ダウ平均株価(10月19日)@終値3万3414ドル17セント
10月
20日
前日の米国市場では主要株価指数が(1%)前後下落しています。下げが目立ったハイテク株の一部には見直し買いが入っています。決算発表の内容が市場の想定を上回った銘柄が大幅に上昇し、投資家心理を支えています。
朝発表の10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は(マイナス9.0)と、市場予想(マイナス6.8)に届きませんでした。一方、週間の新規失業保険申請件数は(19万8000件)と、市場予想(21万件)を下回り、2023年1月以来の低水準でした。
このところ米経済の強さを示す経済指標の発表が相次ぎ、米金融引き締めが長期化するとの見方は根強寿あります。米債券市場では前日終値は(4.91%)でしたが(0.08%)高い(4.99%)と、連日で2007年7月以来の高水準を付ける場面があり、株式相場の重荷となり、株式相場は午後に下げ幅を広げています。
終値は続落し、前日比251ドル63ドル(0.75%)安の3万3414ドル17セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日続落し、前日比128.127ポイント(0.96%)安の1万3186.175でした。 S&P500種は、前日比36.60 ポイント(0.85%)安の4278.00でした。