261缶 ショップチャンネルのツナ缶「タイム缶詰 めばちツナフレーク[のだ塩使用]」の解説と実食
8月
12日
こんなツナ缶です
■おねだん
12缶で4,320円@360円(特価が終わると5,760円@480円)
■魚の種類
メバチマグロ(ライトミート)
■液汁の種類
水煮
■身のほぐし方
大きいほぐし肉
■おすすめの食べ方
そのままいける。油漬缶の代替もこなせる。
解説:岩手のツナ缶、ショップチャンネルに出たってよ
ふるさと納税で人気な岩手県の缶詰会社、タイム缶詰のツナ缶……の、ショップチャンネル販売モデル。
メバチマグロを使用しているのが特徴で、刺身用の良いマグロを使っていると番組内で紹介されていた。2025年4月には、数十分の放送中に1,672セット(2万缶!)もの注文を受けており、国産ツナ缶も販売チャネルが変われば消費者開拓の余地があることを示してくれた。春の同社のレポートが詳しい。
ヨドバシで販売される同社の水煮モデルとよく似ているが、ショップチャンネル扱いの本品は「野田村の食塩」を使っており、パッケージでも示されている。また、中身は75gになって食塩相当量が減っている。どちらも良いメバチマグロを使っているので、好みで使い分けよう。2024.3製造。
缶を開けたところ・味
大きめのほぐし肉が入っている。
臭みはほとんどない。液汁の味は濃く、身は柔らかい。
水煮故に身がパサパサしているが、許容範囲だろう。
液汁の味が濃いので、ドレッシングを弱めたサラダなどに活かしてみたい。筆者はそうめんのつけ汁に入れて食べた。
そうめんとさっぱりしたツナ缶の付け合わせなので、おいしく食べることができた。
ショップチャンネルの製品ページでは批判的なレビューも多いが、レビュー256缶を擁するツナ缶マニア的には「水煮缶の中では上位Tierの味(この上にある水煮缶は、多くても片手の指程度)」という評なので、安心して召し上がってほしい。
コストパフォーマンスの悪さはそのまま本製品のニッチさからくるものなので、気になる人はスーパーで手に入りやすいホテイの無添加ツナ辺りとハイローミックスを組むと良いかもしれない。
☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.2
・価格 ★★★★☆ 4.5 #360円/缶 ショップチャンネル最初の価格
・味覚評価 ★★★★☆ 4.5 #かもめ屋水煮に比肩し、別の方向性を示した
・入手性 ★☆☆☆☆ 1.0 #ショップチャンネル扱いのみ
・原産国 国産
☆スペック
内容量 75g
73kcal/缶 食塩相当量0.6g タンパク質10.4g
原材料 めばちまぐろ(太平洋)、野菜スープ(食塩(岩手県九戸郡野田村製造)、乾燥玉ねぎ、乾燥人参、乾燥キャベツ)
JAN:4571440311316 製造固有記号MNS
製造者 (株)タイム缶詰(岩手県陸前高田市矢作町字山崎78-3)
Tuna canning review No.261
☆ツナ缶スーパーリンク!
・(No.217)タイム缶詰 水煮(2023.9)
→兄弟品。古いデザインだが、メバチマグロの原産地表記が変わったくらいで、現在も変わらず同じ仕様で製造されている。こっちはヨドバシで買える。
・ヨドバシで買えるツナ缶

→タイム缶詰のツナ缶(油漬のほう)をピックアップした、ツナ缶まとめ記事。せっかくなので読んでいって。