円安が止まりません。日本時間5時時点では「1ドル=150.04~150.05」でしたが、25日のダウ平均株価をアップのためまとめている間にさらに円安が進み、「150.22~150.24」となっています。
いつも指摘されていることですが、やはり最大の要因は日本とアメリカの金利差です。25日朝の米債券市場で米長期金利が、前日終値の(4.82%)から(4.9%)前後に上昇しています。
アメリカは記録的なインフレを抑え込むために急速な利上げを続けていますが、日本は長期金利をゼロ%程度に抑える大規模な金融緩和を続けています。
日銀は30日~31日にに開く金融政策決定会合で、何らかの行動をとるのかに注目が集まりそうです。
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。前日夕に決算を発表したソフトウエアのマイクロソフトなどに買いが入り、指数を支えています。半面、米長期金利が上昇しており、株式相場の重荷となっています。
マイクロソフトは(4%超)上昇する場面が出ています。24日夕に発表しました2023年7~9月期決算は売上高と1株利益が市場予想を上回りました。10~12月期の業績見通しも市場予想以上となり、好感した買いが入っています。7~9月期決算を発表したクレジットカードのビザも高く推移しています。
ダウ平均は高く始まったものの、買い一巡後は下落に転じています。25日朝の米債券市場で米長期金利が、前日終値の(4.82%)から(4.9%)前後に上昇しています。株式の相対的な割高感が意識され、株式相場の重荷となりました。
終値は反落し、前日比105ドル45セント(0.32%)安の3万3035ドル93セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに大幅反落し、前日比318.651ポイント(2.43%)安の1万2821.224でした。 S&P500種は、前日比60.91ポイント (1.43%)安の4186.77でした。
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日ぶりに反発して始まりました。市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄を中心に買いが入っています。ダウ平均株価は前日に約5カ月ぶりの安値「3万2936ドル41セント」で終えており、自律反発への期待も相場を支えています。
24日夕に決算を発表するソフトウエアのマイクロソフトやネット検索のアルファベットも業績期待から上昇して始まっています。
ダウ平均など主要株価指数は5カ月ぶりの安値圏にあり、前日には多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が一時、節目の「4200」を割り込み「4217.04」で終えています。値ごろ感から消費関連や景気敏感株など幅広い銘柄が物色されています。
米債券市場では米長期金利が(4.8%台半ば)と前日終値(4.85%)近辺で推移しています。株式の割高感を強める金利上昇への警戒感は根強いものの、節目の(5%)を下回り、寄り付き時点では相場の重荷とはなっていません。
終値は5営業日ぶりに反発し、前日比204ドル97セント(0.62%)高の3万3141ドル38セントセントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比121.546ポイント(0.93%)高の1万3139.875でした。S&P500種は、前日比30.64ポイント (0.73%)高の4247.68でした。
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続落して始まりました。米長期金利が一時(5%)を超えて上昇し、株式の相対的な割高感が意識されています。中東情勢の緊迫が続いているのも相場の重荷となっています。
23日早朝の米債券市場で長期金利は、前週末終値は(4.91%)でしたが一時(5.02%)に上昇し、2007年7月以来の高水準を付けています。米経済の堅調さを背景に高インフレが続き、米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長く維持するとの警戒が根強く、足元でも(4.9%台後半)で高止まりし、投資家心理を冷やしています。
イスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突を巡る懸念も出ています。米政府がイスラエルに対して地上侵攻の延期を求めたと伝わったものの、情勢が悪化する事への警戒からリスク回避を目的とした株売りが出ています。
終値は4営業日続落し、前週末比190ドル87セント(0.58%)安の3万2936ドル41セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比34,52ポイント(0.27%)高の1万3018.33でした。
S&P500種は、前週末比7.12 ポイント(0.17%)安の4217.04でした。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。中東の地政学リスクの高まりで投資家のリスク回避姿勢が強まっており、株売りが先行しています。半面、米長期金利の上昇一服で買い戻しの動きが出ています。ダウ平均株価は小幅ながら上昇に転じる場面がありました。
中東ではイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が続いている。地上戦が近づいているとの見方もあり、情勢悪化への警戒が根強く。投資家のリスク回避を目的とした売りが出ています。
20日朝の米債券市場で長期金利は(4.9%台前半)と前日終値(4.99%)を下回っています。19日夕には16年ぶりに節目の(5%台)を付ける場面がありました。長期金利の上昇一服で、株式の相対的な割高感が強まるとの見方がやや後退しています。
終値は3営業日続落し、前日比286ドル89セント安の3万3127ドル28セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比202.368ポイント(1.53%)安の1万2983.807でした。S&P500種は、前日比53.84 ポイント(1.26%)安の4224.16でした。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は、午後には米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>の発言機会があり、内容を見極めたいという雰囲気のある中、一進一退で始まりました。朝方発表の米経済指標は強弱入り交じる内容でした。決算が市場予想を上回った銘柄には買いが入る一方、米長期金利が高水準で推移し、株式相場の重荷となりました。
前日の米国市場では主要株価指数が(1%)前後下落しています。下げが目立ったハイテク株の一部には見直し買いが入っています。決算発表の内容が市場の想定を上回った銘柄が大幅に上昇し、投資家心理を支えています。
朝発表の10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は(マイナス9.0)と、市場予想(マイナス6.8)に届きませんでした。一方、週間の新規失業保険申請件数は(19万8000件)と、市場予想(21万件)を下回り、2023年1月以来の低水準でした。
このところ米経済の強さを示す経済指標の発表が相次ぎ、米金融引き締めが長期化するとの見方は根強寿あります。米債券市場では前日終値は(4.91%)でしたが(0.08%)高い(4.99%)と、連日で2007年7月以来の高水準を付ける場面があり、株式相場の重荷となり、株式相場は午後に下げ幅を広げています。
終値は続落し、前日比251ドル63ドル(0.75%)安の3万3414ドル17セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日続落し、前日比128.127ポイント(0.96%)安の1万3186.175でした。 S&P500種は、前日比36.60 ポイント(0.85%)安の4278.00でした。
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反落して始まりました。米長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に売りが出ています。中東の地政学リスクの高まりも投資家心理の重荷となっています。
米長期金利は18日朝に前日終値は(4.83%)でしたが、一時(4.88%)と約2週間ぶりの高水準を付けています。堅調な米経済を背景に米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長く維持するとの見方が広がっています。金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが出ており、スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォースが下げて始まりました。
<デン米大統領>は18日にイスラエルで<ネタニヤフ首相>と会談しましたが、予定されていたアラブ首脳らとの会談を延期しています。パレスチナ自治区ガザの病院の爆発で500人の死傷者が出たことが影響しています。中東情勢を巡る緊張が高まり、リスク回避を目的とした株売りが出やすい助教で、原油価格の上昇がインフレへの警戒を高めている面も出ています。
終値は4営業日ぶりに反落し、前日比332ドル57セント(0.98%)安の3万3665ドル08セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比219.445ポイント(1.62%)安の1万3314.302でした。S&P500種は、58.60ポイント (1.34%)安の4314.60でした。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。米長期金利は前日終値は(4.70%)でしたが、(4.8%台半ば)に上昇する場面がありました。
朝方発表の9月の米小売売上高が前月比(0.7%増)と市場予想(0.3%増)を上回る伸びとなりました。8月分も上方修正され、米消費が「驚くほど堅調」と受け止められ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの見方が改めて意識されています。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されています。
17日朝に決算を発表した金融のゴールドマン・サックスは1株利益は市場予想を上回りましたが、大幅減益でした。医薬品・医療機器のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は売上高と1株利益が市場予想を上回ったものの共に売り買いが交錯しています。
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続き、中東を取り巻く地政学リスクが高まっていますが、米政府が16日に<バイデン米大統領>の18日のイスラエル訪問を発表したことで、周辺地域の急激な情勢悪化への過度の懸念が和らいでいます。
終値は小幅に3営業日続伸し、前日比13ドル11セント(0.039%)65セントセントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比34.237ポイント(0.25%)安の1万3533.747でした。
S&P500種は、前日比0.43ポイント (0.0098%)安の4373.20でした。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。主力企業の決算が市場の想定より上振れすることを見込み、先回りした買いが入りました。米連邦準備理事会(FRB)が次の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの観測も株式相場の支えとなっています。
主力企業の2023年7~9月期決算発表が前週から本格的に始まり、市場の想定を上回った銘柄には買いが入っています。今週は17日に金融のゴールドマン・サックスの決算発表が控えています。
このところ(FRB)高官による政策金利の据え置きを支持する発言が相次いでいます。10月31日~11月1日の(FOMC)で政策金利を据え置くとの観測も投資家心理の支えとなっています。
一方、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が続いており、地政学リスクが高まっています。中東の周辺国からの原油供給に悪影響が及ぶ可能性が意識され、16日の米原油先物相場が一時「1バレル=88ドル台前半」まで上昇しました。米債券市場では長期金利が高止まりしており、株式相場の上値を抑える要因となっています。
終値は続伸し、前週末比314ドル25セント(0.93%)高の3万3984ドル54セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比160.750ポイント(1.20%)高の1万3567.984でした。S&P500種は、前週末比45.85 ポイント(1.06%)高の4373.63でした。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。朝に四半期決算を発表した金融を中心に買いが入り、投資家心理を支えています。米長期金利の上昇が一服していることも、株式の買い安心感につながりました。ダウ平均株価の上げ幅は一時300ドルを超え「3万3957ドル72セント」の高値を付ける場面がありました。
金融のJPモルガン・チェースが上昇しています。朝に発表しました2023年7~9月期決算では1株利益などが市場予想を上回り、買いが先行しています。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、決算を発表した同業のシティグループとウェルズ・ファーゴも市場の想定を上回る内容を評価した買いが優勢となっています。
13日朝の日朝の米債券市場では長期金利が低下(長期債価格は上昇)し、(4.6%)前後と前日終値(4.70%)を下回っています。中東情勢を巡る地政学リスクが一段と高まり、相対的に安全な資産である米国債に買いが配置ました。フィラデルフィア連銀の<ハーカー総裁>が米連邦準備理事会(FRB)による利上げ局面が終わったとの見方を示したと伝わり、長期債相場の支えとなっている面があります。金利の低下で、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いも入りやすい状況でした。
終値はは小幅に反発し、前日比39ドル15セント(0.12%)高の3万3670ドル29セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比166.985ポイント(1.23%)安の1万3407.234でした。 S&P500種は、前日比21.83 ポイント(0.50%)安の4327.78でした。
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