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- ダウ平均株価(10月16日)@終値3万3984ドル54セント
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。主力企業の決算が市場の想定より上振れすることを見込み、先回りした買いが入りました。米連邦準備理事会(FRB)が次の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの観測も株式相場の支えとなっています。
主力企業の2023年7~9月期決算発表が前週から本格的に始まり、市場の想定を上回った銘柄には買いが入っています。今週は17日に金融のゴールドマン・サックスの決算発表が控えています。
このところ(FRB)高官による政策金利の据え置きを支持する発言が相次いでいます。10月31日~11月1日の(FOMC)で政策金利を据え置くとの観測も投資家心理の支えとなっています。
一方、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が続いており、地政学リスクが高まっています。中東の周辺国からの原油供給に悪影響が及ぶ可能性が意識され、16日の米原油先物相場が一時「1バレル=88ドル台前半」まで上昇しました。米債券市場では長期金利が高止まりしており、株式相場の上値を抑える要因となっています。
終値は続伸し、前週末比314ドル25セント(0.93%)高の3万3984ドル54セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比160.750ポイント(1.20%)高の1万3567.984でした。S&P500種は、前週末比45.85 ポイント(1.06%)高の4373.63でした。
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