こんなツナ缶です ■おねだん当時は500円くらい■魚の種類ビンナガマグロ(ホワイトミート)■液汁の種類油漬け(綿実油)■身のほぐし方とろ肉をかたまりのまま ■おすすめの食べ方ない メリー!ぼっちマス!2023 毎年、クリスマスイブの晩は一人で過ごしている。いわゆるクリぼっちというやつだ。かつて、クリスマスイブは暴走の日という感じで、1.7kgのシーチキンを一人で完食したり、同人ツナ缶2の実食をするなど、無理やり豪華なイベントを演出していた。しかし、最近は時期的にコミケの準備が重なるため、そういうアクティビティもなりをひそめていた。 今年は「10年前のツナ缶を実食」とした。それも、とびきりすごいやつの実食を、だ。 選出されたツナ缶はシーチキンとろ(9904、国産品)。最近まで焼津プラントが製造していたが、現在はタイ産となって「輸入ツナ缶」の一つとなっている。その国産品だった頃の姿がこれである。しかもツナ缶ブログ立ち上げ前の2013年8月製造。 10年前のツナ缶、ご対面といこう。 缶を開けたところ かたまり状の身が入っている。身を一枚一枚はがしていくと、ツナの香りが顔を出す。 アルミ缶のおかげか、金属臭はない。過剰熟成は濃厚さと雑味のトレードオフになりがちだが、この個体は雑味を感じなかった。非常にやわらかく、油と魚のエッセンスがよく調和していて、一般的なツナ缶とは別次元の味を演出している。 クリスマス、(シー)チキンでお祝いした。そういう日だ。そういう日なんだ。 久しぶりに即興企画を起こして実践した結果、充実感に満ちている。10年前のツナ缶が普通に食べられたからなのか、それ以外の理由なのか、よくわからない。だが、クリスマスぼっちの気分を少しくらいは和らげることができたのではないだろうか…… ☆各種評価・グレード ★★★★★ 5.0 #かつては高級品の基準製品だった・価格 ★★★★★ 5.0 #540円/個・味覚評価 ★★★★☆ 4.9・入手性 【EOL】 #現在はタイ産(No.195)に・原産国 国産☆スペック固形量55g/内容総量75g234kcal/缶 タンパク質15.8g 食塩相当量0.8g原材料 びんながまぐろ、綿実油、野菜エキス、食塩/調味料(アミノ酸等)JAN:4902560009904 製造固有記号AC1Y G2製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151)Tuna canning review No.239