緻密な筋立てを組み、縦糸・横糸の伏線を張りながらどんでん返しという構成の推理小説は大好きな部類で、著者の素晴らしい力量に感心します。
また、膨大な資料を史実として検証した上で、その隙間をつなぎ合わせ想像力を駆使したであろう時代小説も、これまた大好きな分野です。
この『写楽残像』はまさに後者の部類で、久々に読みながら唸っておりました。
<蔦屋重三郎>は、山東京伝や朋誠堂喜三ニらの黄表紙・洒落本の出版をはじめ、喜多川歌麿や東洲斎写楽などの浮世絵を世に出した版元で、前半は主人公である<銀冶>の祖父<蔦屋重三郎>の活躍が丹念に描かれています。
<蔦屋>と親交のあった太田南畝、十返舎一九、曲亭馬琴などの周辺人物が生き生きと描かれた有名人が登場する文人小説であり、また謎の絵師写楽の謎に迫る歴史小説でもあり、また<銀冶>の仲間の<弥吉>の無罪を明かすミステリーな要素もありと、読み応えのある一冊でした。
<銀冶>は<蔦屋>を弟に譲り、自らは「蝶」の意匠を扱う「胡蝶屋」を開店するところまでで終わりますが、この先の展開が楽しみでなりません。
「鯨の竜田揚げ」といえば、小学校の給食を思い出してしまいますが、今では鯨の肉も高級な素材になってしまいました。
関西では「(サエ)コロ」といって、「サエズリ(舌)」を一度揚げて油を絞り乾燥させたものが、おでん種として人気があります。
鯨肉は、「きゅうちゃん」で <くじらカツ> を食べて以来になります。
今宵は珍しく「赤肉の刺身」(350円)があり、低脂肪で高タンパクな鯨肉の味を楽しみました。
南極海の商業捕鯨が禁止されて久しくなりますが、最近では調査捕鯨の鯨肉も余り気味だと聞いています。
食文化に限らず、鯨を多用してきた長い歴史がある日本としては、伝統は大事に残さなければいけません。
個人事業主として、年明けは提出しなければいけない書類が多くて困ります。
本業の建築設計事務所としては、「設計等の業務に関する報告書」ということで、前年度の事業内容を届ける義務があります。
ブログル仲間の方の中にも多いと思いますが、個人事業主としての「確定申告書」の提出です。
出入金の度に帳簿に記載をしていますので、12月末の締めとともに計算は出来ており、あとは提出書類に書き写すだけです。
生命保険の控除の計算式が、今年は新・旧の区分けがあるのを知りませんでしたが、計算自体は難しくありませんでした。
取りあえず税務署に提出を済ませましたので、これでひと安心です。
経験的にコストパフォーマンスの高い<ハチ食品>ですが、今回は【たっぷりなすミート245】(105円)です。
「245」は、二人前というグラム数ですが、一人前としてたっぷりなソースで美味しくいただきました。
写真でも分かりますように、大きな「なす」がゴロゴロと入っており、<玉ねぎ・人参>の野菜類もあり、トマトソースの味わいに深みを与えています。
価格的なこともあり、<ミート>という割には挽き肉の食感が少ない感じですが、ソースの味で十分にカバー出来ています。
平均的なソース一人前は「140グラム」ですが、「245グラム」は多いなと感じさせることなく、最後まで美味しく食べれる味わいでした。
路傍に咲く、野生の「オキザリス」を写そうとデジカメを構えておりましたら、偶然にも【セイヨウミツバチ】の働き蜂が、花にとまりました。
10度を超す、2月にしては暖かい日が続いているとはいえ、この時期に【ミツバチ】を見かけるとは思いませんでした。
ハチ目(膜翅目)ミツバチ科ミツバチ属の昆虫で、世界に9種が知られ、特に「セイヨウミツバチ」は24の亜種が知られています。
働き者で「蜂蜜」をはじめ、「蜜蝋」・「プロポリス」・「ローヤルゼリー」等、人間もお世話になっている昆虫で、農作物の授粉にも欠かせません。
「蜂蜜」は、自然界の食物において腐ることのない物質で、3000年ほど前の「蜂蜜」が発見されて話題になりました。
まだお昼前の時間帯ですが、後脚の脛節にある<花粉かご>に、すでにたくさんの「花粉」を蓄えているようで、働き者だと感心してしまいます。
「葉」の形が、アーモンドの実にそっくりな【アーモンドネックレス】です。
キク科セネキオ(セネシオ)属の植物で、属としては世界中に2000種以上ある大きな属ですが、多肉植物としては80種ほどが属しており、アフリカ・ナミビアが原産地です。
プリッとした肉月の良い「葉」がかわいいのか別名「京童子」、またやや反り加減の形から「大弦月城(ダイマユヅキジョウ)」と呼ばれています。
「葉」には縦に縞模様があり、花茎を伸ばして先端にかわいらしい白い花を固めて咲かせますが、雄しべ・雌しべ共に面白い形状をしています。
セネキオ(セネシオ)属には、同じように枝を垂らしながら「丸い葉」を付ける 「グリーンネックレス」 がありますが、どちらも観葉植物として人気者です。
夕方から打ち合わせがあり、遅がけに立ち呑み「福寿」に顔出し呑んでおりましたら、パチンコ帰りの <たっちゃん>と遭遇いたしました。
久しぶりにお好み焼きが好物の<たっちゃん>と、【貴八】さんで一杯です。
相変わらず<たっちゃん>は「チャンポンモダン焼き」と酎ハイでしたが、わたしはメニューにはない特別仕立てとして、「豚玉に半熟目玉焼きをのせてね」と注文です。
辛口のソースをたっぷりとかけ、半熟玉子と混ぜ合わせますと、なかなかいい味わいです。
物足りなさは、この時期に外せない「牡蠣」を入れたお好み焼きを、仲良く分け分けです。
年上の<たっちゃん>ですが、気を使うこともない古くからの飲み仲間として、とりとめのない馬鹿話で楽しい時間を過ごしてきました。
新開地駅にて、姫路行直通特急の電車に<ヘッドマーク>が付いていました。
姫路播磨国総社・射楯兵主(いたてひょうず)神社で取り行われる【三ツ山大祭】の宣伝用です。
祭りは藤原純友の乱の鎮静を願い、939(天慶2)年に執り行われた「天神地祇祭」を起源とし、当初の祭事は不定期でしたが、1533(天文2)年より、20年ごとに行われる「臨時祭:三ツ山祭」と、60年ごとに行われる「丁(てい)卯(ぼう)祭:一ツ山祭」の2種類があります。
今年の秋には、伊勢神宮でも20年に一度の「第62回神宮式年遷宮」が行われます。
20年という期間は、日本古来の心と技を次世代に受け継いでゆくのに、ちょうどいい年数なのかもしれません。
現地調査でJR兵庫駅の近くまで出向きましたので、今日のお昼ご飯は迷わずに【灯】さんです。
日替り定食(500円)の看板に書かれていたのは、「牛のオイスターソース・マヨネーズ炒め」と長い名称で、皆さん「ぎゅうの・・・」のひと言で女将さんに注文されていました。
茄子と玉ねぎが入った焼肉風の仕上がりで、ご飯のおかずとしてとても良く合いました。
小鉢物は、<白菜と竹輪の煮物>でしたが、「イカ」の味がよく出ている出汁でこれまたいい味わいでした。
付け合わせも、パスタの「コンキリエ」が使われたサラダで、炒め物の口直しにいい塩梅でした。
本日もワンコインの定食、美味しくいただいてきました。
一般的に<ドラセナ>といえば、幅広い緑色の葉に黄緑の縦斑が入る「幸福の木」として有名な「ドラセナマッサンゲアナ」を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。
リュウゼツラン科ドラセナ属の原種および分布は、アフリカの亜熱帯地域を中心に50種類以上あり、「葉」の美しさで観葉植物として高い人気です。
非常に生命力に富む樹木で、カナリア諸島では樹齢1000年を超える樹木が発見されています。
写真の【コーディラインレッド】、一見ユリ科の「ハラン」の葉に似た感じですが、「葉」の縁に見事な赤紅色の覆輪が入り、とても存在感のある「葉姿」を見せてくれています。
同じドラセナ属の仲間で、葉の幅が狭くて長い 「ユルディリネ・インデイビザ・レッドスター」 も、赤銅色の色合いが美しいですが、寒い時期のこの色は見ているだけで元気が出てきます。
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