“きはだまぐろの中とろ部分のみを厳選し、 野菜スープ・オリーブで調理したブロックタイプのサラダ油漬です。” 駒越食品 まぐろ中とろ きはだまぐろ油漬けスライス・普及品 ☆コメント 駒越食品は「まぐろ缶詰」の専業化を図った会社で、自社製品もまぐろ関係の油漬/味付けや「おでん缶」などに絞っている。 NIPPON TUNA WHITEしかり、製品のほとんどが通好みという印象。しかし、よく本ブログで挙げるような入手経路の絞られたツナ缶と違い、静岡ローカルのスーパーではたびたび見かけるという点で入手しやすい。本社による通販もあり。 まぐろ中とろはネット上でもにわかな話題となっているが、今回部屋から実物を発掘したためレビューする。 製造から3年近く経っているものだった。 「この値段でスライスか!」という点に驚かされた。 スライスはソリッドの上位で、身を一枚一枚手ではがしたものをいう。高級ツナ缶ではシーチキンとろ/炙りとろ、由比缶詰所のホワイトシップ印・炙りビントロなどがあるが、普及帯の価格でこれを実現できたのは純粋にすごい。 味は他ツナ缶と比較して非常に強く、自己主張も激しい。 食感は同価格帯のきはだまぐろフレーク/ソリッドでは到底かなわないものとなっており、コストパフォーマンスは明らかに高い。 原材料と食塩相当量が物語っているように、ダシのパンチがこの味を作っているように感じる。そのまま食べる系のツナ缶として扱うとよさそう。味付けの妙は駿河煮の会社ならではといえる。 洋酒日本酒問わず、酒のつまみにも。ごはんのおかずにも最適。サラダにかけたり炒め物に投入するにはあまり向いてないかも。 ☆各種情報 ・グレード ★★★★☆ ・価格 ★★★☆☆ #168円/個 (しずてつストア) ・味覚評価 ★★★★☆ #この値段でスライスというのは意外 ・入手性 ★★☆☆☆ #静岡ローカルのスーパーで見かける ・原産国 国産 ☆スペック 内容量 80g 249kcal/缶 食塩相当量1.7g 原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、オリーブ油、白醤油、食塩、昆布エキス、 椎茸エキス、調味料(アミノ酸等)、くん液、(原材料の一部に小麦を含む) JAN:4517072000419 製造固有記号なし 製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ Tuna canning review No.23