240缶2回目 ついに一般販売されたミナミマグロ・ツナ缶 STIサンヨー ミナミマグロ頭肉のオリーブ油漬け香草仕立ての実食
3月
13日
こんなツナ缶です
■おねだん
1080円/個が多い
■魚の種類
ミナミマグロ(ライトミート)
■液汁の種類
オリーブオイル調の調味液
■身のほぐし方
四角くて薄いかたまり肉
■おすすめの食べ方
そのまま食べよう
量が多いので胸やけ注意
ミナミマグロ、一般販売さる
STIサンヨーのすごいツナ缶。ミナミマグロの頭肉(鉢の身)を使った携帯缶サイズのツナ缶である。ミナミマグロの鉢の身をオリーブオイルと特製の香辛料で仕立てたツナ缶だ。直売所のほかに静岡駅リトルマーメイドとなりにある紀伊国屋や、静岡SA上りで観測しており、お土産として全力で販路を広げようとする気概を感じる。
なお、ミナミマグロは旧JAS法で定義された、ツナ缶の「まぐろ」に含まれないが、缶詰会社がツナ缶として一般販売している。よって、まぎれもなくツナ缶だ。
かつて株主優待でのみ頒布されたツナ・エルブドプロバンス(No.240)のリネーム品で、スペックが同品と変わらないのはツナエルの完成度をうかがわせる。
年末に静岡SAで買っていたが、1月まさかの静岡買い付けが実現したので直売所で購入。ツナ缶はなんぼあってもいいですからね。
年明けしばらくして、3月には通販で買えるようになっていたので本稿を公開する。2024.12製造。
かたまり状の肉が3つ、小さな身が2つ入っている。肉は箸でつまむと崩れるほどやわらかく、噛むと独特の香味があふれてくる。
さながらステーキのような風合いだ。身の中心部が赤いのもやはりステーキを連想させる。
得意料理は…そのままだろう。このまま手持ちの香草を添えてステーキ風に仕上げるのがよく映えると思う。湯煎してもよい。
重要なポイントとして、6号缶……普通のツナ缶(P4号缶)の倍近い重量からくる「重さ・胸やけのしやすさ」には注意しよう。T2号のシーチキン二人前に分けて食べるのが理想だが、ダメなら食べる前から器に半分わけておくのが安全だと思う。
千円オーバーの高級品にあらわれた新たな刺客。
ツナ缶はなんぼあってもいいですからね。
~
☆各種評価
・グレード ★★★★★ 5.0
・価格 【★】 10.8 #1,080円/個
・味覚評価 ★★★★★ 5.0
・入手性 ★☆☆☆☆ 1.6 自社通販、静岡SA上りや静岡駅プレシャスデリギフト静岡などごく一部のリアル店舗(2024.1観測)、新橋のカンダフル(2024.2観測)、直売所
・原産国 国産
☆スペック
内容量 125g
408kcal/缶 タンパク質19.0g 食塩相当量0.95g
原材料 ミナミマグロ(日本、台湾、韓国)、オリーブオイル、たまねぎだし、にんにく、でん粉、食塩、香辛料
JAN:4953685005326 製造固有記号エルブド
製造者 株式会社STIサンヨー(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.240-2
ツナ缶スーパーリンク!
・(No.69)プリンス赤缶
→STIサンヨーが三洋食品だったころからの看板製品。筆者の最推しSTIサンヨーツナ缶だ。ヨドバシで買える。
・(No.240)エルブド

→この製品の「もと」になったツナ缶。エルブドの閲覧数は1.6万PV(執筆時点)なので、なかなかの注目があったようだ。