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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix
  • ハッシュタグ「#油入り水煮」の検索結果11件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

231缶 あけぼの 油そのままツナリセッタ(2016=7年熟成)過剰熟成は難しいので3年以内に食べたほうがよさそう

スレッド
あけぼの 油そのままツナフレー...

あけぼの 油そのままツナフレーク
まぐろ野菜スープ漬フレーク・普及品



こんなツナ缶です



おねだん
ふつう(今は200円前後)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
野菜スープ漬け(リセッタ油)
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
サラダや煮物に適
下味は強いが調和性が高い




☆コメント
 あけぼのブランドのツナ缶。「野菜スープ漬」とある。これは油入り水煮と水煮の中間に位置するカテゴリだ。水煮に近いか油水煮に近いかは製品に依るが、本品は油水煮に近い。野菜スープ漬というカテゴリは、今はマルハニチロ(あけぼの)くらいしか使っていなかったと思う。
 比較的スーパーで見かけることが多いか。水煮系缶詰で5年以上寝かせたらどうなるのか気になって、7年熟成させていたものを開ける。2016.6製造。


 身は細かく、下味は強い。たしかに野菜スープ漬という感じの自己主張を感じる。
 しかし過剰熟成によって内側が変質したのか、食べたときに若干の鉄臭さを感じる。理論上は変性しないとはいえ、保管状態が悪かったのだろうか…
 過剰熟成なしの味付けなら煮物の具などにも活躍できただろう。マルハニチロの名誉のために言っておくが、これはまずいツナ缶ではない…賞味期限内に食べたら何の変哲もないおいしいツナ缶だっただろう…
 
 過剰熟成の難しさを感じた。水煮缶では比較的シビアな温度湿度管理をしたほうがいいのかもしれない。もっと実験が必要だ…


☆各種評価



・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #172円/缶
・味覚評価 【N/A】 #度を超えた長期熟成 評定不可
・入手性  ★★★☆☆ 3.0 #たまにスーパーで見かける
・原産国  国産

内容量 70g 
110kcal/缶 食塩相当量1.0g
原材料 まぐろ、食用生成加工油脂、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902165087253  製造所固有記号/Y KY
販売者:マルハニチロ株式会社(東京都江東区豊洲3-2-30)
(製造者:山梨罐詰株式会社(静岡市清水区興津中町974))
Tuna canning review No.231
#マルハニチロ #油入り水煮 #過剰熟成

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204缶 タイ最強缶詰会社・Union純正ツナ缶「SEALECT TUNA STEAK In Rice Bran Oil」

スレッド
おめでとう!あなたのツナシール... おめでとう!あなたのツナシールは本物です。国際生産基準のツナ缶です

Thai Union : SEALECT TUNA STEAK In Rice Bran Oil
(タイユニオン シーレクト ツナステーキ こめ油使用)
かつお米油入り水煮チャンク・普及品


こんなツナ缶です


おねだん
現地ではちょっと高い級(30バーツ)
魚の種類
SKIPJACK TUNA(カツオ)
液汁の種類
油入り水煮(こめ油9%くらい使用)
身のほぐし方
小さめのゴロゴロ肉

おすすめの食べ方
加熱系の料理にドーッと。
ちょっとマヨ味あってマヨネーズもよさそう



タイユニオンの国内ブランド・SEALECT


 タイユニオン。泣く子も黙る水産加工メガコーポ。日本でいうところのはごろもフーズだが、製造量も輸出国も同社の比ではない。
 その巨大さをわかりやすく伝えるならば、かつてアメリカでもっとも有名だったChicken of the Seaを手中に収めるほど。日本で出回る輸入ツナ缶にも同社がOEM製造したと思われる製造所固有記号の製品が出回っているが、検証するにあたって言葉の壁で点と点を結べずにいる。
 
 輸出向けにいろいろなブランドを持つタイユニオンだが、自国内向けにはSEALECTという名前でツナ缶などを売っている。国内向けなので製品に英語表記はなく、すべてタイ語。筆者はタイ語を読めないうえキーボードで入力できないので、調査の苦労は海外ツナ缶ながら日本の商社が卸になっているポルトガルツナ缶(No.111)の比ではなかった。
 本項目に掲載している内容は、Webサイトの情報を英訳し、それを日本語に意訳する形をとった。各種評価の一括表示については、可能な限り日本向けに合わせた。油入り水煮なんてカテゴリはタイに無いが、水と油の割合が表示されていたため、日本で用いられる「油より水の使用量が多い」を援用して油入り水煮とした。ハラル認証がついている。
 
 パッケージに書いてあるのはソリッドのようだ。タイ語が読めないのでソリッドだと思っているが、実際は……
 本品をSEALECTのトラッキングサイトで調べたところ「この製品はカツオだよ」「巻き網で釣ったよ」「太平洋で漁獲したよ」というだけの内容が妙にお洒落な雰囲気で表示された。ここから飛べる。なおタイ語である。
 2017.10製。缶の裏に製造所固有記号と共にSKIPJACKと書いてあり、前出のトラッカーと組み合わせてカツオ油入り水煮缶と同定された。
 

缶を開けたところ



 
 たまねぎの風味が広がる。カツオの身は大きく、食感は国産品より硬い。ほのかにマヨネーズのような下味を感じる。ステーキと銘打ってはいるが、本邦のまぐろステーキ(No.185)よりはステーキしていない趣だ。
 単体でもいけるが、ごはんとの相性は日本向けの輸入ツナ缶のほうがよさそう。加熱系の料理に向いていると思う。

 海の向こうでも、ツナ缶の高級化という概念が日本同様に存在していることがわかった。
 海外ツナ缶ゆえに情報不足はなはだしい部分があるが、大目に見てほしい。こういうのは恐らく間違いなく絶対に必然的に山下東子先生のほうが詳しいはずだ……
 

各種評価


・グレード ★★★☆☆ 2.6
・価格   ★★★☆☆【2.8】 #30バーツ≒116円くらい/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.4
・入手性  【N/A】 #輸入卸のない海外ツナ缶
・原産国  タイ

☆スペック
固形量56g / 内容総量80g
90kcal/缶 食塩相当量0.3g(魚体含有分を含まず)
原材料 かつお(70%)、米油(8.9%)、(水20.6%)、食塩
EAN:8852021707121 製造固有記号AOL8ABRAJ CJ PO
販売者  THAI UNION FROZEN PRODUCTS PCL. 製品ページ
Tuna canning review No.204

☆ツナ缶スーパーリンク!

(No.111)Filetes De Atum Em Azeite Virgem Extra Bio

→輸入卸のある海外ツナ缶。しずてつストアで売ってた。いいなあしずてつストアは。いろんなツナ缶が売ってて。ほんとうにな。ほんとな。

(No.189)ワイルドプラネット

→輸入卸のない海外ツナ缶。メキシコでつくられアメリカで販売される。淡白だったけど普通に食べられた。おいしかった。

(No.10)AYAM BRAND Tuna Kari Hijau

→2013年11月。ツナ缶ブログで「輸入卸のない海外ツナ缶」を積極的に取り上げなくなった、きっかけの製品。味が日本向けにローカライズされてないのは覚悟してたんだけど、味が本場の味すぎて白旗を上げた。
#かつお #チャンク #気合の入ったツナ缶レビュー #油入り水煮 #海外ツナ缶

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148缶2回目 さっぱりして食べやすいツナ缶 ホテイ・ツナカルライト1/2の実食

スレッド
きはだまぐろを原料に国内工場で... きはだまぐろを原料に国内工場で製造したツナです。 オイルハーフタイプにすることで、ツナならではのおいしさとカロリーカットを両立しました。


ホテイ ツナカルライト1/2


きはだまぐろ油入り水煮フレーク・普及品

こんなツナ缶です


おねだん
ふつう(3缶400円前後)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
油入り水煮(さっぱりタイプ)
身のほぐし方
やや細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
このツナ缶に関してはどうやって食べても美味しいので
自信を持って挑んで欲しい



☆解説:そのままで食べやすいオーソドックスな油入り水煮


 90年代に発売されたホテイの国産ツナ缶で、ヘルシー路線をゆく製品。油漬缶・ツナカル(No.84)とは、使用する油の量と下味の違いで差別化を図っている。
 油の量を半分にしているからツナカルライト1/2。2020年ころにマイナーチェンジして、由比缶詰所OEMになった。

 ヨドバシで購入できる。スーパーの実売価格は3缶298~398円程度だったが、最近(2022年上期)は498円をつけることもあった。
 マイナーチェンジの変更点として、原材料の組成が変わったのと、製造元が由比缶詰所になったのと、カルシウムの含有量をうたわなくなった。パッケージは瓜二つ。初出はFor Extremeで、148番を与えていたが、JANコードが変わってないためレビュー番号は148番を踏襲する。2021.6製造。
 

☆缶を開けたところ



 似た価格帯の油漬缶と同じような身の大きさ。開けた時の香りが引き立つ。
 油入り水煮ながらパサパサ感や生臭さとは無縁で、さっぱりした口当たりを持つ。シーチキンLフレーク(No.08-6)同様に単体で味が完結してるタイプのツナ缶といった趣き。
 
 加熱非加熱どちらの料理にも、単純な油漬缶のリプレースとして使える。油漬缶から入れ替えることで、全体的にさっぱりした印象を付加できる。
 ノンオイル青じそに和えると更にさっぱりさが際立って冷たい料理に際立つ。生臭さが厭らしくないこの一点で推す価値はある。

☆余談


 学生時代、まだツナ缶に関する知識も興味もなかったころ、この「ツナカルライト1/2」によって兵糧を支えられていた。
 恥ずかしい話だが、学生時代の私はあまりにも金がなかった。給料で家賃固定費学費を払えば、可処分所得(医療費もここから)は諭吉も残っていないような生活だった。切り詰めに切り詰めた中、ぜいたく品として最後に残ったのが「3缶198円で販売されるツナ缶」。
 貧乏学生にとって唯一のたんぱく源。その3缶198円のツナ缶でも味を求めて、様々な銘柄、様々な店舗を巡った結果、某店でたまに安売りされるツナカルライト1/2を指名買いし続けるようになった。シーチキンより一回り安く、そのまま食べる適性が高い。そのうえシーチキンになんら劣らない味がするツナカルライト1/2は、名実ともに救世主として台所に君臨していた。
 
 そういう時代があったのだ。2022年となっては国産ツナ缶を3缶198円で手に入れるなど到底無理な話、298円でも見つけるのに苦労するが、そういう時代があったのだ。
 この思い出が就職に伴う静岡引っ越し後に残っていたからこそ、静岡の有り余るほどに多様なツナ缶に目を奪われたのだと、私はそう考えている。
 

各種評価・スペック


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.8 #136円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #私にとっての「普遍的な味」
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #静岡ローカルスーパー、ホテイ直販、ヨドバシなど
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
118kcal/缶 食塩相当量0.6g 
原材料 きはだまぐろ、大豆油、鶏ガラスープ、食塩/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902511009854 製造固有記号なし
販売者 (株)ホテイフーズコーポレーション(静岡県静岡市清水区蒲原4-26-6) 製品ページ
Tuna canning review No.148-2

ツナ缶スーパーリンク!!



(No.134)マルハMSCツナフレーク

→どこで売ってるの。

(No.102)ベージュのミヤカン

→かなりうまくて気に入ってるが、入手性に難。

(No.53)駒越食品ライトツナフレーク

→ながらく価格破壊のツナ缶として地元住人に親しまれてきたが、21年6月に価格改定。100円を切る価格は鳴りを潜めた。
#きはだまぐろ #ホテイフーズ #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #定番のツナ缶 #油入り水煮

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65缶 マルハ・ツナフレーク油1/3

スレッド
“やわらかい食感と、魚臭を抑え... “やわらかい食感と、魚臭を抑えた配合が特徴です。美味しさとカロリーのバランスを考慮した、オイル低減タイプです。”

マルハ ツナフレーク油1/3
まぐろ野菜スープ漬フレーク・普及品

65缶 マルハ・ツナフレーク油...
☆コメント(2017.3実食)
 2010年4月発売。マルハニチロは2つのブランドでツナ缶を輩出しており、ひとつがあけぼの、もうひとつがマルハ。この2つを別会社と思っている人も少なくないが、販売元が同じなら製造会社も大きく変わらない。あけぼのブランドで油漬缶のツナフレークがあり、マルハブランドでは野菜スープ漬や味付け缶といった一癖あるツナ缶を国内企業にOEMしている。
 製造所固有記号SHCは静岡県焼津市にあるサスナが製造している。マルハニチロと非常に長い付き合いがあり、半世紀以上前にマルハから缶詰製造やらないかと提案されたところまで遡る。そうして資金ノウハウを供与され缶詰ラインを作り、ずっとマルハやあけぼのの缶詰を作り続けている。
 2016.7製造。2019年以降の販売は確認できていない。

 身がやや細かいが、十分な食感がある。水煮にありがちな生臭さはほとんど感じない。この辺は香辛料や油がうまく打ち消している。
 油の含有量を下げて油入り水煮より低いカロリーを実現し、水煮特有の生臭さも40キロカロリー程度を引き換えに克服した。パイの小さい野菜スープ漬だが、それがどういうカテゴリなのかをしっかり表現したツナ缶といえるだろう。
 
 (本記事は、ツナ缶の薄い本 zu-mix vol.2(2017.5発行)の再録です。執筆後に終売した製品ですが、多様化と収斂を繰り返すツナ缶をありのまま記録する目的で改稿せず再録をおこないました。下線部をのぞく。)

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #172円/缶
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.1
・入手性  【EOL】
・原産国  国産

内容量 70g
95kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 まぐろ、野菜スープ、大豆油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:490901087155  製造所固有記号SHC
販売者:マルハニチロ株式会社(東京都江東区豊洲3-2-30)
#サスナ #マルハニチロ #油入り水煮

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186缶 ピザに良いツナ缶 はごろもフーズ・シーチキンPLUSコーンチーズの解説と実食

スレッド
シーチキンと相性のよいコーンと... シーチキンと相性のよいコーンとチーズを1缶に サラダの色彩を考えコーンとチーズを使用しました。

シーチキンPLUS コーン&チーズ


かつおとコーンとチーズの油入り水煮・普及品

こんなツナ缶です


おねだん
安い(100円前後)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油と水のブレンド(油入り水煮)
身のほぐし方
きわめて細かいほぐし肉に、
コーンとチーズがセット

おすすめの食べ方
ピザにのせて焼いたり、ミネストローネに入れるとよさそう



解説:シーチキンとコーンとチーズ、魅惑の出会い



 シーチキンファミリーの異端、「コーンとチーズの入ったシーチキン」。コーンだけの源流は2008年、チーズ入りの本品は2011年から販売されている。スタメンを除いて頻繁に製品群の入れ替えが起こるシーチキンにおいて、かゆいところに手が届くツナ缶として守備を任されている格好か。
 競合製品にいなば・ツナコーンがあり、こちらもカツオを使用。本品は国産&ほどほどの容量という点で差別化している。
 
 2017.5製。四年熟成もの。スペックは当該ロットのものだが、現在もほとんど変わっていない。原産地情報は製品ページから引っ張ってきた。

缶を開けたところ


(撮影のため、中身を箸でほぐした)

 廉価品並みの身の細かさ。ほぼ水煮缶の味と生臭さに、チーズのとがったしょっぱさがプラスされている。名前通りプラスコーン&チーズの趣。
 コーンにしょっぱい下味がついていて、コーン缶のような甘味はほとんどない。スイートコーンが食べたいなら別途足してあげるなどのフォローが必要か。
 

 筆者はピザに乗せて焼いた。コーンとツナとチーズのピザとか、どう考えても美味しい組み合わせだったし、実際おいしかった。普段焼く時間に1~2分足せばOK。
 

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 2.4
・価格   ★★★☆☆ 2.0 #108円 百均レモン
・味覚評価 ★☆☆☆☆ 1.9 #単体ではこの評価、焼いたら4.5くらいになる
・入手性  ★★★☆☆ 2.5 #百均やアマゾンで売ってる(162円/缶)
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
97kcal/缶 食塩相当量0.8g タンパク質11.8g
原材料 かつお(中西部太平洋、インドネシア近海、インド洋、日本近海)、とうもろこし(アメリカ産、遺伝子組換えでない)、チーズ(オーストラリア、ニュージーランド、日本、アイルランド、アメリカ)、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)、乳化剤
JAN:4902560020282 製造固有記号KY
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
製造所 山梨罐詰株式会社(静岡市清水区興津中町974)
Tuna canning review No.186

■参考資料
・「シーチキンPLUS<コーン&チーズ>」食@新製品 日本食糧新聞社2011.8
http://foodsnews.com/articles/view/29470

・「収益改善策に関するお知らせ」はごろもフーズ2013.3
https://corp.hagoromofoods.co.jp/ja/news/news3146356431139967817/main/0/link/130313.pdf

1,「価格改定」実施製品
(cont)
下記製品は内部努力を継続し、価格改定は実施しません。
シーチキンPLUSコーン 80g
シーチキンPLUSコーン&チーズ 80g
2,容量変更製品
シーチキンLフレーク 80g→70g
シーチキンマイルド 80g→70g
※容量変更の身を実施し、価格改定はありません。
実施日 平成25年6月1日出荷分より



ツナ缶スーパーリンク!



(No.08-6)シーチキンLフレーク(70g・国産・令和最新版

→「シーチキン」の水先案内記事。いろんなシーチキンが見たい方は、ハッシュタグ #はごろもフーズ が便利。

(No.117)東遠 唐辛子ツナ

→開けた時の中身が似てるね。

(No.144)グリーンコープ

→ここから液汁しぼってコーンとチーズ入れると本品になるんじゃないかなと思った。
#はごろもフーズ #油入り水煮

ワオ!と言っているユーザー

134缶目 マルハニチロ MSC認証原料使用 ライトツナフレーク まぐろ野菜スープ漬

スレッド
“持続可能で、適切に管理された... “持続可能で、適切に管理された漁業により漁獲されたきはだまぐろを使用し、MSC認証取得工場にて生産しております。お料理に使いやすい粗ほぐしタイプのまぐろフレーク缶詰です。”

マルハニチロ MSC認証原料使用 ライトツナフレーク 野菜スープ漬
まぐろ野菜スープ漬けフレーク・普及品

冷凍食品と同じ認証番号のツナ缶


 マルハニチロ2018年の新商品。なんで新商品なのに半年超遅れたかって? 「私が見つけられなかったからだよ!」
 水産資源の保護を目的とした海のエコラベル(MSC認証)がついている。しかしこの認証番号はマルハニチロ自身がMSC認証を受けたという意味の表示であり、この製品自体は追跡できない。若干しょげたのは筆者だけであってほしい。
 
 「野菜スープ漬」というあまり見かけないジャンルだが、脂っこさでいえば油漬>油入り水煮≧野菜スープ漬>水煮という並びで考えてよい。ツナ缶ブログの大分類では性質の似る油入り水煮のハッシュタグで整理した。
パッケージと製造所固有記号が示す通り、山梨罐詰がOEMを引き受ける。2018.8製。

☆缶を開けたところ


  
 身は細かい。似たような価格帯の国産ツナ油漬缶と比べ小さいが、水煮缶とだったら同程度。
 野菜スープ漬の前例たちと同じく、口当たりは油入り水煮よりも更に水煮に近い。それでも水煮特有のパサパサ感は切り抜かれている。液汁に浮く油が油が入っていること・その少なさを雄弁に語っている。
 そのまま食べても軽やかな食感と油漬・水煮特有のクドさから解放されるので、加熱「しない」料理におすすめしたい。コンビニに倣ってサンドイッチやツナマヨの種として活用するとポテンシャルを発揮できそう。
 
 がっつりツナを求めるというより、ほどほどにツナ缶が食べたいとき。それでいて油入り水煮よりパンチが弱いのが良く、水煮のような虚無主義に陥りたくないとき。このツナ缶が役に立つだろう。しかし販路が狭すぎる…

☆各種評価・スペック


・グレード ★★★☆☆ 3.1
・価格   ★★☆☆☆ 2.0 #108円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #水煮寄りの中間ツナ缶
・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.2 #どこで売ってるの?
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
112kcal/缶 タンパク質11.6g 食塩相当量0.5g (DHA72mg)
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
(原材料の一部に大豆を含む)
JAN:4901901613954 製造固有記号/K KY
販売者 マルハニチロ株式会社(東京都江東区豊洲3-2-20) 製品ページ
製造所 山梨罐詰株式会社(静岡県静岡市清水区興津中町974)
Tuna canning review No.134

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.64)OEM元の自社ブランドツナ缶

→OEM元が自社で作っているツナ缶。原材料:まぐろ、油、塩、以上。自社ブランドだからできた、引き算の美学。

(No.125)パルシステム ツナフレーク食塩無添加ノンオイル

→缶の側面に「野菜スープ漬」と書いてあるけど、油は使われていない。油の代わりに野菜スープで漬けたの意味で表記した?

(No.112)ながいずみ印 同人ツナ缶(量産品)

→前人未到「ビンナガ油入り水煮」現れなむ。国産品を中心に百種余のツナ缶を食べ続けた、【私の】答え。
#マルハニチロ #油入り水煮

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132缶目実はレアモノ キョクヨー(極洋)ライトツナ カロリー1/2 実食レビュー

スレッド
  キョクヨー(極洋) ライト...


  キョクヨー(極洋) ライトツナ カロリー1/2
  まぐろ油入り水煮フレーク・普及品

見た目に反して入手困難なツナ缶


 キョクヨーの名を聞いたことがある、見たことのある読者諸兄は多いと思う。店頭に並んでいるものはタイ産のものが大勢を占め、タイ産でない国内詰のライトツナ(No.39)を取り上げたが、その時寄せられた反響もまた「キョクヨーで国産品があるのか」という驚きの声だった。
 いくつかツナ缶を出しているが悉くタイ産。キョクヨー自社通販のキョクヨーマルシェで取り寄せられる国産ツナ缶は前出ライトツナ国内詰のみ。ツナ缶多様性から取り残されている……
 
 と私は思っていた。実際は違った。
 
 今回取り上げる「ライトツナ カロリー1/2」は、ただ静かに、その青いフォルムを筆者に見せた。
 出先でのツナ缶チェック(ただの趣味)でたまたま見つけ、本能的にカゴへ放り込んでいたのである。
 
 「オイル60%オフ」を標ぼうしており、昨今の健康トレンドを反映し化学調味料も省いた持つ油入り水煮だ。オイルカット量について、小さい文字で「当社製品国内詰ライトツナ80gと比較」と旧製品(現行同製品は70g)の比較になっているのは、お茶目か、同業他社のリサーチを避けるためか、それとも旧製品から現行品に変わる前に本品が発売されていたか。旧製品にあわせ80g換算にすると117kcal。それでも看板通りカロリー1/2は達成できているので問題ないだろう。
 問題は入手性のほうだ。販路はネット実店舗ともに不明、もしくは非常に狭いと予想する。検索して初めて分かったが、ライフの実店舗(一部店舗)か同ネットスーパーでしか調達できないようだ。ライフのネットスーパーに対応してない地域では調達に苦労すると思う。
 
 製造所固有記号は国内詰ライトツナと同じKHKB。同じ記号と原材料の「まぐろ」表記の通り、伊藤食品がOEM製造している。東洋製罐の缶とフタ。2018.9製造。

缶を開けたところ・味


  

 身の細かさは極洋ライトツナ国内詰、伊藤食品の美味しいツナ水煮塩抜きと同じくらい。輸入ツナ缶よりは大きいが、一般的な国産ツナ缶の中では小さい方。
 ご飯に合わせるなら醤油なしでもいける。食塩相当量の割に塩味が効いてるし、ライトツナスーパーノンオイルほどにパサパサしてない。味の素性が良いので、油漬缶をそのままリプレースして料理に投入できると思う。ただ、油の割合上身が固くなりやすいため、火力の強い料理には適さない。
 
 全体的に素性も良く使いやすいツナ缶ではあるが「入手しづらい」のが足を引っ張っている。
 ライフ以外のどこで売ってるか気になるので、「ここでも売ってたぜ」というタレコミを待ちたい。
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.1 
・価格   ★★★☆☆ 2.5 #107円/缶(429円/4缶) ライフ
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #うん、おいしい!
・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.2 #販路狭すぎ
・原産国  国産

☆スペック


内容量 70g
103kcal/缶 食塩相当量0.6g タンパク質11.4g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス
JAN:4972195020247(単品)/4972195079702(4缶シュリンク) 製造固有記号/XC KHKB
販売者 株式会社極洋(東京都港区赤坂3-3-5)
(製造所 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67)
Tuna canning review No.132

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.39)キョクヨーライトツナ国内詰「油漬」(旧製品)

→油漬バージョンの兄弟品。同社タイ産と同じように見てると品質差に驚かされる。これも旧製品は東洋製罐缶/フタだったけど、現行品は缶が変わったっぽい?

(No.110)宝幸のライトツナフレーク油漬

→こっちはOEM先が違う、おとなしい味。そういや極洋も宝幸も国内詰より輸入品のが圧倒的に有名よね。

(No.101)あいこちゃんの給食

→OEM元が本気を出した結果。
#めずらしいツナ缶 #伊藤食品 #油入り水煮

ワオ!と言っているユーザー

ミヤカン ライトツナフレークを食べたレビュー

スレッド
ミヤカン ライトツナフレークを...
"気仙沼工場製造品 利尻こんぶだし使用"
  

ミヤカン ライトツナフレーク(なたね油使用)
  きはだまぐろ油入り水煮フレーク・準高級品


☆コメント
 ミヤカンのオンラインショップにない、隠された【2018.7.19修正】オンラインショップで取り扱いが始まった。
メイドイン気仙沼のツナ缶。気仙沼遠征での折に知って手に入れたもので、聖地巡礼が新しいツナ缶への出会いをはらんでいることを如実にあらわしている。
 パッケージ通りなたね油で仕込んだライトミート製品で、ベージュ地に港の先はすぐに山という気仙沼漁港をイラストにして缶の天面にあしらった。ピリ辛ツナにない特徴として、側面にホヤぼーやがいる。
 気仙沼駅前のホテルパールシティ気仙沼で購入。ツナ缶イワシ缶など気仙沼のお土産を定価で一通りそろえているので、気仙沼来訪時には押さえておきたいショップだ。ほかにも気仙沼港お魚いちば(12缶1,620円)で見かけた。2017.6製造。

☆缶を開けたところ
  
 身が細かくほぐされている。香りはたまねぎが強い。
 油水煮なので味の自己主張は控えめだが、水煮の生臭さを十分に消すだけの下味とキシキシ感が併存している。同じ油水煮のKGSライトツナ(No.53)と比較して、こちらのほうがあっさりしている。
 それでも水煮缶ほど殺風景な味ではなく、油漬と水煮の中間の味という基本要件に、魚の味を生かすあっさり味でまとめ上げた形だ。
 昆布だしの味を感じることはできなかったが、生臭さを軽減するための裏方に徹していると推測できる。
 
 ピリ辛ツナや水色のホワイトツナ油漬ほどお土産として地元に認知されているわけではないが、少なくとも港と駅前で買えるおみやげ物なのは確かだ。唯一の気仙沼製造の油入り水煮というポジションを活用して、既存ツナ缶の代替にも使えるカロリー控えめ肝臓にも優しいツナ缶といえるだろう。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0 #きはだ使用品としてやはり高価
・価格   ★★★☆☆ 3.7 #193円/個 ホテルパールシティ気仙沼
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #あっさり
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #気仙沼市内の一部ショップ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
99kcal/缶 食塩相当量0.5g
原材料 きはだまぐろ、なたね油、昆布だし、野菜エキス、食塩、オニオンエキス、濃縮トマト
JAN 4901688102238 製造所固有記号なし
販売者 SSKセールス株式会社(静岡市清水区築地町11番26号)
製造者 株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市本浜町二丁目102番地1) 製品ページ
Tuna canning review No.102
#きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #油入り水煮

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HNA ツナまぜ~る?(Tuna Mazel?)梅かつお味を食べたレビュー

スレッド
HNA ツナまぜ~る?(Tun...
“混ぜて楽しい♪ ツナ缶 作っちゃいました”


  株式会社HNA(エイチ・エヌ・アソシエイツ)
  Tuna MAZEL? ツナまぜ~る? 梅かつお味
  きはだまぐろ油入り水煮フレーク



(パッケージの傷みは筆者保管の折についてしまったもの。ご容赦頂きたい)
☆コメント
 有名キャラクターのご当地グッズを作るHNAが企画した、ツナ缶に粉を振りかけて混ぜるというコンセプトの缶詰。
ツナ缶自体は老舗会社によるオーソドックスなきはだ油水煮で、味のバリエーションを作る上で新しい缶詰製造ラインを作る必要がない。製品ページでも、バリエーションの多さを前面に押し出している。
販路が長らく不明で、フォロワー諸兄の話ではヴィレッジヴァンガードにあるということだったが……静岡VVにはなかった。色々探し求めた末、一部のしずてつストアに置いてあるのを発見。
 2016.2製。ツナ缶と調味粉の賞味期限が大きくたがえている。ツナ缶はセオリー通り2019.2月が賞味期限だが、粉は2017.2月までしか持たない。

  
 缶詰自体は未印刷の白缶で、缶蓋も賞味期限のみ書いてある。書体はKYロットのシーチキンLフレークと同じ。スプーンが付属する。

  
 缶を開けたところ。身はフレークの中でやや大きめ、シーチキンLフレークとは異なる原材料まぐろを用いているのだろうか。。
 油水煮で若干パサパサしているが許容範囲内。 とりわけ大きな特長も欠点もない順当な国産ツナ缶といえる。
 
  
 問題の調味パウダーを全部かけた。香りが生まれ、味が一気に濃くなった。
 様子見ながら少しずつ足した方がよさそう。味はゆかり味のふりかけに近い。鰹の味ほとんどしない。
 
 正直なところ、あまり自分の口には合わないツナ缶だった。
 ただ、ツナ缶や調味パウダーの素性は悪くないし、「当社独自に開発した塩味ひかえめツナ缶」のポテンシャルを引き出せていないという印象を受けた。活かせるフレーバーを考えつけば、既存ツナ缶の味付けを食い入るかもしれない。


・グレード ★★★★★ #ツナ缶ブログきはだまぐろ缶で最も高価
・価格   ★★★★☆ #324円/個 
・味覚評価 ★★☆☆☆ #ツナ缶にゆかりかけたもの
・入手性  ☆☆☆☆☆ #ほとんど見ない
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g (添付調味料3g)
190+8.3kcal/缶 食塩相当量0.3+0.92g
原材料(缶詰)  きはだまぐろ、大豆油、野菜エキス
原材料(調味料) 砂糖、梅酢エキスパウダー、食塩、鰹エキスパウダー、粉末醤油、香味食用油/調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料、微粒二酸化ケイ素、甘味料製材、カラメル色素(I)、(原材料の一部に小麦、さば、大豆を含む)
JAN:4943586092297 製造固有記号なし
販売者 株式会社エイチ・エヌ・アソシエイツ(静岡県静岡市駿河区東新田1-55-44) 製品ページ
缶詰製造 山梨罐詰株式会社(静岡県静岡市清水区興津中町974)
Tuna canning review No.62
#めずらしいツナ缶 #油入り水煮

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駒越食品 ライトツナフレークを食べたレビュー

スレッド
駒越食品 ライトツナフレークを...


  駒越食品 ライトツナフレーク
  きはだまぐろ油入り水煮フレーク・普及品


☆コメント
 まぐろ中とろ缶が有名な駒越食品のきはだ油水煮。大豆油を50%削減してカロリーを落としている…はず…だよね?
 オーソドックスな価格とオーソドックスなスペックを持っている。油水煮としてはカロリー高すぎる気もするが……
 16年6月に本社で購入した詰め合わせから。2016.3月製。話題性に欠けるためか、中とろ缶より販路が狭い。

☆缶を開けたところ
  
 ほぐし身のサイズは一般的なもの。味は油入り水煮らしくパサパサしない程度にさっぱりしている。
 目立った特徴はないかわりに、どのような用途にも投入できそう。とても汎用的なツナ缶。

 油入り水煮にしたのはカロリーのためではなく、胃もたれのしにくさのために。そういう深い意図を感じた。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #92円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ #食べやすい油水煮
・入手性  ★☆☆☆☆ #静岡市内のスーパーと本社通販
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
224kcal/缶 食塩相当量0.4g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:4517072000051 製造固有記号なし
製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ
Tuna canning review No.53
#きはだまぐろ #油入り水煮 #駒越食品

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