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投稿日 2024-07-29 08:13
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
ふるさと納税の定番 ふるさと納税静岡県トップの焼津市。ビールやカツオ、ツナ缶を揃えているのだから、人気の理由もうなずける。小さな自治体ではあるものの、令和4(2022)年度で75億円という寄附金を受け入れている。 そのふるさと納税人気を盤石にしようと、積極的なメタバース展開も図っていて、筆者の趣味と地続きにあるように感じる。 今回取り上げるのは、そのふるさと納税の返礼品に人気のあるツナ缶のうち、焼津漁協のソリッド缶だ。 F3号缶で基本的なスペックはおりづるソリッド(No.200)と似ているが、パッケージに船と一本釣りの様子が描かれている。リアル店舗の販路はヤイヅツナコープという焼津漁協...
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投稿日 2023-09-20 11:50
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です ■おねだん 今はけっこう高い(200円ちょい) ■魚の種類 マグロ(ライトミート) ■液汁の種類 ガーリックとニンニクと油の調味液 ■身のほぐし方 ゴロゴロ肉 ■おすすめの食べ方 お酒と一緒にどうぞ にんにくのグレードアップ(2022.1実食) サスナの製品群で比較的知られている、ガーリックツナ……に、こういう兄弟モデルがあるのはご存じだろうか。キハダ等のライトミートに唐辛子と「国産のにんにく」などで味付けしたものだ。そのスタンダードなガーリックツナを取り上げたのは2015年のことである。 そのスタンダードなガーリックツナと異なり、すさまじく販路が狭い。私が知って...
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投稿日 2022-10-10 11:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です■おねだんちょっと高い(200円くらい)■魚の種類カツオ(ライトミート)、国内原料■液汁の種類コチュジャンの効いた甘辛味噌ダレ■身のほぐし方大きめのほぐし肉 ■おすすめの食べ方和惣菜としてごはんに合わせようヤンニョムの響きから遠い和韓流料理になるぞ2022年新発売の辛いツナ缶 2022年に発売された、韓国料理風の味付けをまとったライトミート製品。 コチュジャンをベースにしたヤンニョムという味の辛い液汁に、国産カツオを漬けて国内(焼津)で加工したもの。 ここしばらくの輸入ツナ缶高騰で、いなばの国産品をよく棚で見かけるようになった気がする。 2022.1製造。国産油漬ツナ缶と違い...
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投稿日 2022-07-27 21:21
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
☆コメント(2017.3実食) 2010年4月発売。マルハニチロは2つのブランドでツナ缶を輩出しており、ひとつがあけぼの、もうひとつがマルハ。この2つを別会社と思っている人も少なくないが、販売元が同じなら製造会社も大きく変わらない。あけぼのブランドで油漬缶のツナフレークがあり、マルハブランドでは野菜スープ漬や味付け缶といった一癖あるツナ缶を国内企業にOEMしている。 製造所固有記号SHCは静岡県焼津市にあるサスナが製造している。マルハニチロと非常に長い付き合いがあり、半世紀以上前にマルハから缶詰製造やらないかと提案されたところまで遡る。そうして資金ノウハウを供与され缶詰ラインを作り、ずっとマル...
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投稿日 2022-03-31 18:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
こんなツナ缶です■おねだんかなり(100円ちょっと)■魚の種類ビンナガマグロ(ホワイトミート)■液汁の種類油漬け(しっとり綿実油)■身のほぐし方年輪状のかたまり肉(ソリッドタイプ) ■おすすめの食べ方感傷にひたりながら白飯と一緒に黙々と 従業員向けの福利厚生・極 関係者や近隣住民向けに直販されているおりづるシリーズのうち、最古参と思われる製品がこのおりづる印まぐろ油漬。通称「おりづるソリッド」。2022年現在、一箱24入で買った単価は200円を切り、ギリ200円超えの由比缶詰所をしのいで最安価のビンナガ綿実油漬ソリッド(小型缶/F3号)になっている。BtoCとして開かれた販路を求めていった由比...
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投稿日 2022-03-08 12:00
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
従業員向けの福利厚生・強 サスナが2018年夏にローンチしたツナ缶で、おりづるフレーク(ホワイトミート)(No.36)の弟分。20年来付き合ってきたHPを突如リニューアル、それと同時に発売した。ついに阿部寛といい勝負してたHPデザインは缶詰会社から失われる運びとなった。 2018年春発売の三洋食品プリンスキハダ油漬(No.108)と似たり寄ったりだが、こちらは6円を削る代わりに大豆油と印刷缶を起用した。あっちは白無地・こっちはフルカラー。見た目と値段でアドバンテージを得ている。 国産ツナ缶で実売90円前半。スペックは調味液を構成する素材が多いくらいで、目立った特徴はない。 兄貴と同じで相変わ...
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投稿日 2019-09-12 07:01
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
おみやげツナ缶・焼津編 焼津を代表する水産加工業・いちまる。シリーズを通した詳しい説明は、先に解説していたカツオ缶(No.107)に譲る。 カンティパスト(2019.7終売)に次いで、昨年「焼津の綱元」ブランドでマグロ・カツオの高級ツナ缶をリリースした。なお、「焼津の綱本」「焼津の綱元」ふたつの表記がWeb上でみられるが、ツナ缶ブログではパッケージ記載の「焼津の綱元」表記を優先する。 焼津のサスナがOEMを引き受ける。スペックもサスナのノウハウが活きたエキス使用となった。 昭和の輸出全盛期~内販シフト過度期を思わせるスリーブのデザインは花上貴之氏によるもので、上述した製品コンセプトの表現は...