前々回は猪豚肉を使用した 「猪豚カレー」 をいただき、肉の柔らかさに驚きました。
今回は、鹿児島県大熊半島の南州農場グループの農場で、さつま芋を餌としてゆっくりと育てられた黒豚を使用した【黒豚カレー】(346円)です。
<肉質は柔らかく、さっぱりとした食感>と書かれていますが、「猪豚肉」の柔らかさを知っているだけに、とても柔らかいという評価は出来ませんでした。
<リンゴピューレ・チャツネ・生クリーム>等の仕様で、カレールーは小麦粉をベースにトマトペーストを加えた欧風ソースの味わいです。
辛さは物足りませんが、豚肉の風味感は出ています。
価格とカレーの出来ばえからすると、これという特筆すべき個所はありませんが、悪くもないという評価です。
えんじ色と表現しましたが、実物はもっと黒に近い感じで、まさに品種名の【ショコラ(=チョコレート)】に近いイメージです。
同じような色合いの花弁として、 「チョコレートコスモス」 や 「ダリア:黒蝶」 がありますが、どれも実物の発色に比べて明るく映り、うまくイメージが伝わらないのが残念です。
<スイートピー>は、マメ科レンリンウ(ラティルス)属の植物で、地中海のシシリー島が原産地です。
和名では、「ジャコウエンドウ(麝香蜿豆)」や「カオリエンドウ(香蜿豆)」と呼ばれています。
17世紀にシシリー島で発見された野生種(原種)は、青色と赤紫の花弁でしたがイギリスに渡り、その後ヨーロッパで多くの園芸品種が育成され、1000種を超す園芸品種ができています。
<松田聖子>の唄う【赤いスイートピー】(作詞:松本隆)は、1982年1月に発売されましたが、この当時には「赤いスイートピー」は存在していません。
花言葉は「門出」ということもあり、これからの卒業式に多く見かける花だと思います。
1月31日(木)から始まります「さんちか古書大即売会」のポスターは、懐かしい神戸市内の景色が使用されていますが、「もふもふ堂」さんの作成画のようです。
描かれたこの場所は、神戸っ子ならすぐに分かりますが、中央区下山手5丁目の交差点から、神戸港を見下ろした構図になっています。
左側上の神戸ポートタワーの手前には、松任谷由美の 『タワー・サイド・メモリー』 で有名になりました「神戸タワーサイドホテル」が描かれています。1970(昭和45)年4月に開業して2008年12月に閉鎖、今は「神戸ポートタワーホテル」として営業を再会しています。
右上には、青い看板の「インテルナきたむら」が見えますが、倒産して今はありません。
真ん中あたりに見える石垣は、「花隈城址跡」です。
第一銀行と合併して1971年10月に「第一勧業銀行」となりますが、まだ「日本勧業銀行」の赤い看板です。いまこの場所には、高層マンションが建っています。
市電も、1971年3月13日に全線廃止されました。車体には、1965(昭和40)年11月23日に開業した「神戸デパート」の看板が付けられていますが、阪神・淡路大震災で全壊となり解体されてしまいました。
時代考証をすれば、1970(昭和45)年4月から1971(昭和46)年3月の間に描かれた一枚のスケッチのようで、懐かしい神戸の歴史が垣間見れて楽しめました。
【糀屋】の本店は、三宮のセンタープラザ西館地下1階にあり、2001(平成13)年10月に開店しています。
カウンター席が8席程度の小さなお店ですが、「すじ玉丼」は各種雑誌やグルメ番組に取り上げられ、2011(平成23)年7月6日にプロメナ神戸地下1階のフードコートに支店ができました。
本店と違い食券を買い求め、お盆を用意してのセルフサービスで並ばなければならず、価格が本店と同じ(600円)ですので素通りしておりましたが、新しいメニューとして「玉子丼」(にゅう麺味噌汁付き:380円)が出ていましたので、食べてみました。
出汁と玉子だけで、玉ねぎやシイタケなどの具材は何も入っていませんが、トロトロの玉子の溶じ具合で、出汁も多く美味しくいただけました。
「にゅう麺の味噌汁」、本来なら別売りで(50円)ですから、お得感があります。
<ネギとお新香>はセルフですので、自分の好みで盛ることができ、軽く食べるにはちょうどいい感じでした。
熊五郎の 「みそ味:札幌ラーメン」 は、かなりコクのあるみそ味の旨さを期待して、オリジナルのスープのままでいただきましたが、スープの味わいは感心できませんでした。
今回も「みそラーメン」ですが、玉ねぎと人参を用意して味けなさの防御態勢で臨みました。
まずは、玉ねぎとネギを別の小鍋で湯がき、湯がいたお湯で丼鉢を温めておきました。
麺は藤原製麺所独特の細麺でありながら、コシのある麺ですので、3分ないし4分たたないとほぐれません。
茹であがった麺に野菜類をとスープを入れ、お湯を注ぎました。
熊五郎の「札幌ラーメン」より、野菜の旨みもあるかもしれませんが、断然こちらの「本場北海道味噌」のスープの方がわたし好みでした。
麺自体は同じですので、やはりスープのもとになる「味噌味」の違いが出ているようです。
まろやかなスープ味ですので、もう少し唐辛子の効いた味わいであれば文句のつけようがないところです。
ラン科エピデンドラム属の多年草で、中南米に広く分布しており、一般的な【エピデンドラム】は、橙色が主流ですが、品種改良で赤桃色・黄色・白色などが流通しています。
日本で流通している多くは、「リードステムエピデンドラム」という種の交雑種です。
野生種は、花茎を1~数メートルにも伸ばし、その先端部に半球形の5弁の小輪花を咲かせますが、現在では、花茎を短く改良した品種が出回っています。
名称は、ギリシャ語の「エピ(=上に)」と「デンドラム(=樹上)」の合成語ですが、ラン科の花に多く見受けられるように、この種も本来は<着生種>であることが分かります。
あまり飲食店では見かけませんが、もう閉店してしまいました 「うずしお」 さんの「魚フライ定食」は「まぐろのフライ」で、大好きでよく食べておりました。
今宵は「まぐろミンチカツ」(250円)が、限定メニューとしてありましたので、早速いただきました。
ミンチ肉自体に<塩コショウ>の味付けがされていますので、ソースをかけなくても十分に美味しくいただけました。
おそらく刺身としては鮮度が落ちた<まぐろ>を、うまく使いこなすための調理方法だと思いますが、無駄なく使用する職人としてのアイデアに感心しながら、いただいておりました。
久々の連休だった<ペコちゃん>から、今宵も会社で分配されたお菓子のおすそ分けを、立ち呑み「福寿」のオネイサンたちと一緒に、いただきました。
クリーム入りということで敬遠したのですが、お茶屋さんの抹茶入りだということで、恐る恐る食べてみました。
長さ6センチばかり、直径1センチ強のくるりと薄焼きした生地の円筒状の中に、ウグイス色した抹茶クリームが詰め込まれています。
抹茶味は好きな味ですので、クリームの甘さは残りますが、割と違和感なくいただけました。
「辻利」は、1860(萬延元年)、山城国宇治村(現宇治市)において茶の加工と販売を始めた老舗のお茶屋さんで、現在では祇園に移り「祇園辻利」として営業されています。
お茶の販売だけではなく、和風喫茶「茶寮都路里」部門を持ち、抹茶やほうじ茶などの日本茶を使用したパッフェやアイスクリームを販売しており、女性客に人気があると聞きました。
本日の「日替わり定食」(500円)は、「カツ丼」か「塩サバ」でしたので、「塩サバ定食」にしました。
お昼時には、近所の方々で一度に混みますので、一段落して落ち着いた頃に顔出しです。
値段からしまして「鯖」も、三枚に下ろした半身の半分でもおかしくないのですが、その半身のままが大きくお皿に盛られています。
付け合せの小鉢ものとしては、<コロッケ>と、小さな<湯豆腐>でした。
大根おろしもたっぷりとあり、いつもながら満足感いっぱいのお昼ご飯になりました。
行動範囲からは少し遠出になりますが、足を運ぶ値打ちは十分にある【灯】さんです。
「ロウバイ(蝋梅)」の基本種は、花の中心が暗紫色でその周辺が黄色です。
中国原産の落葉高木で、江戸時代に渡来しており、別名「唐梅」と呼ばれています。
ロウバイ科ロウバイ属に分類され、【ソシンロウバイ(素心蝋梅)】は「ロウバイ」の園芸品種として育成されました。
「ロウバイ」は、花弁が「蝋梅」の漢名通り半透明でロウのような質感があり、かつ臘月(ろうげつ=旧暦12月)に咲きだすことに由来しています。
【ソシンロウバイ】は、<花弁>と<蕚>との区別が不明瞭で、つぼみを覆っている<蕚>は褐色で、開花時期に内側のモノが伸びて大きくなり、伸びた部分は花弁と同じ黄色をしています。
花はなんともいえぬ高貴な香りが漂うのですが、ブログル仲間の<ふくねこ>さんのおうちにある 「蝋梅」 は、もういい匂い醸し出しているのかなと、少しばかり気がかりです。
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