴重である。
製造者は興津食品。グレードに関係なく、はごろもの缶詰をOEM製造している。

 CGC、はごろも共にWebサイトで解説していないし、この名前で検索しても由比缶詰ばかりがヒットするため、誰も取り挙げていないはずだ。そこで、山梨罐詰に次いで世界初のツナ缶レビューとなった。

 開けた印象は普通のシーチキンフレークと大差ないが、口に含んだ際の香りがまったく異なる。
果実を思わせるような味が口の中に広がり、塩味がそれを際立たせている。
 少量の醤油を垂らして食べるのも中々いけるが、しょっぱくなりすぎないよう加減が必要。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #216円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★☆☆☆ #CGCグループのスーパー専売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、食塩(沖縄県産)
JAN:4902560010061 製造固有記号OKT
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.27
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #オリーブオイル漬

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はごろも シーチキンLフレーク [ 12.24 クリスマスイブ製造 ]を食べたレビュー

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はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...
 “サイレントナイト! ホーリーナイト!“


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  2014.12.24 製造品 



☆コメント
 ツナ缶レビューのネタ記事である。
 ※シーチキンLフレークは以前に取り上げたので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を参照されたい。

 クリスマス。イブは夜通し仕事で、25日はひとりぼっち。
 ひとりぼっちは悲しい。その思いを何かしらの形で表現したい。ツナ缶の保管棚を整理していたら、熟成用に回していたシーチキンLフレークを発見した。

 その賞味期限は2017.12.25。缶記載の賞味期限を3年さかのぼって1日引くと製造日がわかるが、折しも去年のイブに製造されたツナ缶だ。
 感涙が溢れる。OEM製造者の興津食品に親近感を覚える。

 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 OEM製造であっても味の妥協がないという点は、開ければいつでも・どのロットでも同じ味ということを意味する。筆者としても「製品として完成している」と強く実感する。

 しかし、熟成で缶詰としてのポテンシャルは大いに増した。一年きっかり熟成されてより身がやわらかくなって、コク深い大人の味わいを表現している。
普段から酒のつまみとしての評価が高いツナ缶なだけに、熟成で更に酒が進むのは明白だ。ぜひシャンメリーのお供に。

…なお、時節柄によるプラシーボ効果を多分に含んだレビューとなったことは、ご容赦いただきたい。筆者は独身であり、クリスマスの寒さはとても辛い。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #さすがに製造日ピンポイント指定の品を見つけるのは…
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2017.12.25
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.24
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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はごろも カラダを応援シーチキンを食べたレビュー

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はごろも カラダを応援シーチキ... はごろも カラダを応援シーチキ...


  はごろもフーズ カラダを応援シーチキン
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 はごろもシーチキン機能食品の一つ。以前ツナ袋(パウチ調理品)のシーチキンアスリートという製品があったが、その後継品にあたる。
山梨罐詰(静岡市清水区)がOEM製造している。水煮や普及品シーチキンをはじめとして、はごろもとの関係も非常に長い。

 寒天で固められた中身が特徴。
味もきわめて薄く、水煮に近い。原材料から油漬のような味があると思うと肩すかしを食らう。
そのまま食べると苦痛になるような味と食感ではあるものの、醤油を足すとご飯と一緒に食べられる。

 ツナ缶の味をものさしにした評価は微妙だが、「機能食品」としての評価はヤクルトくらいに高い。
・油漬のように液汁の処理に困ることもなく、
・水煮のような味気なさでご飯や炭水化物との相性に悩むこともない、
というのは、十分なメリットである。
これは、油漬では液汁とともに失われてしまうDHAを寒天で固めて損失させず、油を鮪油に変えて風味を損なわずに大豆のような高カロリーを抑えた点が大きいと思う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #173円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #味は微妙、しかし評価点は多い
・入手性  ★★☆☆☆ #スーパーでごくまれに見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
102kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質12.7g
(DHA1000mg アンセリン10mg含有)
原材料 きはだまぐろ、食用マグロ油、発酵調味料、食塩、寒天、フィッシュペプチド(デキストリン、魚肉抽出物)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560020206 製造固有記号KY
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.21
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #機能性ツナ缶

ワオ!と言っているユーザー

はごろも シーチキンファンシー(旧製品)を食べたレビュー

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はごろも シーチキンファンシー... はごろも シーチキンファンシー...
  “夏の太平洋を黒潮にのって日本近海まで北上する旬のびんながまぐろを使用したシーチキンの特選品です。”
   55年目の伝統。この缶詰が、日本の食生活を塗り替えた。


  はごろもフーズ シーチキンファンシー
  びんながまぐろ綿実油ソリッド・高級品



☆コメント
昭和33年、後藤缶詰(現在のはごろもフーズ)が国内向けに販売を始めたツナ缶。
ツナ缶という存在が日本に生を受けたのはこれよりもっと前だが、当時国産品は全て「海外への出荷」に限られており、国内ではほとんど流通していなかった。
国内で需要の見えないツナ缶を流通させるのは相応のリスクがあったが、後藤磯吉取締役の強い意志を受け取った現場によって、特約店と取り扱い問屋を増やしていった。
そして、CMと折込チラシによって調理法を知らしめ、ついに9年目の昭和42年に大ヒットを記録することになる。
一般において「ツナ缶=シーチキン」という理解が生まれたのも、この頃の営業戦略──そして、シーチキンファンシーの完成度によって生まれたものといっても過言ではない。
現在は弟分のシーチキンL/マイルドに主流を譲り、油をより高級な綿実油に変えて高級品としてのポストを獲得している。

シーチキンLよりも薄味。ソリッドの割にほぐし身の割合が多い。
しかし味の汎用性は非常に高く、しょうゆ・マヨネーズ等、さまざまな調味料に合う。
歯ごたえよし、食感よし……高い水準でまとまっている。

その反面、ドンピシャで合う調理法(シーチキンLに対するごはん+しょうゆ等)が少ないため、投入する現場は選んでしまうだろう。
ソリッドはこれを、フレークはシーチキンLを買い置きしておけば、ツナ缶料理のほとんどに対応できる。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #213円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★★☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g (固形量60g)
221kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、綿実サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560009805 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.14
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #ソリッド #綿実油漬

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はごろも シーチキンNewマイルドを食べたレビュー

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はごろも シーチキンNewマイ... はごろも シーチキンNewマイ...
 “本品は、かつおを細かくほぐしたタイプです。”
  シーチキンシリーズ最安値。学生・主婦の友。


  はごろもフーズ シーチキンNewマイルド
  かつお油漬けフレーク・廉価品



☆コメント
シーチキンマイルドの廉価品。
NewがつくものはCGCグループやイオングループと提携して海外工場で生産されたもの。
スーパーで最も価格の安いツナ缶として扱われることが多く、市場価格は実際安い。
インドネシアのはごろも関連会社、ATI社が製造している。

肉が非常に細かく、油も多い。これは、相対的に肉が少ないことを意味する。
前回の一本釣りと比較しても肉の色と量は一目瞭然で、これが廉価品であることを嫌でも実感してしまう。
歯ごたえは少ないが、巻き寿司の真ん中(切らないところ)に詰め込むにはなかなか良い。

この価格帯のツナ缶はマルナカ等一部の例外を除きとんでもない味のゲテモノが多いのだが、このシーチキンNewマイルドは「最低限の体裁を整えたツナ缶」という点で安心感がある。
はごろももこれ以上質を落としたくなかったのであろうか……


☆各種評価
・グレード ★☆☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #87円/個(マックスバリュExpress)
・味覚評価 ★★★☆☆
・入手性  ★★★★☆ #PB多数
・原産国  インドネシア

☆スペック
内容量 70g
208kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 かつお、大豆油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:49406689 製造固有記号SJ2 ATI 1728A
輸入者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)
Tuna canning review No.13
#かつお #はごろもフーズ #スーパーPB #油漬

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はごろも シーチキン近海まぐろ一本釣りを食べたレビュー

スレッド
はごろも シーチキン近海まぐろ... はごろも シーチキン近海まぐろ...
  “一本釣りの近海まぐろ!夏の太平洋を黒潮にのって日本近海まで北上する旬のびんながまぐろを、使いやすくフレークにしたシーチキンです。”
   数量限定のシーチキン。近海まぐろのみ使用でパワーアップを果たす。


  はごろもフーズ シーチキン近海まぐろ一本釣り
  びんながまぐろ綿実油フレーク・準高級品


☆コメント
日本近海で一本釣りした「夏びんながまぐろ」のみを使用したツナ缶。
シーチキンフレークとの違いは上記太字のみで、レシピもほとんど変わらない。

缶を開けると綿実油の香りが広がる。
通常のシーチキンフレークよりも肉が細かいが、油のコクと歯応えが強い。
どちらかというとおにぎりに適しているか。

スペック・味覚・適した料理など、あらゆる部分でシーチキンフレークに似通っており、「使用しているまぐろが夏の近海まぐろ」という点しか相違ないため、このような評価に落ち着いた。
しかし期間限定で価格を上乗せしているだけの価値はあり、適している料理はシーチキンL並みに広い。
シーチキンフレークより缶の嵩(かさ)が低く、保管性の高い缶(シーチキンL/マイルドと同じ)を採用しているため、びんなが準高級品クラスの品を大量に備蓄する目的に適っている。



余談だが、ポスパケットで送れる品物の高さは35mmである。レターパックライトはさらに厳しく、30mmしかない。
ヒラ3号缶の規格は34.4mmで取られているがホワイトシップやオーシャンプリンセスなどの小型缶(ヒラ3号)はこれに「耳(蓋と底面の接合部)」が含まれるため、35mmを超過してしまう。
この厳密な35mm制限に対応できるのがシーチキンL/マイルド/一本釣り(いずれも自社工場G2製)のアルミトップ缶やシーチキンフレーク/ファンシーで用いられる一回り小さいフルアルミ缶のみ。
ツナ缶ギフトを作る際に限界まで送料を下げたい時には役に立つ……かもしれない。


☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★☆☆ #160円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★☆☆☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
211kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560009973 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ(日経プレスリリース)
Tuna canning review No.12
#はごろもフーズ #びんながまぐろ #綿実油漬

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はごろもフーズ シーチキンLフレークを食べたレビュー

スレッド
はごろもフーズ シーチキンLフ... はごろもフーズ シーチキンLフ...
 “シーチキンの中で最も多くの方に親しまれている商品です。”
  日本の需要を総ナメした、「ツナ缶」のデファクトスタンダード。


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品



☆コメント
1970年代、はごろもが「シーチキン」(びんなが油漬け)によって国内のツナ缶勢力図を埋めたころ、あまりの需要の多さに
国内で水揚げされるびんながまぐろの過半数がシーチキンによって消費されるという、異常な事態となっていた。
そのため、びんなが以外のまぐろを使う製品でバランスを取ろうと1981年に発売されたのが「シーチキンL」「シーチキンマイルド」である。
流通量の多いきはだまぐろを用いたシーチキンLと、さらなる価格対抗のためにかつおを用いたシーチキンマイルドは、瞬く間にはごろもの主力商品になった。
発売から22年が経った今、本家を凌いで日本の食卓に根付き、本家を高級品の座に押し上げた。

製造固有記号G2は本家と同じはごろもの自社工場であり、タイ産のものはシーチキンNewLフレークとして販売されている。

肉質、やわらかさ、油の量などすべての点で「標準」と言っても過言ではない。
他社製ツナ缶のようにクセがある、油が多い/少ない、肉が荒い/細かいなど一切なく、どこまでも普通で、ありふれたツナ缶に仕上がっている。
その普遍性こそがこの製品の強みであり、大ヒットを飛ばした理由なのだ。

どの料理にも合う、そのままつまんでもおいしい、火を通してもおいしい。
味のバランスと、日本全国どこででも入手できるという二つの「使い勝手」を両立している。


・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #138円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★★★★ #コンビニ・スーパーのほとんど
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.08

☆参考資料
・COMZINE ニッポンロングセラー考 シーチキン
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no063/long_seller/
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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