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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#きはだまぐろ」の検索結果52件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
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 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

ミヤカン ピリ辛ツナを食べたレビュー

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ミヤカン ピリ辛ツナを食べたレ...
"原料には西部太平洋で漁獲された「きはだまぐろ」を使用しており、輪切り唐辛子が入ったツナ缶です。"
  

ミヤカン ピリ辛ツナ
  きはだまぐろ調味液漬フレーク・準高級品


☆コメント
 ミヤカンはSSKの子会社で、土地柄サバ缶のほうが有名な企業だろうか。
宮城・気仙沼の地で操業する気仙沼ほていと同様、震災によって操業停止に追い込まれてしまったが、15年春に再建している。今回入手したのは15年12月製造品。
 品名は調味液漬だが、当ブログでは味付缶として扱う。

☆缶を開けたところ
  
 輪切りになった鷹の爪が目を引く。きはだまぐろはオーソドックスな風味と食感だが、とうがらし由来の辛みが「ツーン」とくる。
しかし、下品な辛さではない。下味と身の味をトマトペーストで整えて、辛みだけが尖らないように上手くいなしている印象。
辛いのが好きな方であれば、一緒に食べるのをおすすめできる。日本酒にも合うだろう。

──

☆アレンジ料理「ピリ辛ツナのお手軽ペペロンチーノ」(2-3人前)

・ゆでたてのパスタ300gに、既製品のペペロンチーノの素2人前(画像はSB・ラ・ベットラ流 ペペロンチーノ)を和えて
・このツナ缶1缶を液汁ごとかける
 以上。
ツナ缶の調味クオリティが高いため、これだけでレストランのような味を楽しむことができる。一人暮らしなら上記の手順で手軽に、家庭料理としての活用ならミヤカン公式のアレンジレシピを用いたい。

 ラインナップのうち、ライトツナやホワイトツナといった一般的な製品よりは、この「ピリ辛ツナ」のほうが比較的たやすく手に入りそう。
SSK関連会社であるモンマルシェの販売店(清水区の本社および静岡駅パルシェ食彩館内のテナント)に並んでいるのを確認した。何気に静岡市内で安定供給される宮城県産ツナ缶としては唯一の存在である。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ #きはだ使用品としては高価
・価格   ★★★☆☆ #193円/個 モンマルシェ・静岡駅パルシェ
・味覚評価 ★★★★☆ #辛いの好きな人に是非
・入手性  ★★☆☆☆ #ミヤカン直売所と自社通販、気仙沼の一部お土産店
・原産国  国産

☆スペック
内容量 75g
175kcal/缶 食塩相当量1.4g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、とうがらし、トマトペースト、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、増粘剤(グァーガム)
JAN 4901688102320 製造所固有記号なし
販売者 SSKセールス株式会社(静岡市清水区築地町11番26号)
製造者 株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市本浜町二丁目102番地1) 製品ページ
Tuna canning review No.40
#きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #モンマルシェ #味付 #宮城勢

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pal*system(パルシステム) ツナフレークを食べたレビュー

スレッド
pal*system(パルシス...
“あえる、のせるだけで一品になるすぐれもののツナ缶。”


  pal*system(パルシステム) ツナフレーク
  きはだまぐろ油入り水煮・普及品


☆コメント
 食品の宅配サービス「生協パルシステム」が企画した、原材料の安全性にこだわったツナ缶。
アミノ酸等の化学調味料は使用せず、野菜スープも国産の乾燥野菜から調味されている。油は自社製の圧搾絞り菜種油
 製造はいなば食品。いなばお得意の油入り水煮によって、カロリーも抑えている。

  
 缶を開けたところ。身の大きさは廉価品よりやや大きく、シーチキンLフレークよりは小さい。
 品の良い下味がする。ちゃんと自己主張がありながら、ドレッシングや醤油といった他の調味料とケンカしない。

 価格と味、適した料理のバリエーションのバランスが取れている。高級ツナ缶とは異なり、常備常食に向いたツナ缶といえる。
 ごはんにかけてもよし、サラダにかけてもよし。安価においしくタンパク質をプラスできる。

 (……製品ページに書いてはいないが、この缶の内側はすずの溶出を抑えるエポキシ加工では?
 いなばのライトツナ国産品は普通にブリキブリキしてたし。)

☆似ているツナ缶
かもめ屋 ライトツナ ──こちらも下味に定評あり。原材料の安全性を突き詰めたもう一つの答え。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #確か160円/個 配送料別途 
・味覚評価 ★★★★☆ #下味の奥深さよ
・入手性  ★★☆☆☆ #パルシステム加入者専用
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
158kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、野菜スープ、菜種油(菜種は遺伝子組換えでない)、食塩
JAN:なし 製造固有記号なし
販売者 パルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区大久保2-2-6)
製造者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning review No.37
#いなば食品 #きはだまぐろ #スーパーPB #油漬

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マルハニチロ 記憶をサポートする油そのままツナフレークMを食べたレビュー

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マルハニチロ 記憶をサポートす...
"DHAには認知機能の一部である、数・ことば・図形・状況などの情報の記憶をサポートする機能があることが報告されています。"

  マルハニチロ 記憶をサポートする
油そのままツナフレークM
(まぐろ油漬 オリーブオイル仕立て)
  きはだまぐろオリーブオイル漬フレーク・高級品


☆コメント
 マルハニチロが16年7月に発売したばかりの、機能性表示食品ツナ缶。
認知機能で機能性表示食品を取った、初めてのツナ缶でもある。

 先発品のいなばライトツナDHA に比べ、およそ5倍近いDHA含有量があるのが特徴。
このDHAを余すことなく摂るため「油を切らずにそのまま、または油ごと調理してお召し上がりください」という表記がある。
発売日が7月1日で、製造日は2016.06.01。キレイに並んでいる。

 固有記号はQで、きちんと缶に山梨罐詰のOEMであることが明記されている。
はごろものOEMを受け持ったり、自社でびんながまぐろ油漬を作っている老舗缶詰会社だ。

  
 缶を開けてみたところ、身はやや大きいものが多く含まれている。オリーブオイルの黄色も目立つ。
ツナ自体は一般的なそれよりやや塩味が強く、まろやかさも少ない。身の固さや食感は標準的。
原材料には無い醤油をあらかじめ垂らしてあるかのような第一印象。かわりにスープと油のとろみがよく出ている。

 以前あったような機能性ツナ缶は「味が薄い」「パサパサする」というデメリットが目立ったが、そういったデメリットを克服したツナ缶だった。
味の濃さは他の調味料を減らすきっかけになりうる。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★★☆ #213円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 
・入手性  ★★☆☆☆ #ドラッグストア等
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
219kcal/缶 食塩相当量0.6g DHA880mg
原材料 きはだまぐろ、オリーブ油、精製魚油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902165550511 製造固有記号Q
販売者 マルハニチロ株式会社 (東京都江東区豊洲3-2-20)
Tuna canning review No.35
#きはだまぐろ #機能性ツナ缶 #油漬

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いなば食品 ライトツナDHAを食べたレビュー

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いなば食品 ライトツナDHAを...
“きはだまぐろのフレークに、DHA油を加えました。
 液汁にも含まれていますので、液も一緒にお料理にお使いください。”

  いなば食品 ライトツナDHA
  きはだまぐろ油入り水煮・普及品


☆コメント
 いなばは機能性ツナ缶の先駆者である。この製品のルーツは、92年2月発売の「スーパーライトツナDHA」にさかのぼる。
 当時知名度が皆無だったDHAの抗がん性、視力の回復といった特性に着目し、魚から抽出した精製油をツナ缶に取り入れ、本作はヒット。そしてDHAの知名度もここから大きく伸びていき、現代では目によい成分としてサプリメントやソーセージ等にも使われるようになっている。

 そして、食べやすさと扱いやすさをもとに味をマイナーチェンジしたのがライトツナDHA。
同社ライトツナから3割カットのカロリーに仕上がっている。

 
 身は同社ライトツナより少し大きいかな程度。きはだらしいしっかりした食味を楽しめる。
水に対する油の量を少し増やした点が、食べやすさにつながっている。下味はやや強いものの、他調味料との融和性を崩すほどではない。
 ただし、ツナマヨネーズ和えには向かない。液汁とマヨネーズがうまく混ざってくれないため。

 普段使いでカロリーを減らしたいとき。
 あるいは、体を鍛えている人や、シビアなタンパク質を求めるアスリートの中で、食味の良いツナを求めている場合に最適だ。低いコストで体作りに貢献するほか、体を支える眼や脳にもプラスの作用があるといわれている。
 サバ缶と比較するとグラム当たりDHA含有量は10分の1以下だが、ツナ缶の食材としての使いやすさを勘案したら有用な選択肢になりうるだろう。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #178円/個 マルエツお台場店 
・味覚評価 ★★★★☆ #下味やや強い、
・入手性  ★★★☆☆ #ライトツナほどではないが、それなりに見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
149kcal/缶 食塩相当量0.8g タンパク質12.5g DHA150~160mg
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター、たんぱく加水分解物、食塩、DHA含有精製魚油、オリーブ油、しいたけエキス、昆布エキス、緑茶抽出物
JAN:4901133111983 製造固有記号なし
製造者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning review No.32
#いなば食品 #きはだまぐろ #機能性ツナ缶 #油入り水煮

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トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレークを食べたレビュー

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トップバリュ フタが開けやすい... トップバリュ フタが開けやすい...


  トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレーク
  まぐろ油漬フレーク・廉価品


☆コメント
 アルミ製シールを使うことでフタを開けやすくしたイオンのツナ缶。
 旧トップバリュ・ライトツナとの差違は:
・高くなった( 88円→ 108円 )
・カロリーが若干低くなった( 2.775kcal/g → 2.714kcal/g )
・内容量が減った( 80g → 70g )
・野菜スープの遺伝子非組み換えが徹底されなくなった
 ( 遺伝子組み換えではない → 遺伝子組み換え不分別)
だいぶ高くなった ( 1.1円/g → 1.54円/g )

 という点だろうか。以前のような高いコストパフォーマンスはなりを潜め、よくあるスーパーPBのツナ缶になってしまった。

 肉は値段なりに細かい。おそらく機械詰めだろう。油のキレも微妙で、生食には向かない。
素で食べず、マヨネーズと和える等といった調味料フォローが必要不可欠となる。

 味と品質で言えば明らかに旧ライトツナフレークより落ちているため、そのノリで買うのは避けた方がよさそう。
 廉価ツナ缶は数年を経てじわじわと品質が下がっている。トップバリュはわかりやすい指標となってくれたが、他社も他社で落ちてきているため特に輸入ツナ缶は消費者が敏感になる必要がある。

 …ただ、トップバリュベストプライスのライトフレークや多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方だ。問題は価格に釣り合ってないこと。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #108円/個
・味覚評価 ★★☆☆☆
・入手性  ★★★★☆ #イオン系列店のどこにでも
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
190kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902121054343 製造固有記号3L 
販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ
Tuna canning review No.25
#きはだまぐろ #スーパーPB #油漬

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はごろも シーチキンLフレーク [ 12.24 クリスマスイブ製造 ]を食べたレビュー

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はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...
 “サイレントナイト! ホーリーナイト!“


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  2014.12.24 製造品 



☆コメント
 ツナ缶レビューのネタ記事である。
 ※シーチキンLフレークは以前に取り上げたので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を参照されたい。

 クリスマス。イブは夜通し仕事で、25日はひとりぼっち。
 ひとりぼっちは悲しい。その思いを何かしらの形で表現したい。ツナ缶の保管棚を整理していたら、熟成用に回していたシーチキンLフレークを発見した。

 その賞味期限は2017.12.25。缶記載の賞味期限を3年さかのぼって1日引くと製造日がわかるが、折しも去年のイブに製造されたツナ缶だ。
 感涙が溢れる。OEM製造者の興津食品に親近感を覚える。

 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 OEM製造であっても味の妥協がないという点は、開ければいつでも・どのロットでも同じ味ということを意味する。筆者としても「製品として完成している」と強く実感する。

 しかし、熟成で缶詰としてのポテンシャルは大いに増した。一年きっかり熟成されてより身がやわらかくなって、コク深い大人の味わいを表現している。
普段から酒のつまみとしての評価が高いツナ缶なだけに、熟成で更に酒が進むのは明白だ。ぜひシャンメリーのお供に。

…なお、時節柄によるプラシーボ効果を多分に含んだレビューとなったことは、ご容赦いただきたい。筆者は独身であり、クリスマスの寒さはとても辛い。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #さすがに製造日ピンポイント指定の品を見つけるのは…
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2017.12.25
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.24
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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駒越食品 まぐろ中とろを食べたレビュー

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駒越食品 まぐろ中とろを食べた... 駒越食品 まぐろ中とろを食べた...
“きはだまぐろの中とろ部分のみを厳選し、
 野菜スープ・オリーブで調理したブロックタイプのサラダ油漬です。”


  駒越食品 まぐろ中とろ
  きはだまぐろ油漬けスライス・普及品


☆コメント
 駒越食品は「まぐろ缶詰」の専業化を図った会社で、自社製品もまぐろ関係の油漬/味付けや「おでん缶」などに絞っている。
 NIPPON TUNA WHITEしかり、製品のほとんどが通好みという印象。しかし、よく本ブログで挙げるような入手経路の絞られたツナ缶と違い、静岡ローカルのスーパーではたびたび見かけるという点で入手しやすい。本社による通販もあり。
 まぐろ中とろはネット上でもにわかな話題となっているが、今回部屋から実物を発掘したためレビューする。
製造から3年近く経っているものだった。

「この値段でスライスか!」という点に驚かされた。
 スライスはソリッドの上位で、身を一枚一枚手ではがしたものをいう。高級ツナ缶ではシーチキンとろ/炙りとろ、由比缶詰所のホワイトシップ印・炙りビントロなどがあるが、普及帯の価格でこれを実現できたのは純粋にすごい。

 味は他ツナ缶と比較して非常に強く、自己主張も激しい。
食感は同価格帯のきはだまぐろフレーク/ソリッドでは到底かなわないものとなっており、コストパフォーマンスは明らかに高い。
 原材料と食塩相当量が物語っているように、ダシのパンチがこの味を作っているように感じる。そのまま食べる系のツナ缶として扱うとよさそう。味付けの妙は駿河煮の会社ならではといえる。
 洋酒日本酒問わず、酒のつまみにも。ごはんのおかずにも最適。サラダにかけたり炒め物に投入するにはあまり向いてないかも。

☆各種情報
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個 (しずてつストア)
・味覚評価 ★★★★☆ #この値段でスライスというのは意外
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡ローカルのスーパーで見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
249kcal/缶 食塩相当量1.7g 
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、オリーブ油、白醤油、食塩、昆布エキス、
      椎茸エキス、調味料(アミノ酸等)、くん液、(原材料の一部に小麦を含む)
JAN:4517072000419 製造固有記号なし
製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ
Tuna canning review No.23
#きはだまぐろ #スライス #油漬 #駒越食品

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はごろも カラダを応援シーチキンを食べたレビュー

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はごろも カラダを応援シーチキ... はごろも カラダを応援シーチキ...


  はごろもフーズ カラダを応援シーチキン
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 はごろもシーチキン機能食品の一つ。以前ツナ袋(パウチ調理品)のシーチキンアスリートという製品があったが、その後継品にあたる。
山梨罐詰(静岡市清水区)がOEM製造している。水煮や普及品シーチキンをはじめとして、はごろもとの関係も非常に長い。

 寒天で固められた中身が特徴。
味もきわめて薄く、水煮に近い。原材料から油漬のような味があると思うと肩すかしを食らう。
そのまま食べると苦痛になるような味と食感ではあるものの、醤油を足すとご飯と一緒に食べられる。

 ツナ缶の味をものさしにした評価は微妙だが、「機能食品」としての評価はヤクルトくらいに高い。
・油漬のように液汁の処理に困ることもなく、
・水煮のような味気なさでご飯や炭水化物との相性に悩むこともない、
というのは、十分なメリットである。
これは、油漬では液汁とともに失われてしまうDHAを寒天で固めて損失させず、油を鮪油に変えて風味を損なわずに大豆のような高カロリーを抑えた点が大きいと思う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #173円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #味は微妙、しかし評価点は多い
・入手性  ★★☆☆☆ #スーパーでごくまれに見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
102kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質12.7g
(DHA1000mg アンセリン10mg含有)
原材料 きはだまぐろ、食用マグロ油、発酵調味料、食塩、寒天、フィッシュペプチド(デキストリン、魚肉抽出物)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560020206 製造固有記号KY
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.21
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #機能性ツナ缶

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三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]を食べたレビュー

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三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク...
“最終的な私たちの選択は、「石巻で続けること」。”


  三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]
  きはだまぐろ油漬フレーク・普及品


☆コメント
 焼津に本社をおく三洋食品に、OEMを主とした石巻工場(宮城県石巻市魚町3丁目12-2)がある。
2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けたが、2012年7月に操業を再開した。
 再開後にJF福島漁連が小名浜港水揚げのかつおを使用して開発した「福島 海の宝」のOEMを受けている等、宮城ならではの地の利を活かした製品が多い…らしい。
らしい、と付けざるを得ないのは、この石巻工場での生産が明言されているのが本品と福島海の宝しか確認できていないためだ。筆者も本品を見つけたときに腰を抜かしてしまったほどのレアリティである。
 普及品の価格で国産という点は大いに興味を引き、中身が気になった。

 今回手に入れたものは2012.12.26製造のロットで、執筆時点で非常に熟成が進んでいる。
 パッケージでは石巻というフレーズを全面的に押し出しており、復興を強く意識した商品であることがうかがえる。
 しかし、「buy ISHINOMAKI MIYAGI」を直訳すると「宮城県石巻市を買う」になるのだが、誤植だろうか…
(製造者が静岡の本社工場という表記、これは缶詰に書かれた内容そのままであることに留意いただきたい)

 肉は細かく油が多い。はごろものようなフレークを想像すると肩透かしを受ける。
しかしコストパフォーマンスという側面でなんら後れを取っておらず、食味は悪くない。
安価で必要十分な味。静岡で盛り上がる高級志向とは一線を画した、普段使いに最適なツナ缶である。


もうちょっと入手しやすければなぁ…

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #83円/個 (生鮮館むらぬし/仙台市)
・味覚評価 ★★★☆☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #公式webにも本品が並んでいない
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
228.8kcal/缶 食塩相当量0.9g
原材料 きはだまぐろ、大豆サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4953685003896 製造固有番号YSSK3
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.20

☆参考資料
・JF福島漁連「福島 海の宝」カタログ
http://www.fsgyoren.jf-net.ne.jp/fukushimauminotakara3.pdf (PDF)

・JFグループ「福島県の水産物の現況と課題・取組について」(2014.9.19) 23p
http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h260919tokyoshiryou2.pdf (PDF)
#きはだまぐろ #三洋食品 #油漬

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はごろもフーズ シーチキンLフレークを食べたレビュー

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はごろもフーズ シーチキンLフ... はごろもフーズ シーチキンLフ...
 “シーチキンの中で最も多くの方に親しまれている商品です。”
  日本の需要を総ナメした、「ツナ缶」のデファクトスタンダード。


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品



☆コメント
1970年代、はごろもが「シーチキン」(びんなが油漬け)によって国内のツナ缶勢力図を埋めたころ、あまりの需要の多さに
国内で水揚げされるびんながまぐろの過半数がシーチキンによって消費されるという、異常な事態となっていた。
そのため、びんなが以外のまぐろを使う製品でバランスを取ろうと1981年に発売されたのが「シーチキンL」「シーチキンマイルド」である。
流通量の多いきはだまぐろを用いたシーチキンLと、さらなる価格対抗のためにかつおを用いたシーチキンマイルドは、瞬く間にはごろもの主力商品になった。
発売から22年が経った今、本家を凌いで日本の食卓に根付き、本家を高級品の座に押し上げた。

製造固有記号G2は本家と同じはごろもの自社工場であり、タイ産のものはシーチキンNewLフレークとして販売されている。

肉質、やわらかさ、油の量などすべての点で「標準」と言っても過言ではない。
他社製ツナ缶のようにクセがある、油が多い/少ない、肉が荒い/細かいなど一切なく、どこまでも普通で、ありふれたツナ缶に仕上がっている。
その普遍性こそがこの製品の強みであり、大ヒットを飛ばした理由なのだ。

どの料理にも合う、そのままつまんでもおいしい、火を通してもおいしい。
味のバランスと、日本全国どこででも入手できるという二つの「使い勝手」を両立している。


・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #138円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★★★★ #コンビニ・スーパーのほとんど
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号G2
製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.08

☆参考資料
・COMZINE ニッポンロングセラー考 シーチキン
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no063/long_seller/
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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