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投稿日 2024-12-26 08:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です ■おねだん2缶1,200円(600円/缶)安すぎでは?■魚の種類ビンナガマグロ(ホワイトミート)■液汁の種類ツナ缶の綿実油と辛子明太子の漬け汁をブレンド■身のほぐし方やや細かいほぐし肉 ■おすすめの食べ方何してもうまいパスタに和えるなら市販ソースの上からが〇 解説:オリジナ...
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投稿日 2024-12-03 17:45
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
(価格や販売状況などはすべて2024年12月現在のものです。最新の価格や取り扱い状況はリンクをお確かめください) 1:自己紹介 はじめまして。ツナ缶のことを延々と書くブログ「zu-mix3.0」の長井ずみと申します。 日本のツナ缶多様性(一行で要約:日本にはめっちゃツナ缶たくさんある。詳しくは次節...
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投稿日 2023-10-08 12:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
びんながまぐろ全体からわずか1%程度しか取れないとろ肉だけを使用し、一缶ずつ丁寧に手詰めしました。オリーブオイル漬けで、少し贅沢な家飲みにぴったりな一品です。こんなツナ缶です■おねだん けっこう高い(600円前後) ■魚の種類 ビンナガマグロ(ホワイトミート) ■液汁の種類 油漬け(ゆるい香りのオリーブオイル) ■身のほぐし方 トロ肉のかたまり ■おすすめの食べ方 お皿にあけて一枚ずつはがして おいしそうに食べてほしい シーチキンとろ、まさかのリバイバル・リニューアル(2021.11開缶) シーチキン群の中で高級品として渋い地位にいるシーチキンとろ。なんと80年代に販売されていた「シーチキ...
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投稿日 2022-10-08 02:30
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です■おねだん現地ではちょっと高い級(30バーツ)■魚の種類SKIPJACK TUNA(カツオ)■液汁の種類油入り水煮(こめ油9%くらい使用)■身のほぐし方小さめのゴロゴロ肉 ■おすすめの食べ方加熱系の料理にドーッと。ちょっとマヨ味あってマヨネーズもよさそうタイユニオンの国内ブランド・SEALECT タイユニオン。泣く子も黙る水産加工メガコーポ。日本でいうところのはごろもフーズだが、製造量も輸出国も同社の比ではない。 その巨大さをわかりやすく伝えるならば、かつてアメリカでもっとも有名だったChicken of the Seaを手中に収めるほど。日本で出回る輸入ツナ缶にも同社がOEM...
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投稿日 2022-07-29 20:37
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です ■おねだんそこそこ高い(400円弱)■魚を使用していません!植物性の原材料です■身のほぐし方細かいほぐし肉 ■おすすめの食べ方冷たい料理(サラダや冷やし中華)との相性よしそのまま食べるのはおすすめしない 解説:ツナ缶に現れた代替肉 「畑の肉」と呼ばれた大豆を加工して、肉の味に近づける──代替肉の試みはツナ缶の産業化より古く、1907年にJohn Hervey Kellog氏が小麦と牛乳の成分で畜肉っぽい食感を再現して特許を取り、09年にBeyond Meat社が肉らしさを先鋭的に進化させて代替肉のハンバーガー用パティを発売した。このように、代替肉はアメリカが世界を牽引して...
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投稿日 2021-10-28 05:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です ■おねだんちょっと高い(250円くらい)■魚の種類生産状況に応じてキハダマグロ、メバチマグロを併用(ライトミート)■液汁の種類水煮(食塩を使わず、塩分のない野菜スープのみで調味)■身のほぐし方やや細かいほぐし肉 ■おすすめの食べ方高性能なツナ缶で、サラダやサンドイッチなど冷たい料理にとどまらず、お茶漬けなど温かい料理も好適。離乳食の適性あり。食塩相当量1缶0.1g。 解説:こだわり炸裂のライトミート塩抜き水煮缶 かもめ屋は油漬・水煮の二本立でツナ缶を企画するファブレス企業。「美味しくて安心安全」を至上命題としたツナ缶を市場に送り出し、一定のファンを獲得している。本品は6年...
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投稿日 2020-10-14 07:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
伝説のツナ缶みたび お土産ツナ缶として定着した由比缶詰所が誇るラインナップのうち、門外不出の至宝「炙りビントロ」。炙りビントロそのものの詳しい解説は、一昨年の2017モデルを参考されたい。本稿では筆者から見たツナ缶の総括、2017モデルと2020モデルの違いを中心に紹介している。 「入手性を無視して、長井さんが最高と思うツナ缶は何ですか?」への答え。ビンナガのとろ肉を炙り、それを一つ一つ剥がし詰め、オリーブオイルに漬けたツナ缶。同様の製法を用いるツナ缶としてシーチキン炙りとろを挙げるが、あちらはキハダのとろを使ったライトミート製品で、こちらはビンナガを使ったホワイトミート製品だ。 10月10日...
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投稿日 2019-09-26 11:55
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
全て手作りのツナ瓶 2017年、東京・池尻大橋の小料理屋から生まれたツナ瓶詰「おつな」シリーズ。ツナ缶では再現できないシックな見た目と小洒落た名前が渋谷区民に受け、贈答品として各メディアに取り上げられるに至っている。その人気は、19年9月現在ネット通販全品が一か月のバックオーダーになるほど。名前的が伊豆川飼料・とろつなしろつなそっくりで、同社との親交もある。 焼津に直売所併設のラボを作ると聞いてご挨拶に伺い、そこで頂いたのが本品だ。ツナ製品としては珍しく高品質なインタビュー記事が幾つかあったので、製造に至るまでのストーリーは本記事末・参考資料の項が役立つと思う。 ツナ缶ブログは製品に着目する...
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投稿日 2019-07-27 00:19
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
売り切れ続出のツナスイーツ 静岡の和菓子屋・田子の月と、はごろもフーズのシーチキン食堂がコラボレーションして生まれた大福。私が観測した中で初めて製品化されたツナスイーツだ。 本品は販売経路も大きく限定され、 ・2019年7月22日~8月21日に ・新静岡セノバの田子の月で ・数量限定販売される など、入手性など考慮されていない製品だ。筆者は11時頃買いに行って潤沢な在庫を見たが、夕方訪れた伊豆川飼料御中は売り切れを見ている。たぶん昼過ぎにはなくなるタイプの大福だろう。 なお、本ブログはツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を目的としているため、...
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投稿日 2018-11-27 00:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
孤高の頂へ 高いツナ缶に定評のあるモンマルシェが2018年のいいツナの日合わせにリリースした、厳選したとろ肉をブラックレーベル・オリーブオイルに漬けたツナ缶。 モンマルシェの企業哲学「究極のツナ缶」を、何ら妥協せず体現し、ソフトとハードの両面で究極に達した結果、孤高の頂へ上りつめた。 思えば、1,296円・日本一高いツナ缶の座に立った鮪とろ(No.48)から、2年にわたり力をためていたのだ。今夏に同社のK氏から「鮪とろを超える鮪とろを作る」とアナウンスされ、その情報をこの日まで伏せつつ心待ちにしていた。 本稿を執筆したのは11月中旬だが、21日にプレスリリース・ティザーサイトが発表され、そこで...